2011年4月
ロシア非電離放射防護委員会(RNCNIRP)決議
携帯電話による電磁界:
子どもと10代の若者への健康影響


情報源:Resolution of RNCNIRP, April 2011
Russian National Committee on Nonionizing Radiation Protection
Electromagnetic Field from Mobile Phones: Health Effect on hildren and Teenagers
http://iemfa.org/images/pdf/RNCNIRP_Resolution_2011.pdf

訳:安間 武 (化学物質問題市民研究会
掲載日:2011年5月15日
このページへのリンク:
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/sick_school/emf/2011_Resolution_of_RNCNIRP.html


 この決議はロシア非電離放射防護委員会(RNCNIRP)のメンバーにより、2011年3月3日の委員会で承認された。この決議は、その時々の見解と実際の科学的データを考慮しつつ、RNCNIRPにより、2001年、2004年、2007年、2008年、2009年に採択された科学的声明を継承するものである。この決議は、専門的な科学者集団の見解を示すものであり、健康保護、環境、情報伝達、科学、及び安全に関わる政策を策定し実施する立法および行政当局はもとより、公衆への普及および携帯電話の利用者に向けることを意図している。

RNCNIRP メンバーを代表して

  議長 :Yury GRIGORIEV 教授
  副議長:Valentina NIKITINA 教授
  副議長:Oleg GRIGORIEV 博士

ロシア非電離放射防護委員会(RNCNIRP)
決議:
携帯電話による電磁界:
子どもと10代の若者への健康影響


 携帯通信機器の世界的な普及は、2000年以来、無線周波数(RF)電磁界(EMF)への大規模集団の曝露源という結果をもたらした。現在、携帯電話は、そのような集団によって使用されている携帯通信機器の中で支配的である。

 2010年の終わりまでに、ロシアのネットワーク業者に登録された携帯電話 SIM カードは、2億1,930万にのぼる[1]。携帯電話での使用率(100人あたりの登録 SIM カード数)は、ロシア全体では約150%に達し、モスクワ地域では200%を越えている。ROSSTAT(ロシア連邦国家統計局)によれば、2010年末現在、ロシアには約1,500万人の子どもと10代の若者(15歳〜19歳)がいる[2]。彼らは全て、通信サービス業者、携帯電話業者、その他の業者により、市場において標的とされるグループである。

 EMFへの曝露による子どもと若者の病気の防止は、社会的及び経済的に非常に重要なことがらである。国家にとって、近未来及び長期未来における公衆衛生政策の基礎のひとつである。この問題は、すでに国際的社会で認められている。2011年5月、世界保健機関(WHO)は、様々な周波数帯のEMF源に曝露する子どもの保護に特化した第2回国際会議”非電離放射と子どもの健康”を開催する。子どもは環境要因に[大人より]脆弱である”というのがWHOの意見である[3]。WHOは、EMFへの曝露により子どもの健康にリスクがあるかどうかを決定することを目的とする研究が最優先事項であるとみなしている。

 全ての技術的先進国の政府と民間組織は、法的及び経済的手法により、子どもの健康を守ることに努力している。彼らは、EMFからの影響を評価するための特別な研究を実施している[4]。EUの文書は、現状の科学的ベースの不適切性と、既存の安全基準とEMFへの集団曝露との間の矛盾を示唆している。予防原則の適用要求が明確に述べられている[5]。

 ロシアの住民はある程度、携帯電話からの無線周波数(RF)電磁界(EMF)の潜在的な影響について知っている。ロシア世論調査研究センター(VCIOM)の2010年の調査によれば、”携帯電話の使用は人の健康に影響を及ぼすかもしれないということに同意する人々の割合は、73%である”[6]。

