Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ ぎんこう あだち 安達 吟光浮世絵師名一覧
〔生没年未詳〕
 ☆ 明治九年(1876)    ◯『【明治前期】戯作本書目』(日本書誌学大系10・山口武美著)   ◇戯作小説(明治九年刊)    安達吟光画    『春雨文庫』八編十六冊 年一・吟光画 松村春輔編(三編より和田定節編)文永堂版(明治十四年完結)    ☆ 明治前期  ◯「【当時一品】名誉博覧会」明治前期刊(『美術番付集成』瀬木慎一著・異文出版・平成12年刊)   〝洋医ノナマモノ知リ ごようたづならなんなりと    画 松雪斎吟光 ・桃川燕八・柳亭左龍・鶴沢松花・松尾猿之助〟    〈この番付の刊年は明治七年と推定される。根拠は下掲本HP「浮世絵事典」の「浮世絵師番付」参照のこと〉     浮世絵師番付「☆明治前期」参照  ☆ 明治十年(1877)    ◯『【明治前期】戯作本書目』(日本書誌学大系10・山口武美著)   ◇歴史戦記(明治十年刊)    銀光画『西南太平記』十五号三十冊 真匠銀光画 沼尻絓一郎著 万笈閣版    ☆ 明治十三年(1880)    ◯『【明治前期】戯作本書目』(日本書誌学大系10・山口武美著)   ◇戯作小説(明治十三年刊)    安達吟光画『春風日記』六編十二冊 松斎吟光画 桜雨園主人著 二書房合(明治十五年完結)    ◯「近代書誌・近代画像データベース」(明治十三年刊・国文学研究資料館)    安達吟光画『春雨文庫』五編 安達吟光 和田定節 大島屋    ☆ 明治十四年(1881)    ◯「合巻年表」(〔東大〕は『【東京大学/所蔵】草雙紙目録』)   ◇合巻(明治十四年刊)※角書は省略    安達吟光画    『聞多風流西洋床』初編(画)松斎吟光(著)桜雨園主人 辻岡屋文助板〔東大〕                  (備考「序年記にしたがって明治十四年に立項しておく」)             二編(画)松斎吟光(著)桜雨園主人 辻岡屋文助板〔東大〕                  御届明治十四年四月九日    『薄月夜花廼唇』初編(画)松斎吟光(著)松村桜雨 佐脇金次郎板〔東大〕                 明治十四年六月廿七日御届    ◯『【明治前期】戯作本書目』(日本書誌学大系10・山口武美著)   ◇戯作小説(明治十四年刊)    安達吟光画    『聞多風流西洋床』二編六冊 吟光画 桜雨園主人綴 金松堂    『朧月夜花の唇』 二編六冊 吟光画 松村桜雨著  金園堂   ◇開化滑稽風刺(明治十四年刊)    安達吟光画    『三府膝栗毛』三編九冊 吟光画 松村桜雨作 鳥鮮堂           初編表紙「松雪斎吟光画」二・三編表紙「松斎吟光画」   ◇伝記(明治十四年刊)    安達吟光画    『明治英名百人一首』一冊 吟光画 安井乙熊編 錦松堂   ◇演劇(明治十四年刊)    安達吟光画    『兒雷也豪傑物語』上下二冊 吟光画 神山清七編 神山清七(正本写)  ◯「近代書誌・近代画像データベース」(明治十四年刊・国文学研究資料館)    安達吟光画    『春雨文庫』口絵・挿絵 松斎吟光 和田定節 大島屋(明治14年?)  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治十四年刊)    安達吟光画    『山水花鳥早引漫画』葛飾為斎遺稿 安達吟光編画 文永堂     3編刊記「明治十三年十一月届 編輯人  京橋区南鍋町一丁目七番地 安達平七」     4編刊記「明治十四年二月届 画工編輯人 京橋区南鍋町十七番地 安達平七」    〈安達平七が本名。