TOPページ おしゃべり広場 みんなの部屋 ちまたの話題 教室のお知らせ
※バインダーにはさんでおいた介護のメモ書きや、新聞記事で見つけた介護記事、また、ただ今介護に奔走してらっしゃる鬼さんなどのメールなどを紹介しています。介護するほうも、介護されるほうも笑顔で向き合えるとよいですよね(渡辺京子)。
2007.10.3 車いすの「ポルシェ」
タイトルを見て、思わず引き寄せられた日経新聞9/23の記事。
「車いす」と「ポルシェ」の組み合わせがインパクトありましたね(^^)

一度、幕張で開かれた世界の福祉展を見に行ったことがあるんですけど、車椅子のまま入れるお風呂や、赤や黄色などのカラフルな車椅子など、身体の不自由な方たちが使用する機器も様変わりしているな、という感想をもちました。

特に北欧の機器は明るく斬新なデザインが多く、これが「福祉機器」か、と思わせるようなものが多く、つい手を伸ばして触りたくなるものが多かったですね。

そのせいか逆に、実際に日本で使われている福祉機器の通り一遍のデザインや色など、日本の「福祉機器」の立ち遅れを感じてしまいました。

でも、今回のこの記事を見て、少しずつ、日本の福祉機器も欧米並みの進化をしていたことを知りました(^^)。


今回の車いすメーカーの「オーエックスエンジニアリング(千葉県)は、競技用と一般用の車いすを15年にわたって作っている会社。

競技用車いすでは、アテネまで4度のパラリンピックで67個のメダルを獲得しているんだそうです。

その競技用車いすで培った技術を一般用にも生かし、「車軸の位置やブレーキの利き、フットレストなど細かく調整し、新型車いすを開発しているそうです。

実は、二輪車のチューニングショップを経営していた会長は新型オートバイの試乗中に事故にあい、下半身不随となり、既存の車いすの不満を解消していくうちに、自社で車いすを開発するようになったといういきさつがあります。

そんな会長がめざすのは「トヨタではなく、車いすのポルシェ」。
競技用で培った技術と、会長自らが追う夢とがドッキングして、ますますたくさんの人たちに喜ばれる新型車いすが開発されていくのではないでしょうか(^^)。

素敵な記事でしたので、介護日記に取り上げてみました(^^)。

介護日記のTOPページへ