 2001年以来、RNCNIRP は、 RF EMF からの子どもの可能性ある健康影響の問題について研究しており、子どもの健康への影響の可能性について懸念している[7, 8, 9]。委員会のこの立場は、ロシア連邦の義務的な”保健衛生法”である”陸上携帯無線機器の設置と運用のための公衆衛生要求”SanPiN 2.1.8/2.2.4.1190-03, p.6.9 [10]を考慮している。

子どもと10代の若者の罹患に関するRNCNIRP の評価と統計データ

 2008年4月に、RNCNIRP は子どもの携帯電話使用の短期的及び長期的影響をレビューした。特に、てんかん発作、後天的痴呆、大脳神経構造の変質の増大の可能性とともに、知的能力と認識力の低減の可能性についてレビューした[11]。臨床的研究の結果は RF EMF への慢性的な曝露は、境界(borderline)心身症をもたらすかもしれないというものであった[12, 13, 14, 15, 16]。2010年、ロシアと海外のピアレビュー誌で発表された多くの論文が、RF EMF 曝露の免疫系への影響をを示した[17, 18]。

 残念ながら、ROSSTAT(ロシア連邦国家統計局)と UNICEF(国連児童基金) によって 2009 年と 2010 年に発表された統計データは、2000年以来、 RNCNIRP によって携帯電話使用による”可能性ある疾病”として特定された子どもの疾病の発症率が一定して増加していることを示している[19, 20]。特に懸念があるのは、15歳〜19歳の若い人々(彼らの大部分はまさに、長期的な携帯電話の使用者であるはずである)の罹患率増加である。2009年までに、15歳〜17歳の中枢神経系(CNS)障害の数は、85%増大し、てんかん又はてんかん症候群である個人の数は38%増大し、”精神遅滞”症例は11%増大し、血液障害と免疫障害(immune status disorders)は82%増大している。14歳以下の子どもグループでは、血液障害と免疫障害が64%増大、神経障害が58%増大している。中枢神経系障害で診断と治療を受けている15歳〜17歳の患者の数は72%増加している。

 RNCNIRP は、携帯電話使用による EMF 曝露の結果、罹患率が増大しているのか、あるいは他の要因によって引き起こされているのかを決定するために、科学的調査を実施することが重要であると考えている。

 RNCNIRP によれば、子どもの携帯電話使用による健康影響の評価は、疫学的調査、ボランティアに対する実験的調査、及び動物と細胞研究の結果を含むべきである。スウェーデンの科学者グループによる長期間調査の結果は、20歳以前に携帯電話を使用し始めた人々の脳腫瘍のリスクが著しく高いことを示した[21, 22, 23]。子どもたちにおいては、いわゆる幹細胞(stem cells)の数が大人より多く、その幹細胞は RF EMF 曝露に最も感受性が高いことが示されていたが、そのことが子どもたちが電磁界曝露に対して、そのように感受性が高いことの理由のひとつかも知れない[24]。EMFによる血流−脳関門障害、大脳の生体電位活動障害(bio-electric activity disturbances)及び脳神経の構造的障害に関する情報もまた、携帯電話の安全性評価のために考慮されるべきである[25, 26, 27]。

 人の脳と神経系組織は、直接的にEMFを知覚してその強度に関係なく反応し、ある場合には、EMF 変調に依存する。この特徴は、EMF を他の全ての環境的要因と識別し、EMF 曝露のヒト健康リスク評価を複雑なものにする。

電磁界への曝露による子どもと10代の若者のためのリスク決定のための基本的な仮定

 実際の集団のEMF曝露の分析はもとより、科学的ピアレビューがなされた国内及び国際的な出版物に基づき、RNCNIRP は 10 の仮定を組み立てた。通信標準にかかわりなく、すべてのタイプの現代的な携帯電話からのEMFへの曝露による子どもと10代の若者の健康リスクの評価のための基礎を提供する基本的な記述である。これらの記述は緊急の補足的予防措置の開発と実施には十分である。

