Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ ふそうえん 扶桑園 浮世絵師名一覧
〔山崎年信参照〕
 ☆ 明治十八年(1885)  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治十八年刊)    扶桑園年信『筑波水滸伝』口絵・挿絵 扶桑園年信 菊亭静 螢雪堂(上中下 1月)    〈前年17年の『筑波水滸伝』の再版。上巻見返しに「扶桑園年信画」とあり〉  ☆ 明治二十年(1887)  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治二十年刊)    扶桑園南斎画『通俗絵本漢楚軍談』口絵 扶桑園南斎・挿絵 芳年 編者不詳 今古堂(11月)  ☆ 明治二十三年(1890)  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治二十三年刊)    扶桑園呑海画『黒手組戸沢助六』挿絵 信一 扶桑園呑海 春錦亭柳桜 駸々堂(6月)    〈信一は藤原信一。扶桑園呑海は山崎年信の別号とされるが、没年は明治19年である。年信の遺稿に門人の信一が     手を加えて成ったものであろうか〉  ☆ 明治二十七年(1894)  ◯『新撰年中重宝記』大阪(千葉胤矩編集・出版 明治二十七年一月)   (国立国会図書館デジタルコレクション)   〝現今各派画家(21/98コマ)    大阪 鈴木雷斎  稲野年恒  武部北涯  歌川国峰  石川石陰       赤井恒茂  宮崎鎗八  三谷貞広  井上芳洲  岡本景暉       木下日峰  田口年信  長谷川貞信 歌川芦国  筒井年峰       長谷川小信 歌川国松  山口愚仙  藤原信一  前野一広       槙岡恒房  扶桑園仙斎 扶桑園春香 林基春〟    〈扶桑園・仙斎・春香は山崎年信の別号とされる。しかし山崎年信は明治19年没。そうだとするとなぜ「現今各派画家」に、     しかも二名分のスペースをとって収録されているのか分からない〉