NLR_2012年12月19日
米国立労働安全衛生研究所(NIOSH) 銀ナノ粒子の情報とコメントを求める 情報源:Nanotechnology Law Report December 19, 2012 Silver Nanoparticles: NIOSH Seeks Information and Comment by Robert Oszakiewski http://www.nanolawreport.com/2012/12/articles/ silver-nanoparticles-niosh-seeks-information-and-comment/#axzz2GaaKLCxN 訳:安間 武 (化学物質問題市民研究会) http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/ 掲載日:2012年12月31日 このページへのリンク: http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/nano/niosh/121219_NIOSH_silver_nano_info_comments.html 本日の連邦政府官報は、米国立労働安全衛生研究所(NIOSH)が銀ナノ粒子に関する情報とコメント求めるという告知を掲載した(訳注:NIOSH ウェブサイト)。NIOSH は、知識のギャップを特定するために、労働者に及ぼす潜在的なリスクを確認し、研究室及び現場での適切な研究調査が実施できるよう・・・銀ナノ粒子による労働者への健康影響があるかどうかを決定するためにデータを収集し、曝露を防ぐためにもし特定のリスク管理ガイダンスが必要なら、・・・銀ナノ粒子(AgNPs)に関する科学的データの評価を実施している・・・。 銀ナノ粒子曝露ラットに観察される胆管増殖(bile duct hyperplasia)及び 肝細胞壊死(hepatocellular)との関連性を決定するために特に必要な情報はもちろん、次のような情報:(1) 銀ナノ粒子曝露源、(2) 労働者の曝露に影響を及ぼす要素、(3) 労働者の曝露を削減するために効果的な曝露管理措置の実施(例えば技術的管理)及び作業方法の実施、及び(4) 職場の曝露を特性化するための適切な測定手法と曝露測定法・・・。 要求される情報の例には下記が含まれる: (1) 銀ナノ粒子への曝露が生じるかもしれない産業又は職業の特定 (2) 銀ナノ粒子の製造と使用の動向 (3) 銀ナノ粒子への曝露の可能性ある業務とシナリオの記述 (4) 様々な産業及び業務における職場の曝露測定 (5) 銀ナノ粒子に曝露する労働者への潜在的な健康影響を示す事例報告又はその他の健康情報 (6) 銀ナノ粒子の物理化学的特性化を含んで試験管及び体内毒性研究による成果 (7) 銀ナノ粒子への労働者の曝露を最小化するために取られている管理措置(例えば、技術的管理、作業方法、PPE(個人防護用具)) (8) 曝露の定量化におけるそれらの手法の限界に関する情報を含んで、銀ナノ粒子への労働者の曝露の定量化するために用いることができる測定手法と曝露測定に関する情報 この告知に基き受領する全ての情報は、機関名と官報番号(CDC-2012-0014; NIOSH-260)を含めなくてはならない。また、オンラインで提出 Regulations.gov−または下記宛の郵送で提出してよい。 NIOSH Docket Office, Robert A. Taft Laboratories, MS-C34 4676 Columbia Parkway, Cincinnati, OH 45226. 提出されたコメント及び情報は Regulations.gov に掲載されるであろう。提出期限は2013年1月19日である。 訳注 NIOSH Docket Number 260 Silver Nanoparticles (AgNPs) Information and comment period http://www.cdc.gov/niosh/docket/review/docket260/default.html
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