  1. 人類の発展史上初めて、全ての発達段階で脳は変調EMFに日々曝露している。

  2. 子どもの脳におけるEMFの吸収は、大人の携帯電話使用者より大きい。知的発達に重要な部分を含む脳の大きな表面が子どもの脳の中で曝露される。

  3. 子どもの脳は発達途上にあり、その知的機能は完成しつつあるので、大人の脳より環境的有害因子に感受性が高い。

  4. 携帯電話は健康影響をもたらすかもしれないひとつのEMF曝露源である。携帯電話によるEMFへの曝露は管理されない。携帯電話使用の期間、時間、頻度は制限されない。携帯電話は管理されない有害曝露源である。

  5. 子どもは、その(未熟な)認識力のために、携帯電話が有害なEMF曝露源であると認識することはできない。

  6. RF EMF のための既存の基本的な基準は携帯無線通信が大規模に普及する前に確立されたものであり、現在のような日々の携帯電話アンテナの近傍での人の脳の RF 曝露を考慮していない。現在、人の脳の EMF への慢性長期曝露による可能性ある影響に関する(特に子どもと若者における)科学的データは存在しない。

  7. 保健衛生法である”陸上携帯無線機器の設置と運用のための公衆衛生要求”(SanPiN 2.1.8/2.2.4.1190-03)は、子どもと若者による携帯電話使用の制限を勧告している(p.6.9)。しかし、携帯電話使用者は、その使用の合理的な制限の必要性について知らされていない。

  8. 原則として、”使用者ガイド”に含まれる携帯電話安全宣言は、ロシアの外で登録された公的組織の勧告に基づいており、可能性ある健康影響についての法的及び倫理的責任が求められない。これらの勧告は時代遅れであり、現在の携帯電話からの RF EMF への曝露状況に最早、対応していない。

  9. 携帯電話の安全宣言に用いられている脳組織平均10グラムに対する2W/kgという比吸収率(SAR)は、RNCNIRP の意見では、この場合には十分に科学的根拠があるとはみなすことができず、その使用は子どもや若者の健康保護を保証するものではない。

  10. 現代的な携帯通信技術の発達により引き起こされる電磁界バックグランドの世界的な変化は、子どもと若者にこの有害な環境要因への順応を求める進展的な要因である。

 したがって、人類史上初めて、大人の集団と同じく、携帯通信技術を使用する子どもたちは、RF EMF 曝露のために健康リスク・グループに含められるこのとになる。子どもたちの累積的 EMF 曝露は大人の曝露に匹敵するかも知れず、労働者の職業曝露のレベルに等しいかもしれないという状況が出現している。同時に、社会は、全ての行政的および社会的構造をもって、”待機”状態にある。

子どもと10代の若者の保護を目指した優先的な措置

  RNCNIRPの意見とWHOによって示唆された予防的措置を考慮しつつ、子どもたちは携帯電話使用による有害性を認識することができないのだから、委員会は緊急な措置がとられるべきであると考え、また携帯電話自身についても、管理することのできない有害曝露源であると考えることができる。

  1. 携帯電話は、RF EMFの源であるという情報が携帯電話本体(あるいは他の通信機器)に明確に示されることが求められる。

  2. ”使用者ガイド”は、携帯電話(電磁界通信技術を用いた個人用無線通信手段、等)は有害な RF EMF 曝露源であるという情報含めることが求められる。子どもと18歳以下の若者による携帯電話の使用は、保健衛生法(SanPiN 2.1.8/2.2.4.1190-03)によって推奨されず、携帯電話使用には、健康リスクを防ぐために予防的措置の実施が必要である。胎児のリスクを防止するために妊婦による携帯電話の使用は推奨されない。

  3. RF EMF 曝露を削減する最も手っ取り早い方法は、携帯電話を通話中は頭から離すことであり、これはハンズフリーセットを使用することによって実現できるかもしれない(距離による保護)。通話時間の短縮は曝露を削減するもうひとつの方法である(時間による保護)。

