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※バインダーにはさんでおいた介護のメモ書きや、新聞記事で見つけた介護記事、また、ただ今介護に奔走してらっしゃる鬼さんなどのメールなどを紹介しています。介護するほうも、介護されるほうも笑顔で向き合えるとよいですよね(渡辺京子)。
2007.2.13 アルツハイマー病と単なる物忘れの見かけ方(^^;)
階段を勢いよく駆け上って、息をふっと吐いた時点で、「はて、何しに上ってきたんだっけ?」などと思うこと、ありませんか?(^^;)

風邪薬を飲んでいて、「あれ? 朝、飲んだかしら?」を始め、お財布やカギの置き場所を思い出せない、人の名前が思い出せない、など、「物忘れ」もたびたび起こるようになると、ひょっとして?などと、少し心配になりますよね?(^^;)

映画やテレビで、最近はアルツハイマーや認知症のテーマがよく扱われるようになりました。
昔は、認知症の人たちを家庭の中に隠すことも多かったようですが、今はオープンになったこともあり、わたしも少し前に、アルツハイマーと認知症の言葉について、ようやく本来の意味がわかるようになりました。

認知症とは、字のごとく、物事を認知できなくなる症状。
認知症は脳の萎縮によるアルツハイマー性認知症と、脳の血管が詰まるなどして、起こる認知症の二種類があるそうです。
アメリカではアルツハイマー病が9割を占め、日本では5割だとか。

また、老齢による老人性認知症は身体の衰えによるものなので、病気ではありませんが、アルツハイマー性認知症は病気です。

認知症の患者が国内におよそ200万人もいるというのも驚きですよね。

近年は、特に若年性認知症が増えていて、まだ若いからと、油断をしていると、障害が進み、取り返しがきかなくなるとか。

アルツハイマーになると、健康な人なら分解されるはずのアミロイドベータというたんぱく質がたまってしまい、神経細胞が死んでしまうのだそうです。

そこで、アルツハイマーの唯一の治療薬「アリセプト」を使用すると、神経伝達物質を増やし、病気の進行を遅らせ、初期の場合は、症状を改善することができるとか。

だから、初期の段階でアルツハイマー病を発見することが大切になるわけですよね。
でも、最初に書いた「物忘れ」程度のことは誰でも経験すること。
では、「単なる物忘れ」と「アルツハイマー症」の違いを考えて見ましょうか?

記事に、「単なる物忘れとアルツハイマー病の見分け方」が掲載されていました。
@日時がわからなくなる
A家族など、身近な人の名前が出てこない
B食事したことなどをいったん忘れると、指摘されても思い出せない
C少しずつ悪くなる


いかがですか?皆さんは大丈夫ですか?(^^)

万が一、不安になったら、「神経内科」または「物忘れ外来(こんな科があったんですね)」を受診するとの助言が書かれていました。


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