【世紀末ドライビングスクール】

[2000/12/20]

今年はたくさん走りました。
もてぎ南コース
走り納めは、ここ、もてぎ南コースです!

はじめに
 今年はたーくさん走りました。
NSX 10 周年イベント「NSX 北海道 in 鷹栖」をきっかけにした「北海道ツーリング」や、 恒例の「NSX fiesta」への参加、ツインリンクもてぎASTPでのスリパリ特訓(?)、 もちろん楽しいオフ会への参加もたくさんあって、走りまくった1年でした。

 もう走り疲れました?  いえいえまだまだ!  今年の締めくくり、走り納めは、ここ、もてぎ南ショートコースでスクール参加です。  内容は、Driving REV のアレンジ版らしいです。  といってもASTP主催ではありません。  主催は MK さん。  講師は大井貴之さん。  走行後の忘年会も楽しみですが、まずはスクールでのトレーニングと腕試し(!?)の模様をお伝えしますね。
集合
NSX 【 9:00】定刻になり、参加者が集まってきました。
 大井さんD-Rightsスクールの常連組や、NSX 乗りだけでなく、 いろいろな車が集まりました。

【画像】特に左から2代目の黄色い車、、、TVRグリフィスです!(^_^)
   最近の TVR は私も注目していますが、実車を見るのは初めて!
   やっぱりドアの開け方はわかりませんでした(笑)

世紀末ドライビングスクール様  受付を済ませて教室に入、、、扉に張り紙 (画像→) が!
こ、これは!あはっあはははっ!(^_^:  ちょっと顔が引き攣ってます(笑)
インストラクターのタイラさんに聞いたら、関係部署への手配時は恥ずかしかったそうです(^_^:
「あの、世紀末ドライビングスクールの件で」
「はい? 世紀末ドライビングスクール!?(クスクス」
「はい(なんか恥ずかしい〜」

【画像】いたるところに「世紀末ドライビングスクール」の張り紙が!
   これを見て「!?」と思った一般の方は少なくないでしょうね(笑)

MKさん  はじまりです。
まずは主催者のMKさんからご挨拶。  ASTPとの打ち合せは大変だったようですね。  私は何もお手伝いできませんでしたが、 今日は楽しませていただきます(^_^)

【画像】ご挨拶するMKさん。 この後は生徒になりきって楽しんでいました!
大井さん 講義風景  続いて大井さんの講義です。
この後に予定されているスリパリの説明と、いつもの笑わせる大井さんトークでした(^_^)

【画像】講義する大井さん。
   ホワイトボードにはスリパリの攻略法が。

スリパリ
スリパリ  滑ります!  いや滑るのは当たり前なんですが、いつもよりずっと滑りました(^_^:  うーん、路面に花粉か何か積もったかな!?  というのも、時間が経つにつれて滑りにくくなってきたんですよ〜。
 「今日は滑るよねぇ?」
 「fiesta の時より滑ると思います。寒いせいでしょう。」  「それだけかなぁ。」
まさか誰かが石鹸を混ぜたとか(爆)なんて事はありませんが(^_^:

【画像】スリパリするNSX。 、、、アンダー出てます!?
かっちゃん組
かっちゃん組  同じ頃、隣では別のNSX組がスリパリやスキッドリカバリーをしていました。  「かっちゃんプラザ」HPのかっちゃん組ですね。
 お互いに視線を送りつつ、 こちらもスケジュールに追われてお話する機会はありませんでしたが、 コレクションホールやカートなど、 かっちゃん組も楽しんで帰られたようです(^_^)
 機会がありましたらご一緒しましょうね!

