【もてぎ ASTP】

[1999/11/21]

もてぎは紅葉が真っ盛りでした(^_^)
NSX
左はブレーキコース、右はスリパリーコース。

ちょっと もてぎ まで。
 ツインリンクもてぎ内にある施設「アクティブセーフティトレーニングパーク(略して ASTP)」に遊びに行ってきました。
 行こうと思ったのは 14:30 頃(^_^:
もてぎはウチから1時間弱の距離です。  近いって素敵です〜(^_^)
 ちょっと遊ぶだけのつもりでしたが、、、。
低ミュー路でダンスを(^_^:
 今日の目的は「スキッド・リカバリー(略してスキリカ)」をやる事です。
スキリカの設備は、リアタイヤの通過を感知して瞬時に横スライドする路面と低ミュー路があり、 人工的に横滑り状態(スキッド状態)を作り出し、 カウンターステアで修正(リカバリー)のトレーニングをするためのものです。
 路面のスライド量は 150 mm 、通過速度は 30 〜 40 km/h です。  低速で不安定な状態を作り出すので、安全にトレーニングする事ができます。
 というわけで、16:00 からのスキリカを申し込みました。
料金は、一時間で \3,500(税別)です。
磐越道  定刻になり、インストラクターが近付いてきます。
周囲に人がいません、、、「まさか」私一人だけ?(^_^:
 「こんにちは、kakepiさん、ですね(^_^)」
 「はいそうです(^_^)  あのぅ、もしかして私一人ですか?」
 「そうです。 助手席に乗りますね(^_^)」
あぅ、、、その「まさか」でした(笑)
トランシーバーを使う必要もなく、インストラクター Y さんを助手席に乗せてマンツーマンでやり放題です。  ラッキーですが、ちょっと緊張しました(^_^:
 「今までやったことはありますか?(^_^)」  「ショートプログラムでは初めてですが、オーナーズミーティングで何度か。」
 「NSX ですか! じゃぁ説明はいりませんね。 あのパイロンに向かってください。」
久しぶりのスキリカ。  以前やった時はノーミスでオールクリアでした。  さて、今回は、、、。
スキッドリカバリーなんて簡単かんたん♪
と思っていたら、、、(T-T)
 まずは肩慣らしの 30 km/h から。  ふふーんと、余裕をもってクリア出来ました(^_^)

 次は 35 km/h です。  ふふーんと、、、できません〜(T-T)
時々成功するものの、ほとんどクルクル回ってしまいます。
 2年前は 40 km/h でも余裕だったんですが、、、。  私が鈍くなったのか、タイヤの違いかは分かりませんが、 とにかく回ってしまいます。  ちなみにタイヤは、前回・・・RE711 / 今回・・・純正 新品 RE010 です。  RE010 は新品ですが、300 km くらい走って皮むきは終わっているハズなんですが、、、。

 はっきりしているのは、スピンする場合は操作が一瞬遅いこと。  そして時々一瞬だけ順ハン(逆ハンと反対)をしてしまい、 つまりフェイントをあたえてスライドをより強く出してしまうこと(自爆)
 あぅ〜パニックです(>_<)

 Y さんの話では、時計回りのヨーには敏感だけど逆は鈍いとか、 ヨーの感じ方に個人差があるらしいです。  言われてみると、ある特定方向の方が失敗率が高いような気もします。  といっても、それはただの言い訳。  あまりに失敗ばかりなので、Y さんにやってみてもらう事にしました。
さすがインストラクター!
 Y さんとドライバー交代して、まずは 35 km/h でトライです。
 「NSX は久しぶりです。」
なーんて言いつつ、あっさりとクリアっ!(T-T) さすがです。
次に 40 km/h 、、、クリアっ!(^_^)  もう一回お願いします、、、クルクルクル〜(^_^:
 「シビックよりずっと難しいですね。 ウチの NSX-R とも違うかも。」

 実は Y さん、左手を痛めていたんです。
インストラクターも、己の技術を磨くためにトレーニングを行います。  一般の人を指導する時は、100ある技術のうち70くらい出せば十分なんですが、 指導しているばかりでは自分の技術は向上しません。  そこでトレーニングをするわけですが、今の自分の技術が100なら、 120出すつもりでやらないと技術の向上はありません。  トレーニングとはいえ、120出すという事は、そのリスクは数倍に跳ね上がります。  今回の怪我も、バイクで転倒したからと言っていました。
 にこやかなインストラクターも、影で努力しているんですね(~-~)
 さて、また kakepi に交代。
気を取り直して、まずは初心にかえって 30km/h 。 余裕でクリア。
次に微速上げ、32 km/h で進入。 まだまだ余裕でクリア。
問題の 35 km/h で進入。 ク、るるるる〜ん♪(T-T)なぜだ〜!
 視覚や腰の感覚に意識を集中させ、 ドライビンググローブも脱いで一瞬のステアリングの動きも逃がさないつもりで繰り返します。  わずかに成功率は上がったようですが、まだまだです。
 あれ、、、遊びに来たつもりが、真剣になっていました(笑)

 「そろそろ時間ですね。 次で最後にしましょう。 スピードはお任せします。」
 「(よっしゃ、思いっきり 50 km/h で、なんてことはせず)
  『壁』の 35 km/h でいきます!(☆_☆) 最後くらいは奇麗にクリアしたい!」

気合いを入れて進入〜! (ガツーン) うりゃ! (スパッ) クリア〜っ! \(T-T)/
 「よっしゃ!(ToT) よかった〜。 今の すごくスムーズに決まりましたが、ちゃんと 35 km/h 出ていましたか?」
 「はい、35 km/h 出ていましたよ。 完璧でしたね(^_^)」
最後は奇麗に終われたのでスッキリしました(笑)
お疲れさまでした〜
 レポート読むと、一生懸命にトレーニングをやっていたように感じるかもしれませんが、 車内ではインストラクターとスポーツカー談義していました(笑)  もっとも、失敗続きの私をリラックスさせるために話をしていたのかもしれませんけどね(^_^ゞ
 雑談で「夢」の話も出ました。
Y さんの夢は、定年になったら 奥さんと一緒に あるスポーツカーに乗って日本一周することだそうです。  ん〜、良い夢ですね(^-^)  定年の時、そのスポーツカーが手に入らない場合は NSX を選ぶそうです。
 kakepiの夢というか目標は、、、10年後にストラトスでしょうか(爆)
、、、まったく懲りていないというか、進歩がありませんな(^_^:  それも面白いと思います(ォ

 Y さん、今日はお疲れさまでした。  また遊びに、トレーニングに行きますね(^_^)/
皆さんも都合がつけば、ぜひ行って体験してみて下さいね〜。

またスキリカをやりに行きます!(☆_☆)



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