グロートが来た
広間での宴会は、和やかに進んでいったように記憶している。ドイツ人は真面目だ。教授がホテルへ戻った後に、久し振りに見た学生コンパのものすごさのほうが記憶にある。内容はここでは書かない(書けない)。
この時を切っ掛けとして、主人の私的「金沢トランペット愛好会」から発展してITSが誕生する。そして、鹿島屋大広間への名演奏家来訪、「高砂の勲章」はこれを機に様々に展開してゆくのである。
記 中西85OB
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