1-2編未見。漆山又四郎の「絵本年表」は初編慶応3年刊,2-4編明治14年刊とする〉    『明治英名百人首』  口絵・挿絵 松斎吟光 安井乙熊  錦松堂(4月)〈『変態百人一首』第25冊〉    『赤穂義士烈婦銘々伝』挿絵 吟光補図 弄月亭有人 文永堂(8月)〈『変態百人一首』第65冊〉    『春風日記』     口絵・挿絵 松斎吟光 桜雨園主人 武田伝右衛門他(2-3編 8月)   ◇合巻(明治十四年刊)    『昇平鼓腹三府膝栗毛』口絵・挿絵・表紙 松斎吟光 松村桜雨 島鮮堂(1-3編 6月)    『児雷也』      口絵・挿絵・表紙 吟光   神山清七編集・出版(上下 9月)  ☆ 明治十五年(1882)    ◯「合巻年表」(〔東大〕は『【東京大学/所蔵】草雙紙目録』)   ◇合巻(明治十五年刊)※角書は省略    安達吟光画    『時代加賀見』四十五編(画)国あき 表紙 吟光(著)種清 若狭屋与市板〔東大〕                  御届明治十四年十二月廿日    『時代加賀見』四十六編(画)松斎吟光(著)柳水亭種清 若狭屋与市板〔東大〕                  御届明治十五年一月廿日           四十七編(画)松斎吟光(著)柳水亭種清 若狭屋与市板〔東大〕                  御届明治十五年一月二十日    ◯『【明治前期】戯作本書目』(日本書誌学大系10・山口武美著)   ◇戯作小説(明治十五年刊)    安達吟光画    『忠誠義士銘々伝』二編十冊 吟光画 高畠藍泉著 文永堂    『日本水滸伝』  上巻一冊 吟光画 春風居士著 兎屋誠    『後八犬伝』   一巻一冊 吟光画 三木愛花著 兎屋誠   ◇翻訳・翻案(明治十五年刊)    安達吟光画    『通俗後西遊記』三冊 吟光画 春風居士編 兎屋誠    『金瓶梅』   六冊 吟光画 春風居士編 兎屋誠  ◯「近代書誌・近代画像データベース」(明治十五年刊・国文学研究資料館)    安達吟光画    『春雨文庫』  松斎吟光 和田定節 大島屋(6-7編 1・10月)    『通俗水滸後伝』松斎吟光 松村操  兎屋誠(巻2-5 10-11月)    『通俗三国志』 松斎吟光 春風居士 兎屋誠(初編 11月)    『日本水滸伝』 松斎吟光 松村操  兎屋誠(初編 12月)  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治十五年刊)    安達吟光画    『春風日記』 口絵・挿絵 松斎吟光    桜雨園主人 武田伝右衛門他(4-6編 2月)    『赤穂節義録』口絵・挿絵・表紙 松斎吟光 柳亭種彦  武田伝右衛門(初編5巻 5月)     〈この種彦は三代目で高畠藍泉。二編は明治17年刊〉  ☆ 明治十六年(1883)    ◯「合巻年表」(〔東大〕は『【東京大学/所蔵】草雙紙目録』)   ◇合巻(明治十六年刊)※角書は省略    安達吟光画『時代加賀見』四十八編(画)松斎吟光(著)柳水亭種清 若狭屋与市板〔東大〕          刊記「明治十六新こく」    ◯『【明治前期】戯作本書目』(日本書誌学大系10・山口武美著)   ◇戯作小説(明治十六年刊)    安達吟光画    『昔語千代田の刃傷』前後二冊 吟光画 松亭鶴仙編 松江堂(合巻)    『駿甲侠客浜の松風』  一冊 吟光画 梅亭金鵞編 鶴声社(合巻)    『四十八手喧嘩鳶口』  一冊 吟光画 梅亭金香編 鶴声社(合巻)    