Top      浮世絵文献資料館 画賛編
 
   画賛編【た】大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔画賛編〕大田南畝関係
  【大黒】(だいこく) ◯は欠字、◎は表示不能文字
詞書・漢詩・狂歌出典巻・頁年月日
「大黒賛
 甲子祈り奉る大黒天 家々槌を以て庭前を掃ふ
 主人謾んに神酒(ヲミキ)を沽(カ)ふこと莫れ 延命嚢中自(オノズカ)ら銭有り」
壇那山人
藝舎集
①466天明4年刊
1784/03/
「大黒のゑに 鬼は外福はうち出の小槌にて数の宝をまかきやらの神」あやめ草②66文化7年
1810/03/
「大黒の画に賛せよと人のいふにまかせて 福分にあきたりぬれば大黒のおかほをみるも今はうるさき」あやめ草②79文化7年
1810/07/
「うしろむきの大黒をゑがきて 世中にうしろをみせてわがやどにむかひてゑめる大黒のかほ」七々集②267文化12年
1815/10/
「大黒ゑびす二俵の米をさしあげたるかたかきたるに 大黒のふめる俵を曲もちに布袋も腕をまくるなるべし」七々集②272文化12年
1815/10/
「大黒 殷紂のほろびたる日の甲子の子の月いはふ周の代の春」紅梅集②331文化15年
1818/03/