  4. RNCNIRP は、EMF曝露低減の携帯電話(ハンズフリーセット付き、日々の通話回数の制限のような制限機能付き、通話時間の強制的制限の可能性、等)を開発することは合理的であると考える。

  5. 学校の教育プログラムに、携帯電話の使用とEMF 曝露に関する問題についてのコースを含めることが求められる。

  6. 子ども(10代の若者)のための携帯通信機器の全ての種類の宣伝の禁止を含んで、子どもと若者による携帯無線通信の使用に制限を設けることは合理的である。

  7. RNCNIRP はマスメディアのEMF分野における意識向上活動と教育活動を支援し、特にEMFの人の健康に及ぼす影響に関する最新の研究と、この物理的因子の有害な影響を抑制するための措置についての情報を提供する用意がある。

  8. 子どもと10代の若者のためのより良い安全基準が直ぐに必要である。人の生命と活動のための生体電位プロセスの重要性とともに、発達中の組織の特徴が考慮されるべきである。EMFの現在と将来の状況及び科学技術と工業技術の発展の展望が法的文書中で述べられるべきである。

  9. 発達中の脳の慢性 EMF 曝露の可能性ある健康影響を研究するための資金のついた国家プログラムの開発が必要である。


参照
  1. AC&M Consulting http://www.acm-consulting.com/news-and-data/market-news.html
  2. The Demographic Yearbook of Russia. 2010, Rosstat . M., 2010, 525 pages
  3. WHO, Backgrounder 3, April 2003
  4. Fragopoulou A., Grigoriev Yu., Johansson O. et al. Scientific Panel on Electromagnetic Field Health Risks: Consensus Points, Recommendations, and Rationales.// Reviews On Environmental Health 2010, 25, No. 4, 1-11 p.
  5. European Parliament Resolution, 02 April 2009, p.2
  6. Assessment of Popular Opinion about Electromagnetic Emission and Cellular Communication Standards. Analytical Report upon the Findings of All-Russian VCIOM Poll (Omnibus), 56 pages, Moscow, 2010
  7. Cellular Communications and Children’s Health. Memorandum of Annual Conference “Cellular Communications and Health”, Moscow, 20-22 September 2004. In Almanac of Russian National Committee for Non-Ionizing Radiation Protection, 2004-2005, M. 2006b, p.70
  8. Cellular Communications and Delayed Action. Opinion of the Russian National Committee for Non-Ionizing Radiation Protection (February 2007). In Almanac of the Russian National Committee for Non-Ionizing Radiation Protection, 2004-2005, M. 2007, p.194
  9. Lukianova S.N., Grigoriev Yu.G., Grigoriev O.A., Merkulov A.V.. Dependence of Biological Effects of Radio Frequency Electromagnetic Field of Non-Thermal Intensity from Human Electroencephalogram Typology. Radiation Biology. Radiation Ecology. 2010. Volume 50. No.6
  10. Hygienic Requirements for Placement and Operation of Onshore Mobile Radio Devices. Current Sanitary Regulations and Standards of the Russian Federation (San-PiN) 2.1.8/2.2.4.1190-03. Moscow, Federal Center for State Sanitary and Epidemiological Supervision of the Ministry for Health Protection of the Russian Federation, 2003. 27 pages
  11. Children and Mobile Phones: Health of the Future Generations is at Stake. In Almanac of the Russian National Committee for Non-Ionizing Radiation Protection, Moscow, 2008, p.116-117
  12. Grigoryev Yu.G.. Electromagnetic Fields of Cellular Phones and Health of Children and Teenagers (A Situation Requiring Urgent Measures). Radiation Medicine. Radiation Ecology. 2005, Volume 45, No.4, pages 442-450.
  13. K.K.Yakhnin, N.H.Amirov. Detection of Borderline Neuropsychic Disorders of Persons Exposed to Physical Factors of Industrial Environment. / Labor Medicine and Industrial Ecology, No.7, 1994, p.8-11
  14. Social Psychiatry Manual, Edited by T.B.Dmitrieva. Moscow, Medicine, 2001, p.458
  15. Parcernyak S.A.. Stress, Vegetative Neuroses, Psychosomatics. St.-Petersburg, A.B.K., 2002, p.384