『浅尾岩切真実競』前後二冊 吟光画 松亭鶴編  鶴声社     『昼夜帯加茂川染』  一冊 吟光画 柳亭種彦作 松江堂(合巻)    『贋衣東侠客』    一冊 吟光画 梅亭金鵞編 鶴声社(合巻)    ◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)   ◇往来物(明治十六年刊)    安達吟光画『明治二十四孝絵抄』一冊 松斎吟光画 穂積舟丹作〔目録DB〕    ◯「近代書誌・近代画像データベース」(明治十六年刊・国文学研究資料館)    安達吟光画    『通俗続三国志』 挿絵 松斎吟光 春風居士 兎屋誠(1月)    『昼夜帯加茂川染』口絵・挿絵 吟光 柳亭種彦 松江堂(9月)    『殺生石後日怪談』挿絵 松斎吟光 曲亭馬琴 兎屋誠(11月)    ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治年十六刊)    安達吟光画    『明治二十四孝絵抄』 口絵・挿絵 松斎吟光 穂積小舟 翰林堂(1月)    『京伝翁叢書』    挿絵 松斎吟光 山東京伝 乾坤堂(1編1-8 2-8月)    『昔語千代田刃傷』  口絵・挿絵・表紙 吟光 松亭鶴仙 松江堂(前後編 6月)    『四十八手喧嘩廼鳶口』口絵・挿絵 吟光 梅亭金香 鶴声社(7月)    『昼夜帯加茂川染』  口絵・挿絵・表紙 吟光 柳亭種彦 松江堂(9月)    『続道中膝栗毛』   口絵・挿絵 吟光 十返舎一九 鶴声社(9月)②〈画工を替えて出版〉     『明治烈婦伝』    口絵・挿話 松斎吟光  柳亭種彦 文永堂(続編 11月)    『昔語古物会』    口絵のみ  吟光 松村春風 兎屋誠(11月)    『絵本源平盛衰記』  口絵・挿絵 月耕、国松、吟光 秋里籬島 鶴声社(12月)     『実説双紙』シリーズ 鶴声社(明治16年12月刊)     『於俊伝兵衛物語』 挿絵・表紙 吟光 梅亭金香     『国定忠治物語』  挿絵・表紙 吟光 梅亭化作     『於紺貢物語』   挿絵・表紙 吟光 竹亭緑水     『四ツ谷怪談』   挿絵・表紙 吟光 松亭鶴仙  ◯『明治画家略伝』渡辺祥霞編 美術新報鴻盟社 明治十六年十一月版権免許   (国立国会図書館デジタルコレクション)   〝現今略伝 第六区 雑派ノ類    安達吟光(流派空欄)人物 京橋区南鍋町一丁目七番地         名ハ平七 松斎ト号ス〟  ☆ 明治十七年(1884)    ◯『【明治前期】戯作本書目』(日本書誌学大系10・山口武美著)   ◇戯作小説(明治十七年刊)    安達吟光画    『備後土産稲生夜話』一冊 吟光画 梅亭化作編 旭昇堂(合巻)    『高田屋嘉兵衛伝』 一冊 吟光画 小亭主人編 吾妻屋書店  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治十七年刊)    安達吟光    『浅草軍記』    挿絵 月耕・表紙 吟光 梅亭化作 鶴声社(1月)    『絵本保元平治物語』口絵 松斎吟光・挿絵 月耕 秋里籬島 鶴声社(2月)    『人間一生安楽の種』口絵 吟光 松村操  開成堂他(3月)    『芸妓のいのちげ』 表紙のみ  吟光   村形吉作 永昌堂(5月)    『通俗鎌倉治乱記』 口絵・挿絵 松斎吟光 松亭金水 旭昇堂(7月)    『源平盛衰記図画』 挿絵 月耕 国松 吟光 内藤加我 金桜堂・鶴声社(7月)     『倭魂故郷の錦』  口絵・挿絵 松斎吟光  梅亭化作 鈴木常助他(8月)    『赤穂節義録』   