レイチェル・ニュース #788
2004年4月1日
劣化ウラン兵器
Rachel's Environment & Health News
ピーター・モンターギュ
#788 - Depleted Uranium Weapons of War, April 01, 2004
by Peter Montague
http://www.rachel.org/?q=en/node/6465

訳:安間 武 (化学物質問題市民研究会)
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/
掲載日:2004年4月12日
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http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/rachel/rachel_04/rehw_788.html

(2004年4月1日発行)
ピーター・モンターギュ( Peter Montague )

 ウランは自然界に存在し、弱い放射性と有毒性を併せ持つ重金属である。自然界のウランには2つの主要な放射性同位元素、ウラン238(99.3%)とウラン235(0.7%)がある。原爆を作るためには多くのウラン235を必要とし、ウランが ”濃縮” されるが、その時に残る ”劣化ウラン (depleted uranium)” (DU) は99.8%がウラン238であり、元の天然ウランの放射能の約60%を有する。[1, pg. 6]
 劣化ウランは天然ウランからウラン235を抽出する ”ウラン濃縮” プラントで生成されるが、この同じプラントはまた、原子力発電所から出る使用済み核燃料も処理する。
 そのために、劣化ウランのあるものは、科学的に知られる最も危険な放射性物質、プルトニウム238、プルトニウム239、プルトニウム240、アメリシウム241、ネプチウム237、及びテクニシウム99のいくつかにより、非常に低レベルで汚染されていることが知られている。[1, pg. 6]

 放射性崩壊は自然に起こるプロセスである。放射性元素は、ひとつの元素から他の元素に変換する時に、強いエネルギーの粒子又は放射線を自然に発する。ウラン238が自然に崩壊する時に、α粒子を放射し、トリウム234になる。α粒子は非常に小さい砲弾のように考えることができる。すなわち、飛距離は短いが(空気中で数センチメートル)、もし、生体細胞を直撃すると、そのダメージは大変なものとなる。
 時にはα粒子で傷つけられた細胞は直ぐに死ぬが、時には手に負えない状態で増殖し始め、その結果がんを引き起こす。(国際がん研究機関(IARC))は、”α粒子を発する internally deposited 放射性核種”を、人間にがんを引き起こすことが知られている物質を意味するグループTに分類している。[1, pg. 85])

 従って、劣化ウランのα粒子は外側の皮膚を貫通することはないが、例えば肺など体内に取り込まれれば、致命的な結果を引き起こす。ウラン濃縮プラントの労働者に関するいくつかの報告書が、通常より高い率で肺がんになっているということを示している。[1, pg. 86]

 ウラン238の半減期は45億年であり、これは、ウラン238は直ぐには崩壊せず、従って毎秒あたりのα粒子放射量は多くはないということを意味している。しかし、”多くない”という言葉は相対的である。絶対量としては、劣化ウラン1μグラム(100万分の1グラム)は毎秒12粒子の、あるいは毎年3億9,000万粒子のα粒子を放射する。[1, pg. 6]
 従って肺の中に取り込まれた1マイクログラムの劣化ウランは、毎日100万回以上、細胞中で肺がんを引き起こす機会を持つことになる。子どもたちは大人より生きる期間が長くその間にα粒子ががんを発生させる機会が多いために、さらには子どもたちは成長しているので細胞分裂が多く、従って大人より危険性に対して脆弱であるために、明らかに子どもたちのα粒子による危険性は大人より高い。
 最近の数十年間、多くの原爆が、従って多くの劣化ウランが製造されたので、蓄積した膨大な量の劣化ウランの新たな用途を探す必要性が増大していた。[1, pg. 26]
 私の考えでは、このことの背景にある心理学は非常に単純である。政府が核技術を援助することは、人類がかつて犯した最悪の過ちのひとつであることが明白になってきたので、核技術にも何かよい点があるということを示す必要性が増大したということである。これは、厩肥で一杯の小屋に入った時に 「ここには馬が一匹いるに違いない」 と言う男として、ロナルド・レーガンが定義している楽観主義者の心理学である。

 劣化ウランは密度が鉛の約2倍あり、また非常に放射性が強いというわけではないので、医療機器や、原子力発電所から使用済み核燃を輸送するための容器(キャスク)のシールド材として使われてきた。また、劣化ウランは非常に高密度であり従って非常に重いので、船や人工衛星、航空機のバラスト−おもり、カウンターウェイト−として使われてきた。例えば、ボーイング747ジャンボ・ジェット機は約1500ポンド(約680kg)のカウンターウェイトを必要とし、このために 15,000 の劣化ウランのおもりが製造されている。
 近年、航空機のおもりとして、劣化ウランに替えてくタングステンが使われているが、恐らく、放射性物質を積んで飛行することについての議論を避けるためであろう。1992年にアムステルダムでアパートに突っ込んだ飛行機は劣化ウランのバラストを282キログラム積んでおり、2000年にイギリスで墜落したボーイング747は1,500キログラムの劣化ウランを積んでいた。[1, pg. 26]

