2006年の保和苑の紫陽花

保和苑は、元禄時代水戸藩第2代藩主徳川光圀公が大悲山保和院桂岸寺の庭を愛し、その庭を保和園と名付けたのが始まりといわれています。  昭和初期地元有志により拡張整備され、池に築山を配した純日本庭園になり名前も「保和苑」となりました。現在は約5500株・10数種類のあじさいが初夏の苑内に咲き競い、あじさいまつりが開催されます。  周辺には、桂岸寺、水戸八幡宮(本殿は国指定文化財)、「大日本史」の編さんに携わった学者や水戸藩の志士の墓が並ぶ常磐共有墓地、明治維新の志士たちをまつる回天神社、さらに愛宕山古墳(国指定史跡)、万葉ゆかりの湧き水・曝井(さらしい)などがあり、水戸のロマンチックゾーンといわれています。2006年の紫陽花を堪能下さい。

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