月例が都合により延期になりましたので、特にお知らせという
ことではないのですが・・・・。
 今週末は、前号でお知らせした「あら玉さんの蔵開き」でした。
今年も、しっかり春の恵みを頂くため、心ウキウキと出かけました。
 
 いつも、我が環境を考える会からは、こぞって参上するのですが、
土曜日の回は私ひとり。
(代表をはじめ皆さんは日曜に予約したのでしょうか?)
 
 でな訳で、地元を代表して、私は都会からワザワザいらっしゃった
その道の好事家集団と同じ席に入れてもらいました。
 
 さすが、東京と千葉から朝の新幹線で来たということで、私のよう
なただの酒飲みとはちと、違うなとは思っていましたが・・・・。
 そこは、見知らぬ同士でも杯を重ねて、よもやま話に花を咲かせ
ると思わぬ展開になるものです。
 
 「お仕事は?」とか月並みの挨拶を交わして、「大学関係です」と
かいうものですから、私めも、芳醇な新酒の香りに誘われて、一席
ぶち上げてしまいました。
「我々が学生の頃は、授業が終わっても、酒を飲みながら論議に花
を咲かせたものだ!」とか「今の学生は・・・とか?」「大学の自治は
どうなっているのだ!」とか・・・とか。
 
 そんな私の話をとても真面目にうなずいて、冷静にきいているので、
「先生はどこの大学で教えていらっしゃるのですか?」と聞いてビックリ!
 
 「あ!失礼しました東大です。」・・・・・・ なんと東大法学部の教授でした。
そこで、なぜ東京大学の先生があら玉さんのファンなのか?お尋ねしまし
たところ、意外な事実が判明しました。
 
 山形県人なら誰もが知っている老舗「大沼デパート」の大沼家出身の大沼
○○氏(酔っぱらって聞いているので、正確にはわからない)が東大法学部
の教授だそうで、その影響で東大でも山形のファンがいっぱいいるそうです。
 
 その縁で、山形にはすばらしく美味い酒があると知って、通っているそうな。
でも、昨年まで、アメリカに留学していたそうで、三年ぶりの山形だそうです。
 それから、話がいっきに盛り上がり、アカデミックな議論とはほど遠い酒盛り
談義で・・・・もうすっかりお友達気分になりました。
 
 さすがに、ご多忙な方ですので、4時の新幹線に乗るとかで葉山タクシーへ
「来年もまた!」との再会を誓ってお帰りになりました。
 
 「酒は人生を豊かにする」とは、和田酒造当主多聞氏のお言葉ですが、
まさに「酒は良き友を招く」なり・・・・また「友よ遠方より来たり」です。
 
 それから、ここだけの話ですが・・皆様だけにグッドニュースを!
我が郷土の名酒「月山丸」が、明治神宮へ奉納される皇室の献上酒に選ば
れたそうです。
 「これは・・春から縁起がいいわい!!」と酔いしれて、思わず歓声を!
 
 では、今回は酔っぱらいの戯言を、すっかり体調も回復した私でした。