【身障者仕様】

[1998/03/26]

初めて見ました(^-^)

憂鬱な昼下がり
 昨日、左胸に痛みがはしり、病院でレントゲンを撮りました。
結果は予想通り、また「気胸(肺に穴が開いて縮む病気)」でした。 「また」と書いたのは、3〜4年前に立て続けに起こり、 右肺は手術もしたからです。  左肺は脱気のみで自然治癒にまかせました、、、。
なんにせよ、1ヶ月程度は思いっきり車を走らせる事が出来ないという事です。
 憂鬱な一日になるはずだったんですが、、、。
NSX身障者仕様
 今日は母のワゴンRを借りて、ディラーへNSXの車検代の支払いに行ってきました。
安静中なので、乗り心地の良い(?)デルソルの運転さえ辛かったのです。
支払いも終わり、帰る前にサービス工場をひとまわりしようと思ってブラブラと歩いていました。  メンテナンスを受けている車はどれもみな可愛いものです(ぉぃぉぃ

 今日は比較的空いていました。  NSXも一台だけありました。
私と同じ明るいシルバー。  外観はマフラー以外ほぼノーマル。  ミッションは 4AT 。
失礼とは思いましたが、自分と同じ車って何かと気になりますよね(^^:
別に変わったところもな、、、あれ?  シフトレバーの左横にジョイスティックのような物が生えています。  こ、これはまさか、シーケンシャルミッション!?(゜゜)い、いやそんなハズは、、、。  しかし、それ以外だとすると、ホンダ全車に装着可能なアレしかありません。

 そこに、都合よく店長が通りかかりました。
 「こ、これってもしかして、【身障者仕様】ですか!?」
 「どれどれ、、、ああ、はいそうですね。
  このスティックを前に押すとアクセル、引くとブレーキですね。
  足の不自由な方用の装備ですね。」

 「やっぱりそうですか〜(^_^)」

 ホンダは早くから身障者用装備の開発・装着を進めてきました。
この装備で NSX をスポーツドライビングするには、かなりの時間と労力が必要だと思いますが、 NSXなら街を流しているだけで気分にさせてくれる事でしょう。

 NSXのコンセプトの一つである「人に優しいスポーツカー」の また違う一面を見たような気がして、ちょっといい気分になりました(^-^)



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