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(有)神田川石材商工は国内唯一のタンドール専業メーカーです。

We will try to do our best.

(有)神田川石材商工は、国内唯一のタンドール専業メーカーです。

神田川とタンドール(HISTORY)

  • インド料理とタンドール

    タンドールおよびタンドール様調理器具は、インド北半分とパキスタンおよびイランから中国までシルクロード地域で使われています。南インド料理では使われません。 日本でインド料理にタンドールは不可欠と思われているには、当社2代目社長“高橋重雄“の思い込み(勘違い)があったようです。
    彼は”ほんの思いつき“で1968年、日本国内で初めて工業的手法によりタンドールを作り、インド料理店に売り込みに行きました。当時東京には、3件のインド料理店しかなかったようです。 最初に売り込みに行った“アジャンタ“様は南インド料理専門店で、タンドールは使いません。しかし「インド料理にはタンドールが不可欠なはず」と強く思い込んでいた高橋重雄は熱心にタンドールを売り込み、ついに南インド料理店にタンドールを販売することに成功!!
    以後日本では、南も北もインド料理にはナンの美味しさも相まってタンドールが定着してしまったようです。
    “インド人もびっくり!“(少し古いギャグですが)

TOPICS

  • ガスか?炭か?                                           

    「熱源はガスがよいか?炭がよいか?」と、よく尋ねられます。タンドール屋の結論から言いますと「ナンの焼きたてはどちらも美味しい」と思います。質問に対する答えとしてはなんともはや。当社は両方とも販売しておりますので。
    少し”科学的に”お答えします。直近の130台(2014年7月から2015年9月まで)の熱源別販売台数は、ガスが78台、炭が50台、 その他(電気)が2台です。ガスと炭の割合は6:4で、この傾向は10年間変わっておりません。タンドールの加熱原理は輻射熱加熱であり、炎の直火や熱対流による加熱ではありません。(多少の影響は受けますが)
    炭が熱源の場合、炭自体が赤熱(約600℃)し、その輻射熱とタンドール本体(セラミック)が加熱され、その輻射熱(遠赤外線他)で調理対象を加熱します。
    ガスが熱源の場合、燃焼高温ガス(800℃)で本体セラミックと厚い鉄板(14o)を600℃以上に加熱し、その輻射熱で調理対象を加熱します。タンドール内部の温度は280℃〜300℃、チキンを焼く場合は350℃以上になり、一般のオーブン調理と比べ輻射熱(遠赤外線)による加熱割合が大きく、短時間で加熱調理ができます。
    同じではないか?いえガスと炭では大きな違いが1つあります。ガス(都市ガス・LPG)は、燃焼ガスに多量の水蒸気を含みますが、炭の燃焼ガスには水蒸気がほとんど含まれていません。そのため焼き上がりに若干の差異を感じる場合があります。
    しかし、料理(ナン・チキン・他)の品位や品質を左右する要素は他にもたくさんあり、タンドールの熱源はその中の一つにすぎません。
    料理は”サイエンス”と”カルチャー”の融合側面があります。”サイエンス”は材質、量、温度、時間、手順のコントロールであり、”カルチャー”は文字通りその文化背景です。
    ガスはコントロールが容易で、火力調節やオン・オフ全てがバルブの開閉でコントロールできます。
    炭は朝大量に炭を投入し営業終了時まで燃焼が継続します。若干の火力調節はできますがオン・オフはできません。タンドールの生まれたシルクロード地域では、炭で料理してきました。
    ”サイエンス”をとるか”カルチャー”をとるか?やはり答えになっていない。どっちだ!
    どちらにどう決めるか?次回熱源決定の参考プロセスをお伝えします。曖昧だなー...当社はどちらも販売しておりますので。 


 


(有)神田川石材商工

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