TOPページ おしゃべり広場 みんなの部屋 ちまたの話題 教室のお知らせ
※バインダーにはさんでおいた介護のメモ書きや、新聞記事で見つけた介護記事、また、ただ今介護に奔走してらっしゃる鬼さんなどのメールなどを紹介しています。介護するほうも、介護されるほうも笑顔で向き合えるとよいですよね(渡辺京子)。
2007.1.10 2006年を振り返って
お義母さんのお気に入りはマッサージ(^^)。
右半身不随のお義母さんは一日、車椅子の上で同じ姿勢を取り続ける訳ですから、肩や首が凝るのは当たり前。

特に肩の後ろの肩甲骨のくぼみがツボらしく、そこを手の甲でマッサージすると、「気持ちいい」といって、うっとりします。

やせているので、力はいりませんが、やっぱり長時間マッサージをすると、こっちの腕も痛くなるので、腕が疲れると、頭のマッサージに切り替えます(^^)。

頭は指先で髪の毛を持ち上げるようにリズムカルにパッパとするだけで力いらず、つまり、疲れないので、いくらでもできちゃうんです(^^)。

ところで、2006年の年も押し詰まったある日、ヘルパーさんから突然電話が入り、腸の調子も悪く、もどしたので、病院に検査入院する旨、連絡が入りました。

「症状は軽く、元気」ということで、すぐに退院するのかなと思っていたら、万が一、夜中に「もどす」と、気管に入る恐れもあるということで、そのまま入院することに。結局、わたしたちが秩父へ迎えに行くまでの6日間、義母は入院するハメとなりました(^^;)。

12/29、秩父へ到着し、義母を病院から自宅へ連れ帰ると、「やっぱり家が一番ね」となんとも嬉しそうな様子。こうして、2006年の年末からお正月にかけての四日間の介護が始まったのでした。

何が大変だったかなぁ、と振り返ると、休みなく続く「在宅介護」の大変さを痛感したことでしょうか(^^;)。時間通りの食事作りも、後片付けも、トイレ介護も、身体の手入れも、着替えも、全て一人でやるというのは、普段自由度の高いわたしには、かなりの負担(^^;)。

おまけに、よせばいいのに、家事や介護の合間に、秩父の家の大掃除も始めたりして、まさしくドタバタ状態(^^;)。

でも、本当に大変な作業の時には、助っ人nabeさんが活躍。全身浴や半身浴など、とても一人では太刀打ちできない作業もどうにか二人でクリアー。初めての全身浴や半身浴も、やればできるよね、という自信にもつながった気がします。

但し、今回の介護で、よいことばかりではなかったのも事実(^^;)。
イライラが募った原因は、家事+介護+大掃除というバタバタ状態のわたしに、義母が用事を言いつけることだったでしょうか(^^;)。

バタバタと料理中のわたしの背中に、義母が思いつきで、「ちょっと、これ、あっちに置いてくれる」などと、棚を指差して、指図するんです。

わたしの頭は料理のことでいっぱい。だから、「今、料理中なので」と取り合わないと、少し経ってから、また声がかかる。その繰り返し(^^;)。

多分、わたしがバタバタしていると、義母も落ち着かなくなって、片付けが始まるようなんです。nabeさんに義母を遠ざけてもらって、ようやく料理に集中したんですが、部屋の隅でポツンと年賀状をながめている義母を見ると、これまたかわいそうになって、後でマッサージしてあげよう、などと思うわたしなのでした(^^;)。

でも、とにかく、無事に四日間の介護を終え、少々の自信と、少々の満足感を持ったことは、今後の介護に役立つ?かもしれませんね(^^;)。

ところで余談を(^^;)。

実は爆発しました、秩父から戻った自宅で。

ようやく肩の荷を下ろして、何もかも放りだして、くつろぎたかったものの、子供たちとおせちを囲むというので、夕方から用意しつつ待っていたら、9時になっても音沙汰なし、ついには11時に。

切れかかった怒りをかろうじて抑えて自宅に戻ったら、彼女にお願いしていた作業がそのまま放り出されていて・・・思わず、頭の糸がプッツリと(^^;)。

ま、今回キレたのも、やっぱり疲れも大きな原因だったかもしれません。

ところで、介護はお風呂以外の作業はそれほど、難しいとは思いません。
頑張れば、誰でもできます。

ただ毎日ずっと続くとなると、これは問題です。
たったの四日間で大変さが身に沁みたんですから(^^;)(^^;)。

四日間の間に、他の人が何分の一かでも、代わってくれていたなら、かなり状況は違っていたと思います。

三日目あたりから背中の後ろが痛くなっていました。いくら義母がやせているからと言っても、持ち上げたり、引っ張ったりする作業には力が要ります。毎回同じ作業するので、同じ筋肉が痛くなるんだと思います。

上手な介護、気折らない介護、疲れない介護などなど、介護の方法にもっと工夫が必要かもしれません。そのためにも介護する側に余裕がないとダメなんでしょうね。

今後、通しで介護をする際には、上手にヘルパーさんの手助けも利用したいな、と思います。今回の介護で、午後の1回でもヘルパーさんを利用していれば、大きく状況は違っていたはず。今後、「気分転換」のために、ひと工夫、ふた工夫を考え出したいなと思っています。

さて、2007年の介護は一段、バージョンアップできるでしょうか?(^0^)

介護日記のTOPページへ