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(有)神田川石材商工は国内唯一のタンドール専業メーカーです。

TEL. 03-3866-2498

〒101-0031 東京都千代田区東神田2丁目9−8

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(有)神田川石材商工は、国内唯一のタンドール専業メーカーです。

神田川とタンドール(HISTORY)

  • インド料理とタンドール

    タンドールおよびタンドール様調理器具は、インド北半分とパキスタンおよびイランから中国までシルクロード地域で使われています。南インド料理では使われません。 日本でインド料理にタンドールは不可欠と思われているには、当社2代目社長“高橋重雄“の思い込み(勘違い)があったようです。
    彼は”ほんの思いつき“で1968年、日本国内で初めて工業的手法によりタンドールを作り、インド料理店に売り込みに行きました。当時東京には、3件のインド料理店しかなかったようです。 最初に売り込みに行った“アジャンタ“様は南インド料理専門店で、タンドールは使いません。しかし「インド料理にはタンドールが不可欠なはず」と強く思い込んでいた高橋重雄は熱心にタンドールを売り込み、ついに南インド料理店にタンドールを販売することに成功!!
    以後日本では、南も北もインド料理にはナンの美味しさも相まってタンドールが定着してしまったようです。
    “インド人もびっくり!“(少し古いギャグですが)

 

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熱源決定のプロセスは以下の通りです。
熱源が炭のタンドールとガスのタンドールでは消防条例で規制の分類が違います。
炭の場合@独立排気系統を指示されます。A離隔距離が大きくなります。(前後左右上 1.5m)
この条件を満たすことができない場合は、”ガス”を選択せざるをえません。”炭”の条件を満たすことができて初めて”炭”か”ガス”を選択することができるのです。
文化的背景から”炭”は古くから使用されており、調理加工技術もそれなりの歴史があります。良質の炭を使って調理したものは独特の香りがあると多くの人が感じています。”ガス”はどうも当社先代社長の高橋重雄がタンドール熱源として提案し、使用を勧めたようです。(一説には世界初?とか。諸説あります!)
従ってこの説を採るなら、”ガス”の歴史はたかだか40年程度に過ぎません。しかしながら前回もお話ししたようにガスは燃焼後の排気ガスに多量の高温水蒸気を含みます。(燃焼ガスの2倍)この高温水蒸気はナンを焼く過程でナンの表面を覆い、中心部の水分を保つ役割を果たしているようです。ナンに限ってですが、”ガス”で焼いたものの方が美味しいという意見もあります。

さてあなたは”炭”にしますか?”ガス”にしますか?

え! 「それを聞いている!」 済みません。当社は両方販売しておりますので!

「熱源はガスがよいか?炭がよいか?」と、よく尋ねられます。タンドール屋の結論から言いますと「ナンの焼きたてはどちらも美味しい」と思います。質問に対する答えとしてはなんともはや。当社は両方とも販売しておりますので。
少し”科学的に”お答えします。直近の130台(2014年7月から2015年9月まで)の熱源別販売台数は、ガスが78台、炭が50台、 その他(電気)が2台です。ガスと炭の割合は6:4で、この傾向は10年間変わっておりません。タンドールの加熱原理は輻射熱加熱であり、炎の直火や熱対流による加熱ではありません。(多少の影響は受けますが)
炭が熱源の場合、炭自体が赤熱(約600℃)し、その輻射熱とタンドール本体(セラミック)が加熱され、その輻射熱(遠赤外線他)で調理対象を加熱します。
ガスが熱源の場合、燃焼高温ガスで本体セラミックと厚い鉄板(14o)を加熱し、その輻射熱で調理対象を加熱します。タンドール内部の温度は280℃〜299℃、チキンを焼く場合は高めになり、一般のオーブン調理と比べ輻射熱(遠赤外線)による加熱割合が大きく、短時間で加熱調理ができます。
同じではないか?いえガスと炭では大きな違いが1つあります。ガス(都市ガス・LPG)は、燃焼ガスに多量の水蒸気を含みますが、炭の燃焼ガスには水蒸気がほとんど含まれていません。そのため焼き上がりに若干の差異を感じる場合があります。
しかし、料理(ナン・チキン・他)の品位や品質を左右する要素は他にもたくさんあり、タンドールの熱源はその中の一つにすぎません。
料理は”サイエンス”と”カルチャー”の融合側面があります。”サイエンス”は材質、量、温度、時間、手順のコントロールであり、”カルチャー”は文字通りその文化背景です。
ガスはコントロールが容易で、火力調節やオン・オフ全てがバルブの開閉でコントロールできます。
炭は朝大量に炭を投入し営業終了時まで燃焼が継続します。若干の火力調節はできますがオン・オフはできません。タンドールの生まれたシルクロード地域では、炭で料理してきました。
”サイエンス”をとるか”カルチャー”をとるか?やはり答えになっていない。どっちだ!
どちらにどう決めるか?次回熱源決定の参考プロセスをお伝えします。曖昧だなー...当社はどちらも販売しておりますので。