口絵・挿絵・表紙 松斎吟光 柳亭種彦 武田伝右衛門(2編5巻 5月)〈初編は明治15年〉    『本朝侠客伝』   口絵・挿絵 松斎吟光 酔多道士 旭昇堂(10月)    『斐陀匠物語』   口絵 月耕、吟光・挿絵 月耕、葛飾正久 石川雅望 誾花堂(12月)    「実説双紙」シリーズ 鶴声社(明治17年刊)    『河中島軍記』 挿絵・表紙 吟光 梅亭金香(1月)    『曽我物語』  挿絵 月耕・表紙 吟光 梅亭金香(1月)    『天草軍記』  挿絵 月耕・表紙 吟光 梅亭化作(1月)    『小紫権八物語』挿絵・表紙 吟光 梅亭金香(2月)  ◯「近代書誌・近代画像データベース」(明治十七年刊・国文学研究資料館)    安達吟光画    『通俗水滸後伝』 挿絵 松斎吟光 松村操 兎屋誠(巻7 1月)    『高田屋嘉兵衛伝』口絵・挿絵 松亭吟光 山下蹉一郎 吾妻屋書店(3月)  ☆ 明治十八年(1885)  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治十八年刊)    安達吟光画    『釜ケ淵由来』   口絵・挿絵 松斎吟光  南柯亭夢覚 旭昇堂(2月)    『通俗水滸後伝』  挿絵 松斎吟光 松村操 兎屋誠(巻8 3月)    『徳川天下外記実伝』口絵・挿絵 吟光・表紙 葛飾 松亭鶴仙 嵯峨野増太郎(7月)    『嘉永水滸伝国定忠治実記』口絵・挿絵 松斎吟光 編者不詳 金泉堂(11月)    『妹と背かがみ』  口絵・挿絵 松斎吟光  春の舎おぼろ  会心書屋(1-13号 12-翌9月)     〈2号から明治19年刊〉    『大岡名誉政談』  口絵・挿絵 松本(ママ)吟光 編者不詳 鶴声社(12月序)   ◯「近代書誌・近代画像データベース」(明治十八年刊・国文学研究資料館)    安達吟光画    『通俗水滸後伝』 挿絵 松斎吟光 松村操 兎屋誠(巻8 3月)    『大全女用文姫鏡』口絵・挿絵 松斎吟光 田島象二 畏三堂(12月)  ◯『東京流行細見記』登亭逸心撰・清水市太郎編・明治十八年七月刊   (国立国会図書館デジタルコレクション)
    「東京流行細見記」「浮世屋画工郎」(当時の諸職芸能人や専門店を吉原細見に擬えて序列化した戯作)     〝(暖簾の文字)「錦」浮世屋絵四郎   (上段 合印「入山型に△」)〝日の出 新流行 大上々吉 大々叶〟〈細見全体での序列は十位〉    〈上段は名称のみ〉     芳年 永濯 芳幾 国周 清満 広重 月耕 芳宗   (中段 合印「入山型」)〝日々流行 上々吉 大繁昌〟〈細見全体での序列は十三位〉     いねの  年 恒 〈稲野〉     うた川  国 政 〈歌川〉     やうしう 周 延 〈楊洲〉          年 方 〈(水野)〉     かつ川  春 亭 〈勝川〉     あだち  吟 香(ママ)〈安達〉     こばやし 清 親 〈小林〉     うた川  豊 宣 〈歌川〉     うた川  国 峯 〈歌川〉     やうしう 周 重 〈守川〉     うた川  国 梅 〈歌川〉    〈以下下段は名称のみ。