ETCグループ ニュース・リリース 2007年1月24日 ナノ危険表示シンボル コンテスト入賞作品発表 ナイロビでの世界社会フォーラムで 情報源:ETC Group News Release Wednesday, 24 January 2007 Winners of Nano-Hazard Symbol Contest Announced at World Social Forum, Nairobi, Kenya http://www.etcgroup.org/en/materials/publications.html?id=604 訳:安間 武 (化学物質問題市民研究会) http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/ 掲載日:2007年2月4日 このページへのリンク: http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/nano/etc/ETC_070124_symbol.html
今週、ナイロビで行われた世界社会フォーラムに推定30,000人の人々が集まり、参加者は出展された人工ナノ物質の存在を警告するナノ危険シンボルに投票するチャンスがあった。国際グラフィック・デザイン競技会の入賞者が今日発表された。入賞者はディミトリス・デリジアニス(ギリシャ)、シャーレイ・ギブソン(スコットランド)、及びキプロス・キプリアーノ(イギリス)であった。 ”小さな技術は小さなことではない−そこにはナノ危険シンボルをデザインするための激しい競争があり、ナイロビ中で大きな関心がもたれた”とETCグループのパット・ムーニーは述べた。”事実上第一位に等しい3人の作品を我々は選んだ”とムーニーは説明した。 この競技会には24カ国から482人のユニークなデザインが出展された。ナイロビで審査員団によって選ばれた116人の候補作品は投票用紙に示された。 入賞作品は、国際危険表示標準化委員会に提出され、製品容器のラベルや職場の壁に張られるシンボルとして使用されるであろう。極端にサイズは小さく表面積は大きいので、ナノスケール粒子は同一物質でもっと大きな粒子よりも活性で有毒かもしれない。すでに市場には人工ナノ粒子を含んだ数百の製品が出ているが、ナノ粒子の毒性は分らないことが多い。 (競技に関する詳細はについては審査委員のリストとともにここに示されている。) なぜ危険表示が重要なのか、そしてどのようにして入賞昨人を選ぶのかについての審査員の1人であるアレクシス・ブランダスによるコメントをお読みいただきたい。 ”入賞者の皆さん、そして世界中から参加してくれた数百人の皆さん、おめでとう。我々はまた、16の入選作品にまで絞り込んでくださった審査員の皆さんにもお礼を申し上げる”とETCグループのキャシー・ジョーウェッターは付け加えた。 応募のあった全482作品はここから見ることができる。 ナイロビでの16入選作品はここから見ることができる。 |