2010年5月12日
FMS, ME/CFS, MCS 国際デー
反・有毒物質宣言
私たちは彼らが嘘をついていることを知っている

線維筋痛症(FMS)、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 (ME/CFS)、化学物質過敏症(MCS)

情報源:WE KNOW THEY ARE LYING TO US
(ANTI-TOXIC MANIFESTO)
May 12, 2010, International Day of Fibromyalgia, ME/CFS and MCS
Clara Valverde (Liga SFC) & Eva Caballe (No Fun)

訳:安間 武 (化学物質問題市民研究会)
Translated by Takeshi Yasuma, Citizens Against Chemicals Pollution (CACP)
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/
掲載日:2010年4月21日
このページへのリンク:
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/sick_school/cs_kaigai/ngo/100512_anti_toxic_manifesto.html

訳注:毎年5月12日は、慢性疲労症候群であったとされるナイチンゲールの誕生日であり、世界の患者さんたちが、線維筋痛症(FMS)、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 (ME/CFS)、化学物質過敏症(MCS)等の国際(認識)デーとして、社会に認識を求めるキャンペーンを行なっています。

私たちは彼らが嘘をついていることを知っている

彼らは私たちに嘘をついている。私たちは彼らが嘘をついていることを知っている。

政治家にとって、私たちは管理された群れの中の黒い羊(厄介者)である。
私たちに嘘をつく医者にとって、私たちは正常ではないモルモットである。
私たちに嘘をつく産業界にとって、私たちは利益にならない壊れた機械である。
医薬品会社にとって、私たちは彼らの靴の中の小石である。

病気を食い物にする商人は私たちに嘘をつく。
片手を財布に入れたままよくなると語る人は私たちに嘘をつく。

しかし、私たちは彼らの嘘を信じない。

彼らは、私たちを世間から消し、病気の中に閉じ込めて鍵を投げ捨て、私たちに毒を飲ませ、口を閉じさせ、私たちを殺し、私たちの墓にインチキな花を植えることを望んでいる。しかし、彼らは私たちを閉じ込めることも、黙らせることも、世間から消すこともできない。

私たちは堪忍袋の緒が切れており、私たちは「良い患者」ではない。私たちは弁解しないし、説明もしない。

もし、あなたが線維筋痛症(FMS)に悩んでいるなら、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)から何とか生きながらえているなら、もし化学物質過敏症(MCS)に苦しんでいるなら、あなたは今、戦争をしているということを知るべきである。

私たちは彼らの嘘を怖がらない。彼らは始まったばかりのこの戦争の弾薬である。

もし、あなたは健康であると信じるなら、どちらの側につくのか選ばなくてはならない。彼らの側について病気になるのか、私たちと一緒に生きるのか?

今こそ私たちが指名し、決定し、定義する時である。

私たちは、彼らの有毒な嘘を信じない。
私たちは、彼らが嘘をついていることを知っている。

クララ・バルベルデ(Clara Valverde, Liga SFC)
エバ・カバリエ(Eva Caballe, No Fun)


化学物質問題市民研究会
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