 アムステルダムの墜落事故では、152キログラムの劣化ウランが回収できず、オランダの調査委員会は、想像できることであるが、炎上墜落事故時には劣化ウランの一部は放射性煙又はダストとして放出されたと結論付けた。
 劣化ウランは自燃性がある、すなわち、ある条件下で燃え出し、非常に細かい放射性煙又はダストを撒き散らす。[1, pg. 44]

 過去、20年間、劣化ウランは兵器としての用途を見出した。重い戦車の鎧装と鋭利な砲弾鎧装である。その理由は、同じく、大量に存在し、安価であり(戦車は政府の資金援助を受けている)、鉛の約2倍の密度があるからである。上述したように、自燃性があり、ある条件下で燃え出す。

 劣化ウランの砲弾が戦車などの鎧装した標的にあたると平たくつぶれることなく、鎧装を貫通するよう ”自己的に鋭い形状”になる。これは、劣化ウランの砲弾がその標的を貫く時に、その外装が燃えて非常に細かい放射性ダストを出し、これが潤滑の役目をして砲弾の残りの部分がさらに貫通するのを助けるということである。その結果、標的にドリルを使ったように非常にきれいな穴が開き、大量の放射性ダストが出る。
 劣化ウラン弾が十分に硬い標的に当たると砲弾の10%から70%が放射性ダストに変換される。[1, pg. 46]

 このダストが問題である。上述したように、もし劣化ウランのダストが肺に入り込むと、がんの原因となる。劣化ウランのダストは非常に重いので、再び回収されるか風で吹き飛ばされない限り、数百年間はそこに居続ける。

 劣化ウランの話をする時に健康への脅威の目安として、劣化ウランの量をマイクログラム(μg)で表現するのがよいと思う。劣化ウランのダストは数千μg (多分、それ以下)で危険な量となる。全ての (あるいはほとんどの) 劣化ウラン弾が標的に命中し、その結果、燃えて放射性煙 (ダスト) を放出するわけではないということを念頭においておくことは重要である。

 A-10ウォーソグのような地上攻撃用爆撃機は、毎秒70発の速度で30mm弾を発射し、各30mm弾は0.27kg(2億7,000μg)の劣化ウランを含んでいる。重戦車は120mm弾を発射するが、この弾は4.85kg(48億μg)の劣化ウランを含んでいる。
 アメリカの兵器産業は5,500億発以上の30mm劣化ウラン弾と160億発の戦車用の劣化ウラン弾を製造したと1995年に報告された。[1, pg. 27] それ以後もっと多くの劣化ウラン弾が製造されていることは間違いない。

 アメリカは、1991年、イラクに対する湾岸戦争において劣化ウラン兵器を使用したことを認めており、NATO軍は1999年のコソボ紛争で劣化ウラン兵器を使用したことを認めている。劣化ウラン弾によりアメリカの演習射爆場がひどく汚染されている。それらの演習場は、アリゾナ州ユマ、メリーランド州アバーディーン、インディアナ州ジェファーソン、及びプエリトリコのビーケスにある。[1, pg. 50]
 ニューメキシコのロスアラモス国立試験場の科学者たちは60年間も劣化ウランを扱っており、その間、推定38.5トンの劣化ウランを試験場の裏にある大渓谷に捨ててきた。[1, pg. 49]

 戦争中、非戦闘員に対し劣化ウランが及ぼした脅威は大変なものであったと考えられ、コソボやイラクで劣化ウラン弾で破壊された戦車などの軍事用車両の上で遊ぶ子どもたちの写真がある。[1, pg. 49] それら車両の多くは外部も内部も放射性ダストでひどく汚染されている。
 世界保健機関(WTO)によれば、通常、多くの子どもたちは成長時に毎日9〜96mgのホコリを口から吸収しているが、劣化ウランで汚染された土壌はそのような場合、特に危険である。[1, pg. 38]
 しかし、アメリカ軍当局は、子どもたちも民間人も劣化ウランの危険にさらされているということを否定している。[2]  ペンタゴンは、危険なのは兵士だけであるとしている。ペンタゴンが劣化ウランが兵士にとって危険であると考えていることは間違いない。兵士軍事教練マニュアルによれば、劣化ウランで汚染された機器や土地の25メートル以内に立ち入る場合には、呼吸と皮膚を保護しなくてはならないとしている。 (それは劣化ウランが引っかき傷やその他の傷口から体内に入り込むかも知れないからである)[3]

