PAO DE QUEIJO(ポンジケージョ) 約16個分
材料:
 モッツァレーラチーズ(クラフト)   100g
 ピザ用チーズ              50g
 タピオカ粉               100g
 スキムミルク              大さじ3
 マーガリン                30g
 卵                     1個
 強力粉                  50g
 塩                    小さじ1/2
作り方:
 
全部混ぜる
 よく練る
 ボール状に丸めて220℃のオーブンで約10分間焼く
 (表面に焦げ目がついて、ひび割れてくる程度)
 温かいうちにいただく。(冷めると硬くなっておいしくありません)
 焼く前の状態で冷凍保存できます。

 ポン・ジ・ケージョはごく一般的なスナックです。やはり、家庭によって、配合が異なるようです。大きさも大小いろいろですが、小ぶりに作ったほうが、焦げずに上手く焼けます。

 タピオカ粉について:ブラジルではマンジョッカと呼ばれる芋(アジア、アフリカではキャッサバ)の澱粉です。マンジョッカは一見、日本の山芋に似ていますが、かなり固く、茹でてから調理する事が多いようです。たいへん繁殖力の強い植物で、粉にする他、揚げたり焼いたりして食べられています。ブラジルの原住民インディオによって伝えられたものです。

 チーズについて:ブラジルではqueijo Minas と呼ばれるチーズを使いますが、日本ではみたことがありません。エダムチーズを使うレシピもありましたが、見た目はモッツァレーラが一番近いように思いましたので、試しに使ってみたところ、かなりそれらしいものができました。ピザ用チーズはモチモチ感を出す為に加えてみました。

 実は、日本でいうホットケーキミックスのような便利なインスタントのミックス粉が売っていてサンパウロではもっぱらそれを愛用していました。日本でも富沢商店(ケーキ材料専門店)で同じような物を販売しているそうですが、まだ御目にかかったことがありません

「ブラジル料理を楽しむ」より引用させていただきました
http://zenf.jr.chiba-u.ac.jp/shoku14.htm
    

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