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※バインダーにはさんでおいた介護のメモ書きや、新聞記事で見つけた介護記事、また、ただ今介護に奔走してらっしゃる鬼さんなどのメールなどを紹介しています。介護するほうも、介護されるほうも笑顔で向き合えるとよいですよね(渡辺京子)。
2006.7.31 介護者同士が交流する場「虹の仲間サロン」
日経新聞7/27のシニア記者が作る「こころのページ」に、素敵な記事を見つけました。
タイトルは「耐え忍ばない介護」。ハッとするタイトルですよね。

「虹の仲間サロン」では「夫が少しも介護に協力してくれない」「介護のために仕事をやめなければならないだろうか」などの悩みが次々に出され、どのように解決したらよいかを話し合いながら、皆で知恵を出し合っています。

会員は、60から70歳代の主婦が中心だそうで、この会を開いた三井さんは自らの15年近くの介護経験や介護の仕事を通し、「年中無休の在宅介護の辛さのほとんどは、介護の方法や費用についてではなく、怒りや絶望感など精神的なもの」であるとのことから、「ケアする人たちをケアする」ことを目的に「虹の仲間サロン」を設立したそうです。

「虹の会」では、介護者同士の交流を通して、悩みを聞く人材を育成し、将来は介護者支援プログラムを作成していくとのこと。

介護をしている人達は、時間の拘束や精神的なゆとりのなさからどうしても孤立しがち。
こうした悩みをかかえた介護者たちの心の拠り所となる場所、絶対に必要ですよね。

この「虹の仲間サロン」では、他に、介護者を招き、定期的にホテルでの食事会や、コンサートなども開催しているそうです。前回書きましたが、こうした食事会やコンサートはリフレッシュのための「自分へのごほうび」ですよね。

「正々堂々がんばらない介護」、これは「虹の仲間サロン」を開いている三井さんの著書(ペンネーム・野村すみれ)。

では、三井さんの言葉です。
「耐え忍ぶ介護は、美徳でもなんでもない。ひとりで抱え込まず、周囲にSOSを発し、公的介護サービスを目いっぱい使い、少しでも心の平安を保とう」

なんだかとっても心強いエールですね(^^)。

ところで、最後に、前回書いた「自分へのごほうび」を読んだ鬼さんからのメールを紹介します。

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2006.7.31

自分へのごほうび… 実は私も同じことやってました (*^_^*)。

切符が取れなく、グリーン車で帰ったこと(日々は回数券)。
船の最終まで佐渡にいたけど、最近は、夕方までには東京に帰り、家族のためにお料理したり、おいしい物を食べに行ったりしてます。

でも、私だけが気持ちの切り替えをしてる…佐渡では…と、心の中で思う自分がありました(>_<)

病院に泊まり、付き添っている時も、ずっと同じ自分でいてはだめだと思い、夜はトレパンでも朝は着替え、化粧もしました。

気分が変わりましたね。

八月に帰るまでに、元気の充電を満たんにして、笑顔で帰りたいですね。
いつも いつも 励まして頂いてます。ありがとうございますm(._.)m

二日にお会いできる日を心待ちにして…/鬼

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