 劣化ウランが肺に入り込むようなことがあれば、その多くが長期間、そのまま肺の中にとどまり、肺細胞を照射し、世界保健機構によれば、”肺がんのリスクは、照射量に比例して大きくなる”。[1, pg. 85] (言い換えれば、リスクをゼロにするただ一つの方法は、被爆しないことだけである。)
 イギリスの王立協会は劣化ウランを調査し、その使用により関係者にリスクがないということはないという結論を出した。[4] そこにいる人たちを助けるという公然の目的のために民間人の居住地に大量の劣化ウラン弾を撃ち込んでいるのだから、実際には、劣化ウランはキチンと調べられていない。

 劣化ウランの、免疫系、代謝系、神経系、生殖系、内分泌系(及びその他の生物学的信号メカニズム)、及び成長、発達、行動系に対する影響は何も研究されていない。我々が劣化ウランについて余りにも知らないということ、及び、そのような無知にもかかわらず、民間人の近くで使用しても安全であると主張することは驚くべきことである。
 残念ながらに、まだ、肺がんの危険性についての詳細は分からないままである。1940年以来劣化ウランを製造し研究してきたにもかかわらず、軍の科学者は、吸入された劣化ウランがどのくらい長い時間、肺の中に留まるのか、いまだに、正確にはわかっていない。彼らは吸入された劣化ウランの57%〜76%が”100日以上”の半減期をもって肺の中に留まると言っているが、100日以上がどのくらいの期間なのか知らないように見える。[1, pg. 64] 半減期とは、物質の半分が消滅するのに要する時間量である。

 また、吸入された劣化ウランが肺を離れた後にどこに行くのかも明確ではない。それらは咳きをして排出されるのか、排泄物として出るのか、又は溶けて血液中に入り込み尿として排出されるのか? それとも体内のどこかに留まっているのか? オスのラットに曝露させるとウランは脳と精巣にたまった。[1, pg. 65]

 軍事専門家は、目標を外れた劣化ウラン弾は地面に埋まるだけであると指摘している。しかし世界保健機関はそう簡単には物事が片付くとは考えていない。 「しかし、ある場合には、食品や地下水の汚染濃度は数年後には上昇するかもしれないので監視が必要で、少なからぬ劣化ウランが食物連鎖に入り込む可能性があるところでは適切な措置がとられなければならない。・・・高濃度の劣化ウランで汚染された区域は、浄化されるまで立ち入り禁止としなければならない。」 [1, pg. vi] コソボ及びイラクにおいて、劣化ウランで汚染された区域が浄化されたことはない。

 だれが、地中の劣化ウランが常にそこに留まっていると考えたのであろうか? 1970年から1997年の間に、劣化ウラン兵器を製造する軍需企業であるスターメット社はマサチューセッツ州コンコードの郊外の地中に設けたライニングのされていないピット中に劣化ウランを投棄した。現在、コンコードの投棄場所から1マイル以内の土壌は劣化ウランで汚染され、地下水に劣化ウランが入り込んだためにその地域の井戸も汚染された。
 誰がそれ以外の結果を予想したであろうか? それにもかかわらず、我々は、スターメット社の重役たちはそれほど愚かではないということを認めざるを得ない。彼らの放射性投棄場所が国のスーパーファンド・リストに載る直前に、スターメット社は予防的措置を取り、破産宣言をした。アメリカ環境保護局I (EPA) はスターメット社の破産を調べもせずに受け入れたので、現在、困難な浄化作業のための金は納税者が支払っている。[5]

 アメリカ海軍は劣化ウランを、カリフォルニア州サンディエゴ、カリフォルニア州シール・ビーチ、インディアナ州クレーン、メリーランド州インディアンヘッド、ニュージャージー州コルツネック、ネブラフスカ州ホーソン、オクラホマ州マックアリスター、サウスカロライナ州チャールストンタウン、ユタ州ツーエル、バージニア州ダールグレン、バージニア州ノルフォーク、バージニア州スーアルズポイント、及びバージニア州ヨークタウンに貯蔵しており、その他10」ケ所で大量に貯蔵されているとの話である。劣化ウランを国内船で運ぶ時にも、船荷は明らかに放射性であり爆発性であるにもかかわらず、容器には ”放射性物質” の表示マークがない。(下記の監視行動を参照のこと)

 放射性であるということに加えて、劣化ウランは有毒であり、特に人間の遺伝子に対して有毒であることが知られている。[1, pg. 75] 湾岸戦争中、”友軍”の攻撃で劣化ウラン弾の破片が体内に残っている湾岸戦争からの帰還兵は、遺伝子を傷つけられているという証拠を示している。[6]