禿・芸者・遣り手は省略〉   (下段 合印「入山型」)〝日々流行 上々吉 大繁昌〟〈細見全体での序列は十三位〉     広近 年景 芳藤 年参    〈全体は本HP「浮世絵用語」【う】の「浮世絵師番付」参照のこと〉  ◯『東京高名鑑』加藤新編 滝沢次郎吉出版 明治十八年十一月刊   (国立国会図書館デジタルコレクション)   〝生田芳春 早川松山 橋本周延 長谷川雪光 長谷川周春 蜂須賀国明 梅素薫  豊原国周    大村一蜻 大竹国房 恩田幹延 尾形月耕  落合芳幾  渡辺省亭  河鍋暁斎 金木年景    竹内国政 月岡芳年 永島孟斎 村井房種  歌川芳藤  歌川国松  歌川国久 野坂年晴    松本楓湖 松本豊宣 松本芳延 小林清親  小林永濯  安藤広近  安藤広重 安達吟光    新井年雪 荒川国周 柴田是真 鳥居清満  守川国重  鈴木華邨〟  ☆ 明治十九年(1886)  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治十九年刊)    安達吟光画    『大岡政談後藤半四郎之伝・大岡政談鈴川源十郎之伝』口絵・挿絵 松斎吟光 編者不詳 正札屋他(1月)    『天一坊実記』   口絵・挿絵 松斎吟光 編者不詳  鶴声社(3月)(角書「大岡政談」)    『松田阿花之伝』  口絵・挿絵 吟光   編者不詳  正札屋(4月)    『女将門七人化粧』 口絵・挿絵 国直・表紙 吟光 一竿斎宝洲 鶴鳴堂(上下 6月)    『通俗宋元軍談』  口絵・挿絵 吟光   編者不詳  兎屋誠(6月)    『絵本平泉実記』  口絵・挿絵 吟光   編者不詳  金盛堂(6月)    『佐倉義民伝』   口絵・挿絵 吟光   編者不詳  鶴声社(7月)    『倭魂故郷廼錦』  口絵・挿絵 吟光   梅亭化作  鈴木常助他(8月)    『絵入国定忠治実記』口絵・挿絵 松斎吟光 編者不詳  金泉堂(9月)    『鎌倉三代記』   口絵・挿絵 松斎吟光 松亭金水他 角張栄三郎(12月)     (「明治十七年三月四日版権免許」)  ◯「近代書誌・近代画像データベース」(明治十九年刊・国文学研究資料館)    安達吟光画    『大岡名誉政談』口絵 松斎吟光・挿絵 月耕 編者不詳 鶴声社(1月)      〈国立国会図書館デジタルコレクションに明治20年1月版(巻1-7)あり〉  ☆ 明治二十年(1887)    ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治二十年刊)    安達吟光画    『浮世人情守銭奴之肚』挿絵 吟光     嵯峨の屋お室 大倉孫兵衛(1月)    『通俗絵本鹿児島軍記』口絵 歌川宣秀・挿絵 銀光・表紙 未詳 秋元房次郎 広知社(2月)    『国定忠治実記』   口絵・挿絵 松斎吟光 鈴木金次郎 金泉堂(3月)    『松井両雄美談』   口絵 吟光・挿絵 芳幾 編者不詳 金泉堂(3月)    『淑女亀鑑交際之女王』挿絵 松斎吟光     春廼舎朧 金桜堂(5月)    『絵本大岡名誉政談』「小西屋の伝・雲切仁左衛門の伝」編者不詳 鶴声社(6月)               口絵・挿絵 松斎吟光    『義経奥州軍記』   口絵・挿絵 吟光   覚張栄三郎 上田屋(8月)    『寓意小説室之梅』  口絵・挿絵 吟光   殿木三郎  鈴木金次郎(9月)    『絵本通俗英国史』  口絵・挿絵 吟光   岩本五一  東京屋(11月)銅版    『奇遇の幻燈』    挿絵 吟光      香夢楼主人 金泉堂(11月)    ◯「近代書誌・近代画像データベース」(明治年二十刊・国文学研究資料館)    安達吟光画    『文学の花』1号 菊池元起 挿絵 吟光 拓園社(12月)  ☆ 明治二十一年(1888)    ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治二十一年刊)    安達吟光画    『馬琴叢書』 口絵 吟光・挿絵 月耕 耕一 鈴木源四郎 東京屋(1月)    