俳句の勉強
最近俳句の勉強会に入りました。
俳句の勉強会は前回に出された俳句歳時記なるものから、季語が出され、これを一句と自分で用意する三句があり、さらに即興での作を練習するための席題という季語が先生から出され、更に一句で合計五句になります。これを無記名で投票して、順不動にして、各自に5句配り、清書し番号を付けます。この清書され投票俳句を各自の番号順にノートに記入して、自分の投票した句以外を特選一句と六句を選んで名前を明記して発表する仕組みになっています。
5月に入り、最初の句会は小生の句も一句が先生と他の人に選んで貰いましたが、最初にしては上出来であった。そこで、5月より、選んで戴いた句を載せることにします。何しろ女性の中の黒二点と言うことで、女性パワーに圧倒されどうしで、女性の句であるかのようにして出すのですが、女性は見る目が細か過ぎて、どうしても男の句なってしまう。現実は適当に遊ばれているのが現状です。
5月の句
遠雷や読経の響く六角堂
想い出と同じ処に皐月咲き
6月の句
願わくば棒で押し出す心太
7月の句
弓張の漁船を覆ふ西日かな
学校の下駄箱の上夏帽子
子を乗せて遠ざかり行く浮き輪かな
線香花火丸くなる待つわが身かな
西日背に背丈伸びたる影法師
リストラの我に垂れしか蜘蛛の糸
8月の句
生き物の炎天地獄今まさに
最近は選ばれるものも少なく、いやなことがあった。どうも、何も確認しないで、失礼なことを平気で言う人がいるらしい。しかし、小生に非があったかも、小生としては在りのまま見たままを俳句にしたつもりであるが、「子は土に白き純潔茗荷花」としたのが、女性には嫌悪観を与えたか!
小生の小学校のとき、小生の知能テストが良過ぎた為か、小生を誰もいない処に呼び、「知能テストは自分でやったのか?」と聞いて来た学校出たての女教師がいた。自分でやるしかないので、「そうだ」と答えたが、何故そんなこと聞くのがの小生の質問には何も答えなかった。それからというものは小生に対する先生の陰湿なイジメが始まった。小生は学業成績は良くないので国語の時間に小生に皆の前で国語の本を最初から読みなさいと言うのである。小生はすらすらと読み始めたが、何時まで経っても良いから止めろと言わない。その内、皆に各自読みなさい。ということで小生は立ったまま読み続けなくてはならなかった。何故このようなイジメを受けなくてはならないのか理解出来なかった。15歳と違わないこの女教師に何故こんな事をされたのか?未だ生きているなら、聞いて見たい。小生はよい女教師には巡り合うことはなかった。何一つ女教師から論理的思考など教えてもらったことはない。ついこんな事思い出してしまった。もしかすると、この女教師は知能テストが小生より出来なかったのかも知れない。今の学校でもこんな事あるのかなあ!小生は証拠成しには、こんな事は言わない。
9月の句
屋上でギター爪弾(つまび)き秋惜しむ
百年の御神木とや小鳥来る
横笛の響き渡るや山気澄み
幼き日遊びし跡はすすき野に
蓑虫の住ひ気侭に風任せ
10月の句
10月は栃木県都賀町にある花之江の郷似の吟行でした。
秋興や一輪のみの枯れ狸豆
老鴉(ろうお)柿小指ほどの人気者
11月の句
小春日和妻の欠伸につられけり
介護和歌冬葦のペン哀筆す
12月の句
猿橋や冬苔厚き芭蕉句碑
校長の机の上に枯芙蓉
アルプスが神が居ぬ間に雪化粧
これで、平成16年は終わりました。今までの句の中で先生に直して頂いた個所もありました。引き続いて平成17年も載せてみます。
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