【画像】スキッドリカバリー後の歓談会!?
   スリパリタイムアタックも盛り上がったみたいです。

昼食
VIPルームにて。  オーバルを見下ろすガラス張りのVIPルームで昼食です。
初対面の人、というのはほとんどいなかったので、 すぐに歓談モードでしたね。  いろいろな武勇伝や体験談は聞くのも話すのも楽しかったです(^_^)

【画像】VIPルームにて。
   良い眺めですが、天気は今一つでした。

南ショートコース
南ショートコースにて。 【ブレーキング】
 停止目標パイロンで停止できると思われる所までは全開加速!
しかも2台同時に、、、つまりチキンレースですな(爆)
 NSX同士だとスタート回転数も上がりがち?  もちろん全開加速!隣には負けない〜!と意地を張ってブレーキを我慢してパイロンをオーバーランする人も(笑)
kakepi号 vs シルビア号の時は、、、。
 「よーい、ド(ズギャッ!)ン!」
 「ああっ、I さんフライング〜っ!(^O^:」 ズルイです〜!(笑) 負けちゃいました(^_^:
スクールなのにムキにならなくてもいいのに(笑) ゴール後はお互いバカ笑いしてました(^-^)

【旋回ブレーキ】コーナー進入編
 コーナーの少し手前にパイロンを置いて、 それをブレーキング開始位置に設定。  コーナーのイン側のラインに沿って旋回ブレーキしつつ、出来るだけ短距離で停止します。  進入速度は 120 km/h 。
 kakepiの1本目、、、怖くて体が硬直してパニック(爆)  カックンブレーキでフロントが逃げてアンダー。  頭が混乱しているせいで自分がどこにいるのかさえわかりません(泣)  2回目も同じ。
 マズイ、まず冷静にならないと。  でも、頭や頬を叩いても全然ダメです。
さて、、、(パニクった頭で考え中)、、、速度を落としてみよう。  怖くて体が動かないのなら、怖くない速度まで落とせば冷静になれるかもしれません。
 試しに 110 km/h で進入してみると、、、おおっ! ラインもパイロンも見えて自分がどこにいるのかわかるじゃないですか(^_^)  あっさりと冷静になれました(笑)  次は 120 km/h で進入してみましたが、思ったより冷静に出来ました。  といっても、やっぱりコントロールできずラインに乗せる事は出来ませんでしたが(^_^:  冷静になれただけでも良かったです。  レベルが低いですな(^_^:

【旋回ブレーキ】コーナー奥 編
 今度は、さっきまで旋回ブレーキしていたコーナーを 100 km/h ノーブレーキで進入して、 奥の2コーナー手前でブレーキングしつつジワっとリアを出す練習です。  、、、またパニック(泣)
 大井さんが乗ってくれました。 ブレーキングでちゃんとじわっとリアが出ています。
 「スパーンといくかと思ったら、意外と粘るなぁ。」 初期型NSXにしては、という事でしょうか? タイヤ(RE711)のせいかも。
 私にもじわっとギリギリの感じが伝わってきました! が、私のコントロールできる領域ではないのは確かです(^_^:
 今度は怖いからといって速度を落とし過ぎると挙動が出にくくなってしまいます。  やっぱりコントロールできず、ブレーキ強すぎ・舵角不足で、 一気にブレークしてフルカウンター・スピン(泣)  結局、一度も上手くできず、かなり凹むkakepiさんなのでした(泣)

【フリー走行】
 南コーストレーニングの総集編、フリー走行です。  自分のあまりのヘタさに凹んだkakepiさんは、すでに気力は萎え萎え。  ついでにいえば睡眠不足との相乗効果でヘロヘロ状態。  まわりに気を遣いつつ走行開始です。
 「最初だけインテRが先導しますから、次周で抜いちゃって下さい。」  「わかりました〜!」
と答えつつ、インストラクターも全開!?  インテRが速すぎて抜けませんでした!(^_^:  kakepiは、、、抜くどころかラップされちゃいました(爆)
フルコース走行
 最後の仕上げはフルコース走行です。
先導車付ですが、かーなーりの速度域まで引っ張ってくれます。  人によってはスピンするかもしれません。  というか実際にスピンも数台ありました(^^:

 何週走った頃か覚えていないんですが、、、実は、意識が飛びました(>_<)
疲れて眠かったりすると、 マイクロスリープといって一瞬だけ意識が途切れてヒヤッとする事がありますが、 それがサーキットで起こってしまったんです。  ストレートエンドだったのでブレーキングしてシフトダウン(失敗!)  後続の kiyo さんは焦ったでしょう(すみません)  これ以上は無理と判断。  追い越しは予定外ですが、ダウンヒルストレートで左ウインカーを出して減速、 後続の方に先に行ってもらいました。  kakepiはそのままピットイン。  一応、先導車にピットインの連絡を入れて休みました。