『伊賀之仇討』口絵 吟光・挿絵 清親    森仙吉   東京屋(2月)(「大日本復讐美談」シリーズ)    『捨小舟』  口絵・挿絵 吟光 石橋忍月  大倉保五郎他(3月)    『烈女之勲功』口絵・挿絵 吟光 蘭厓散史  文泉堂(4月)    『走馬燈』  口絵・挿絵 吟光 半渓老漁  魁真楼(12月)  ☆ 明治二十三年(1890)  ◯「読売新聞」(明治23年11月30日記事)〈原文は漢字に振り仮名付、()はその一部分〉   〝歌川派画工の専門    歌川派の画工にて板下絵のみに関係し居るもの其数数多(あまた)あれ共、目下一派の得意を出(いだ)し    て其名世に聞えたるものを挙ぐれバ、武者絵ハ芳年、似顔ハ国周、官女ハ周延、押絵ハ国政、手遊画    (おもちやゑ)ハ国利、新聞さし絵ハ年英、名所画(ゑ)ハ吟光、類似油絵ハ清親、見世物看板画ハ芳盛、    劇場(しばゐ)看板絵ハ清満、年中行事ハ勝月、団扇絵ハ玉英と限りたるが如しとなり〟    ☆ 明治二十四年(1891)    ◯「絵本年表」(〔漆山年表〕は『日本木版挿絵本年代順目録』)   ◇絵本(明治二十四年刊)    安達吟光画『美術吟光画譜』一冊 著述兼画工 安達吟光 弘文館刊〔漆山年表〕     〈国立国会図書館デジタルコレクション画像あり〉     ☆ 明治二十五年(1892)    ◯「絵本年表」(〔漆山年表〕は『日本木版挿絵本年代順目録』)   ◇絵本(明治二十五年刊)    安達吟光画『吟光漫画』一冊 安達吟光画 井ノ口松之助版〔漆山年表〕    ☆ 明治二十六年(1893)    ◯『浮世絵師便覧』p232(飯島半十郎(虚心)著・明治二十六年(1893)刊)   〝吟光(ギンクワウ)    松斎、始め松雪斎、銀光、安達氏、俗称平七、◯明治〟    ☆ 明治三十一年(1898)    ◯「絵本年表」(〔漆山年表〕は『日本木版挿絵本年代順目録』)   ◇絵本(明治三十一年刊)    安達吟光画    『花鳥画譜』一冊 安達吟光画 魚住書店版〔漆山年表〕    『草花画布』一冊 安達吟光画 魚住書店版〔漆山年表〕     〈以上、国立国会図書館デジタルコレクション画像あり〉    ☆ 昭和元年(1925)以降
 ◯『浮世絵師伝』p48(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)〟   〝吟光    【生】           【歿】    【画系】          【作画期】明治    安達氏、俗称平七、初号を松雪斎銀光といひ、明治七年秋「講談一席読切」といふ大錦五十番続の俳優    似顔絵を画きしが、其が中に「吟光」とせる画印を併用したる例あり、次で明治十年版の西南戦争絵に    は「真匠銀光」の落款を用ゐたり、後ち松斎吟光と改む。初めの居所は堀江町二丁目二番地なりしが、    後ち京橋南鍋町一丁目に移れり。彼の役者絵は国周の影響を受けしものゝ如けれども、画系上の關係は    明かならず、明治十年以後に於ける其が作品には、漸次描線の硬化を示し、且つ役者絵を廃して他の風    俗画方面に向ひたり、錦絵と共に幾多の挿画本に筆を労し、凡そ明治三十年頃まで作画を続けたりき。    一説に彼の堀江町時代には煙草屋を営みしと云へり〟    ◯「幕末明治の浮世絵師伝」『幕末明治の浮世絵師集成』p87(樋口弘著・昭和37年改訂増補版)   〝吟光(ぎんこう)    安達平七、始めは松雪斎、のちに松斎、銀光とも号した。明治十年代より三十年代にかけて美人画、風    俗画の版画を描き、また雑誌小説の挿絵を描く。師伝、流派その他が明らかでない人である〟