【ドライブシャフトブーツ】

まだ大丈夫そうですが、予防交換しました(^_^)
ブーツ
98,000 km走破。 ブーツ交換前。

ヒビ割れに注意!
 ミッションから出力された駆動力は、 ドライブシャフトを介してタイヤに伝えられます。
 大雑把に書くと、ドライブシャフトは大きく 3個に別れていて、 その継手は汚れが付かないようにゴムで覆われています。  これが「ブーツ」です。
 継手は、回転やサスペンションの上下動・ステアリングの左右動によって絶えず角度が変わり、 ブーツも一緒に伸縮しています。  ブーツは伸縮しやすいように蛇腹(断面は凹凸)形状になっていますが、 材質はゴムなので経年劣化してしまいます。
 交換時期は、10万キロ前後、5〜7年おきと言われているようです。
ブーツが切れるとゴミが入って異音が発生します。  そのまま放置すると焼き付く可能性もあります。  そうなってしまった場合、ブーツだけでなくドライブシャフトそのものも 交換することになり、大きな出費となってしまうので、 予防交換をおすすめします。

 ブーツの劣化を確認する手っ取り早い方法は目視点検です。
【画像】ステアリングを右にいっぱいまできった状態のブーツです。
蛇腹が広がった谷の部分に注目して下さい。  ここが一番切れやすいようです。  この部分に少しでもヒビ割れがあるようなら、 早めに交換したほうがいいでしょう。
 交換の際にはドライブシャフトを抜く事になるので、 工賃の節約のためにもブーツ一個だけではなく、 まとめて交換した方がいいと思います。

【蛇足】ブーツは、FF車なら前輪の 4個所だけですが、 4WD などは前後輪 8個所となります。

交換費用

パーツ単価数量パーツ代工賃
ドライブシャフトブーツ\3,5004約 \14,000約 \18,000
総費用(税込)約 \35,000



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