初期のタンドールは地面に穴を掘り壁面を均して炭火を投入して焼き固めたもので小麦を焼いたり(ナン又はパン)、肉や野菜を調理していました。その後インド製タンドールはジュード(麻)または馬の毛を芯にクレイ(粘土)で塗り固めて整形し天日干しで固めたものを、使用開始時に炭火を投入して400℃以上の高温で焼き固め使用するようになります。現在は製造方法も標準化され、道具として洗練されたものになりつつあります。
珍しいものとして6o程度の鉄板を二重にして内側をタンドール形状の焼き面にして調理するものがアイアンタンドールとして流通しています。パキスタンやインド西部グジャラート州は世界の大型船舶の解体が盛んでその廃材?を利用して作られています。中国の南西地域でもクレイタンドール様のものがあり現在も使用されています。
以上が現在当社が確認している”本場”の本物タンドールです。
従いまして現在当社が製造販売しているものは”真っ赤な偽物”ということになります!
当社のタンドール?はセラミック素材(広義の意味ではインド製も一種のセラミックですが)で非常に硬く丈夫です。たまにクレイタンドールの何とも言えないソフトな感触を好むシェフもいます。(強くたたくと穴があいてしまいますが) 当社は”良いもの”とは高品位・高品質・低価格で使用者が満足するものと考えております。現在、品質・品位という点においては高い評価を得ておりますが、インド製に比べると価格が高いとのご指摘があります。タンドールはインド、日本いや世界でもいまだ科学的アプローチによる性能評価はなされておりません。
ではありますが、当社のタンドールは”値段が高いことを除けば世界一!” これは40年にわたる多くの(何人?曖昧だなー)インド人シェフによる評価です。異議・異論のある方は是非ご一報下さい。
「異議なし!!」 どなたかは知りませんが早速のご対応ありがとうございます!

           

タンドールは大きいサイズがお勧めです。ただし厨房の広さや予算が許す範囲で!
サイズは6サイズを常時ご用意しております。

#1 Φ800 一般的な使用条件で最も大きなサイズです。(筐体1000角〜1050角)
60席以上の大型店舗や短時間高回転の店舗にお勧めします。
#2 Φ750 大きなタンドールです。(筐体950角〜1000角)
50席〜60席以上の大型店舗や短時間高回転の店舗にお勧めします。
#5 Φ700 いわゆるミディアムサイズです。(筐体850角〜900角)
大型に比べ若干能力は落ちますが、オールマイティ。中大型店舗なんでもOK。
#6 Φ650 使い勝手の良い中小型サイズです。(筐体800角〜850角)
電気タンドールもあります。
#8 Φ580〜600 小型サイズです。(筐体730角〜750角)
電気タンドールもあります。
#9 Φ580〜600 最も小さいサイズです。(筐体630角〜650角)
全体(筐体)のサイズは小さいですが結構パワーがあります。

番号が連続していないのは何故か?
”昔”多くの”わがまま”にお応えし2p〜3p間隔のサイズでタンドールを作りました。(お客様の貴重な意見を”わがまま”と言ってすみません。)その名残です。
ちなみにΦ850という巨大なタンドールも作りました。タンドールは大きすぎると...タンドールの向こうの壁に手が届きません。残念大失敗!!
過ぎたるは なお及ばざるがごとし。 勉強になりました。当社のタンドールは多くの”失敗”から出来ているのです。

           

当社タンドールはオーダー生産です。定価設定はありません。

誤解を恐れずに申し上げます。
当社はお客様に買っていただける最高値で販売したいと考えております。
然しながらこれが”なかなか”。世の中値段が高くてもよいと言っていただけるお客様はおりません。
”金持ち”でもロールスロイスを値切ります。(値切らずにカローラにすればよいのにと我ら”貧乏人”は思います。)
お客様は”悪魔”です。
”悪魔”の要求は「コストパフォーマンス」ではなく「絶対価格」です!
”悪魔”の要求は「高品質・高品位・低価格・さらにより良いサービス」です!
性能と価格は比例しません。最高値の模索は挫折の連続です。
”勘定高く”CP(Cost Performance)を追求し、”感情的”に絶対価格安を追求する”悪魔”。
時に感情的に、時に勘定高く、是非当社のタンドールを選択して下さい!
それでこそお客様は神様です。
“勘定”も”感情”も満足していただけるよう、より良いタンドールをお届けできるよう精進します。
最後に不適切な表現があったことをお詫び申し上げます。



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