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2008.7.14 いつのまにやら長寿医療制度に変更された後期高齢者医療制度(^^;)
ニ、三日前でしょうか、「東京いきいき通信」なるチラシを見て、びっくり(・_・;)。
「長寿医療制度のお知らせです」の文字があったからです。

「長寿医療制度」?? あらら、いつのまにやら不人気だったあの「後期高齢者医療制度」は、「長寿医療制度」に名前が変更されていたんですね(^^;)。

でも、肝心の発行元の名前は「東京都後期高齢者医療広域連合」のまま。お役所の名前変更は、いろいろと支障が出るからなのかしら(^^;)。大慌てで、中途半端なまま、変えられるところだけの文字をとりあえず変更しました、って感じがしますねぇ(皮肉?(^^;))。

ま、それはともかく、今回のお知らせでは、名前が変わっただけではなく、もうひとつ、不評だった、保険料の支払い方法を、「年金からの引き落とし」から「口座振替」に変更できる旨の記載もありました。

どうせ支払わなければならないお金ならば、年金から引き落としても、口座から引き落としても違いはないような気もしないではないですが、多分心証が違うのかもしれませんね。

年金からの引き落としだと、強制的に「取られる」という感じもしないでもないですが、口座からの引き落としの場合は、「こちら側から納得の上で支払いを行なう」という感じもしますし。

でも、収めなくてはならない義務としての支払いが、口座引き落としだと、多分、かなりのパーセンテージで未納が出てしまうような気もします。「支払いできないから、支払わない」というやむ得ない人もいるでしょうが、うっかり忘れたり、わかっていても支払わない人も出てきそうですし(^^;)。

そんな危惧もあるからでしょうか、「口座振替」に変更することができる人にはちゃんと制限が設けられてました。ひとつは、長寿医療制度の前の2年間、きちんと国民健康保険、または国民健康保険組合の保険料(税)を滞りなく確実に納付していた本人という制限です。

もうひとつは、年金収入が180万円未満の人で、連帯納付義務者となる世帯主または配偶者の口座から振替のできる人だそうです。

ん?こちらのほうは、誰か代わりに払える人がいる場合、ということにもなりますよね。
それはちょっとずるいかも。 年金収入が180万円未満で、誰も支払いを肩代わりしてくれる人がいない人はどうなるのでしょうか?

払えない人たちの支払いをどうするか、そちらの問題のほうをまずは解決しないといけない気もします。

あ、新たな保険料の軽減策も書いてありました!
ひとつは、保険料が7割軽減(年額11,300円)に該当する人は、均等割額を8.5割軽減(年額5,400円(予定))だそうです。

もうひとつは、年金収入のみの場合、193万円から211万円までの人は、原則として、所得割額を50%軽減してくれるそうです。

とは言っても、なんだか、よくわからないシステムですね(^^;)。
もっと、シンプルな書き方をすればいいのに(^^;)。

ともあれ、少しずつ国も国民の要求に応え始めてる気もします。
序々であれ、よりよい方向への軌道修正は大歓迎です。
急な展開よりも、こうした少しずつの努力のほうが着実なのかもしれませんね。

あ、個別の相談は、「お住まいの区市町村長寿医療担当窓口へ」って書いてありました。
ならば、東京の元締めとなる東京都後期高齢者医療広域連合も早く名前変更すればいいのにね(^^;)。

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