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※バインダーにはさんでおいた介護のメモ書きや、当日思い立って書いた乱文(^^;)を、適当に書き進めたいと思っています。いつかこの介護日記が役立つ日が来ることを願っています(渡辺京子)。
2006.7.9
病院から緊急呼び出し、お義父さんのお腹に腫瘍が!
「えとせとら」にざっと書きましたが、改めて、あの「台風一過」の出来事を。

7/7は七夕。この日なら忘れないからいいかも、と軽いノリで3ヶ月ごとのエステの予約を取ってました。ベッドに横たわり、施術を受けていると、携帯のベルが。それも、何十回も続く異様なベルの音。「病院からだ」、と気づき、施術を中断してもらい、携帯に出ると、やはりお義父さんの入院先の担当医からの緊急呼び出しでした。

そのまま、慌てて、飛び出し、飯能の病院へたどり着き、担当医から、お義父さんの腹部の腫瘍について、説明を受け、迎えに来た救急車で埼玉医大へ。

不安からぎゅっと手を握って離さないお義父さんをなだめつつ、右側車線をズンズンと走る恐怖(運転してる人にとっては、左と右に車がある間をすり抜けるように走る救急車は恐怖そのもの(^^;))と、お義父さんが手を離さないため、椅子に座れず、車内に直接しゃがむので、踏ん張らないとずっこけそうな体勢で、ともかく埼玉医大へ到着。

外科医は痛がる腹部の触診とエコー検査で「脱腸ではない」、ということなので、次は泌尿器科の診察へと移動。その間、お義父さんの緊張は極度に達し、腕を突っ張るようにするので、点滴が止まってしまい、手先に震えも。ともかく落ち着かせようと話しかけたり、手をさすったり。

冷たかった外科の先生と違って(^^;)、今度の泌尿器科の若い先生は優しく症状の説明と今後の対応を説明してくれる。とりあえず、化膿を止めるため、抗生物質を飲んで様子を見ることに。

ああ、よかった! 手術にならずによかった! 飯能の病院へ戻ることができる!
一番不安だったのは、もしこの埼玉医大に入院することになったら、多分、一般の病院では今までのような手厚い介護は受けられないと思ったので。

最後にお義父さんを診察室に預けて、会計へ。自宅へ保険証を取りに行く時間がなかったため、自費の支払いは25000円ほど(^^;)。見事に高い!(^^;)

病室に取って返すと、年配のヘルパーさんと若い看護婦さんにお世話してもらっていて、お義父さんはしっかり若い看護婦さんの手をにぎってました(^^)。

帰りは、飯能の病院が手配してくれた私用の、まるで救急車のような車で飯能の病院へ。
この車は自費とのこと。あん、どれくらいの請求なのかなぁ(^^;)。

ところで、今回のひと騒動ですが、手術をすることもなく、飯能の病院へ戻ることができてほっとしてます。

そして、今回のことで嬉しいこともありました(^−^)。
実は、飯能の病院へ到着したのは6時すぎ。搬送の運転手さんが事前に到着を連絡していてくれたお陰で、病室に戻ると、ちゃんと夕食の用意がしてありました。

病院に預けているプリンもヤクルトも出してもらって、夕食をおいしそうにパクパクと食べるお義父さん。
きっと一番ほっとしているのはお義父さんでしょう(^^)。

ヘルパーさんや看護婦さんがお義父さんの所に来ては、口々に「びっくりしたんですよ、急に他の病院へ行くって聞いたものですから」「よかったですねぇ、戻ってこれて」と話しかけてくれたんです。

気にかけてくれる人がいるということはとっても大切なことかもしれませんよね(^−^)。
なんともすごい台風一過でしたが、抗生物質で腫瘍がはやく治まってくれることを祈っているわたしです。
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