  16. Grigoriev Yu.G., Grigoriev O.A.. Primary Scientific Results of International Conference: “Cellular Communications and Health: Medico-Biological and Social Aspects”. In Almanac of the Russian National Committee for Non-Ionizing Radiation Protection, 2004-2005 // Collected Works. Moscow, ALANA Publishers House, 2006. pages 66-69
  17. Grigoriev Yu.G., Grigoriev O.A., A.A. Ivanov et al. Confirmation studies of Soviet research on immunological effects of microwaves: Russian immunology results. Bioelectromagnetics. 2010. Vol. 31, 8 , p. 589-602.
  18. Autoimmune Processes after Prolonged Exposure to Low Intensity Electromagnetic Fields (Experiment Results): Statement 1. Mobile Communications and Alteration of the Electromagnetic Human Environment. The Need of Additional Justification of the Existing Hygienic Standards. Radiation Biology. Radiation Ecology. 2010. Volume 50, No.1, p.5-11.
  19. Children in Russia. 2009: Statistical Almanac. UNICEF, ROSSTAT. Moscow: Informational and Publishing Center “Russian Statistics”, 2009, 121 pages 20. Young People in Russia. 2010: Statistical Almanac. UNICEF, ROSSTAT. Moscow: Informational and Publishing Center “Russian Statistics”, 2010, 166 pages
  20. Hardell L. Brain tumor studies. //Int. conference “EMF and Health . A Global Issue”, London, Sep. 8-9, 2008.
  21. Hardell L., Carlberg M., Hansson M. Mobile phone use and the risk for malignant brain tumors: a case-control study on deceased cases and controls.// Neuroepidemiology, 2010, 35, (2), p.109-14.
  22. Hardell L., Carlberg M., Soderqvist F. et al. Time trends in brain tumor incidence rates in Denmark, Finland, Norway, and Sweden, 1974-2003. //Journal of the National Cancer Institute, 2010,102(10), p.740-743
  23. Markova E, Malmgren L, Belyaev I. GSM/UMTS microwaves inhibit 53BP1 DNA repair foci in human stem cells stronger than in differentiated cells: mechanistic link to possible cancer risk.// Envir. Health Perspect 2010,118(3):394-399.
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  26. Grigoriev Yu.G., Grigoriev O.A.. Mobile Communications and Human Health: Hazard Assessment, Social and Ethical Problems. Theses of Reports of the 6th Conference on Radiation Studies (Radiation Biology, Radiation Ecology, Radiation Safety). 25-28 October 2010. Moscow, 2010. Volume 1, page 6
Russian National Committee on Non-Ionizing Radiation Protection (RNCNIRP) was founded January 28, 1997. Committee formed of highly qualified scientists and specialists. Now it comprises 36 persons. RNCNIRP members represent the leading research centers of the Ministry of Health of Russia, Russian Academy of Sciences and Academy of Medical Sciences, Ministry of Defence, as well as non-governmental organizations. The RNCNIRP is a union of scientists conducting research in the biological effects of non-ionizing radiation in fields of radiobiology, health, physics and other disciplines. Each session of the Committee is meeting professionals the opportunity to comprehensively discuss almost any issue, maintain and enhance academic and personal contacts. RUSSIA, 123182 Moscow, Zhivopisnaya Str., 46 www.emf-net.ru rcnirp@mail.ru, +7-499-190-9660 +7-499-190-9532 Printed with support of the Federal Medical Biophysical Centre of Federal Medical-Biological Agency of Russia ! 12


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