NSX  2回目の走行はパスです。
体調を整えるのは初歩の初歩。  幸い今回は大事はありませんでしたが、次回はきちんと管理しなければ!と強く思いました。  走っているのは私だけではありませんから。

 同乗走行中、ピットインしてきた大井さんが何か言っています。
はい? はいわかりました! 先導のインストラクターに無線連絡。
 「路面状況が悪いのでペースダウンして下さい、と、大井さんからの伝言です。」
そう、今までの先導走行にはないほどのハイペースでした。

 実は、何人かスピンした人もいましたが、 南ショートコースでの旋回ブレーキトレーニング etc. が さっそく役に立って大事には至らなかったようです。 よかった〜(~_~)

【画像】走行後の雑談中。 911がトラブっているわけではありません。
エヴァリュエーション
 今日のスケジュールも最後の総評を残すのみ。  その時間までASTP 2階の休憩室で一服です。
ASTP 2階の休憩室にて。  「フルコースでまだ余裕があると感じた人は?」  Mさん「はい」
   「いや、あれはかなり限界近かったんですよ。」
 「じゃぁ、スピンした人は?」  同じくMさん「はい」
   「ぜんぜん余裕じゃないじゃないですか!(一同笑い)」
 「おいおいこんなペースで走っても大丈夫なのか。抜けないじゃないか!(笑)
  あの路面コンディションではそれぐらいハイペースだったんです。」


【画像】エヴァリュエーション前、休憩室にて。
Driving REV とはベツモノでした。
 参加する前、今回のスクールは、 Driving REV をベースに豪華(?)にアレンジした感じかな〜と思っていました。  が、ぜんぜん別物。  私にはまだ早すぎるくらい、さらに高度なものでした。

 読んで分かる通り、 「ウエットブレーキ → スリパリー」 「北ショートコース → 南ショートコース」 「東コース → フルコース」と変更され、とにかく徹底的にコーナーのトレーニングでした。  コーナートレーニングは当前でしょ?と思うかもしれませんが、低速から高速まで、フルブレーキから多様な旋回ブレーキなど、 ここまで実践的なトレーニングはほとんどないでしょう。  ジムカーナも旋回トレーニングですが、 100km/h オーバーから R50 〜 R100 への進入というのはあまりありませんよね。  今回の、特に旋回ブレーキは、 例えば筑波サーキットの最終コーナーに、 コースアウトの心配なしに突っ込んでいくようなトレーニングだったと思います。

 おかげで、自分は中速コーナーが全然出来ない事がよく分かりました(>_<)高速コーナーは論外。
一番の問題は冷静になれない事だと思うんですが、 これは、これからもトレーニングしてスキルを少しずつ積み上げて行くしかありません。  スキルが上がれば安全マージンも増えて、冷静にドライブできるハズですからね。

 正直なところ、今の心境はスゴロクゲームで「振り出しに戻る」を選んだ気分です(苦笑)
忘年会へ。
 自分のヘタさに凹んだ気持ちを克服するにはもっと走り込むしか!
でももっと手軽に現実逃避?(爆)  スクール参加者+αで【世紀末忘年会】になだれ込みました(笑)



[2000/12/21]

(^-^)
会心の1枚! か?(^^:
ファンファンラボを背に。

お疲れさま
 忘年会の大騒ぎから一転、翌日はのんびりでした(^_^)
ファンファンラボをブラついて、快晴の空の下、皆さん帰路につきました。
主催のMKさん、講師の大井さん、スクール参加者の皆さん、 忘年会に来てくれた皆さん、ゲストのWリーダー、お疲れさまでした。
 また機会がありましたら、よろしくお願いします(^_^)
良いお年をお迎え下さい。
お疲れさま
kakepi号  走り納めも無事に終りました。
しばらくはロングドライブやサーキットはお休みになるでしょう。

 この1年、楽しかった。
ありがとう、お疲れさま。
次の出番まで、ゆっくりお休み、、、。

【画像】納屋で一休みするNSX。 出番はすぐかも!?



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