 少なくとも、軍の科学者の一人であるメリーランド州ベテスダにある軍事用放射線研究所の放射線学者アレクサンドラ・ミラーは、劣化ウランは、その化学的有毒性と放射能が予期せぬ方法で合成されて有害性を高めるかもしれないので、かつて信じられていたよりも危険かもしれないと述べている。[7]
 ミラーはまた、(化学的有毒性又は放射能による、又はその両方による) 遺伝子への損傷は、次世代に遺伝的に受け継がれるので、その害が現れる数世代後までは、目に見えないかもしれないと述べている。[7] このことは劣化ウラン兵器は明らかに ”大量破壊兵器、又は、無差別兵器”の分類に含まれる。

 NATOの指令のもとに米軍機は、1999年にコソボで目標物に対し劣化ウラン弾10トン(9兆μg)を投下した。イラクに対する湾岸戦争中、アメリカは300〜338トン(272兆〜302兆μg)の劣化ウランを含む爆弾を投下した。[1, pg. 45]
 2003年のイラク戦争で使用された劣化ウラン弾の総量は100トンから200トン(90兆〜180兆μg)と推定される。[8] その多くは民間人が住み、働き、遊び、水を汲み、食品を売る、都市部近郊に投下された。

 このようなことから、劣化ウラン兵器が特別な継続的な危険性を市民、特に子どもたちにもたらすことは明らかであり、これらの兵器による有害性は将来の世代にまで引き継がれるかもしれない。疑いなく、このことが、国連小委員会が1996年にウラン劣化兵器を ”大量破壊又は無差別効果兵器 ”と名づけ、その使用を禁止すべきと勧告した理由である。[9]

 タングステン合金の兵器は戦車やその他の数百の標的を劣化ウラン兵器と同じように効果的に攻撃できるので、アメリカが劣化ウラン兵器を使用し続けることは不必要であり、公衆健康、国際法、世界の世論、及び公徳心の諸原則に反することである。

ピーター・モンターギュ

監視行動

 2004年6月30日までにアメリカ運輸省は、劣化ウラン兵器を放射性物質又は爆発性物質としての標識を付けずに船で輸送することを許可する軍への免除を改める(又は拒否する)べきである。事故又は火災の場合には、第一線の指揮者はこの情報を知っている必要がある。このことについて我々の全てがができることは:

  • 運輸省の輸送免除部門に対し、下記を要求すること。
    運輸省は直ちに DOT-E-9649 を終了させ、更新しないようにすること。
    船上の劣化ウラン弾には”放射性物質”と表示した標識及び”危険物質”と表示した標識を付けること。

  • DOT-E-9649 に関する要求書状を下記に送ること。
     400 7th St. SW Washington, D.C. 20590
     運輸省危険物質免除承認事務所
     DHM-31 局長 ディルマー・ビリングス宛
     Fax: (202) 366-3308 E-mail: delmer.billings@rspa.dot.gov
劣化ウラン監視行動に 関する情報 http://www.gzcenter.org/DU.htm
NOTES and REFERENCES

[1] Department of Protection of the Human Environment, World Health Organization, Depleted Uranium; Sources, Exposure and Health Effects (Geneva, Switzerland, April 2001). Available at http://www.who.int/ionizing_radiation/pub_meet/ir_pub/en/ .

[2] Matthew D. Sztajnkrycer and Edward J. Otten, "Chemical and Radiological Toxicity of Depleted Uranium," Military Medicine Vol. 169, No. 3 (2004), pgs. 212-216.

[3] Army manual quoted in Larry Johnson, "Activists want depleted-uranium munitions labeled; military's exemption is challenged," Seattle (Wa.) Post-Intelligencer Dec. 4, 2003.

[4] Susan Mayor, "Report suggests small link between depleted uranium and cancer," British Medical Journal Vol. 322 (June 23, 2001), pg. 1508.

[5] Ed Ericson, "Dumping on History: A Radioactive Nightmare in Concord, Massachusetts," E/The Environmental Magazine Mar. 5, 2004.

[6] Melissa A. McDiarmid and others, "Health Effects of Depleted Uranium on Exposed Gulf War Veterans: A 10-Year Follow-up," Journal of Toxicology and Environmental Health, Part A, Vol. 67 (2004), pgs. 277-296.

[7] Duncan Graham-Rowe, "Depleted uranium casts a shadow over peace in Iraq," New Scientist Vol. 178, No. 2391 (April 19, 2003), pg. 4.

[8] Dan Fahey, "The Use of Depleted Uranium in the 2003 Iraq War: An Initial Assessment of Information and Policies." Berkeley, Calif., June 24. 2003. Available at http://www.antenna.nl/wise/uranium/pdf/duiq03.pdf

[9] The United Nations Subcommission on Prevention of Discrimination and Protection of Minorities passed a resolution condemning the use of depleted uranium weapons during its 48th session in August, 1996, as described in U.N. Press Release HR/CN/755, "Subcommission on Prevention of Discrimination and Protection of Minorities Concludes Forty-Eighth Session." Relevant section available at http://southmovement.alphalink.com.au/antiwar/UNres.htm



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