EPA ニュースルーム 2006年10月18日
EPA ナノ技術スチュワードシップ・プログラムへの
参加呼びかけ


情報源:EPA Newsroom 10/18/2006
EPA Invites Public Participation in Development of Nanotechnology Stewardship Program
http://yosemite.epa.gov/opa/admpress.nsf/a8f952395381d3968525701c005e65b5/
0edb5f39e2ed3c428525720b00629872!OpenDocument


訳:安間 武 (化学物質問題市民研究会)
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/
掲載日:2006年11月3日
このページへのリンク:
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/nano/epa/epa_061018_nano_stewardship.html


【ワシントン D.C. 2006年10月18日】 本日EPAは、ナノ技術の潜在的なリスクと便益をEPAがよりよく理解するために役立つであろうナノ技術スチュワードシップ・プログラムの構想と開発に参加するよう呼びかける手紙を500を超える個人及び団体に発送した。ナノ技術は新たな又は強化された物質と製品を開発するために原子又は分子レベルで物質を生成又は変更する科学である。このスチュワードシップ・プログラムは、有害物質規正法(TSCA)の下にEPAの新規及び既存化学物質に係るプログラムを補完し、ナノ物質のための主要な科学的情報と適切なリスク管理実施の開発を促進することによって規制的な決定のための堅固な科学的基礎を提供するであろう。

 ”この新規技術に目を向けるために人々を結集することにより、我々は、よりよい明日のための約束を実現する一方で、ナノ技術の責任ある開発を確実にすることができる”とEPAの農薬有害物質防止の副長官ジム・グリフォードは述べた。”公開された対話、公衆の参加、及び健全な科学を通じて、我々はナノスケール物質の適切な監視を確立し、安全についての公衆の信頼を確実なものにすることができる。”

 EPAは、公共団体、企業、環境団体、その他連邦機関、及びその他の利害関係者にこのプログラムの構想、開発、及び実施に参加するよう呼びかけている。これらには下記が含まれる:
  1. リスク管理実施とナノ物質の特性化を議論するための公開科学審議
  2. ナノスケール物質のためのTSCAプログラムを記述する全体の枠組み文書
  3. ”新規”と”既存”の化学的ナノスケール物質のTSCA目録(TSCA Inventory)を区別することに関する文書
  4. このスチュワードシップ・プログラムの下でデータを収集するための情報収集要求(Information Collection Request)とともに、スチュワードシップ・プログラムについてのEPAの考え記述する概念書
  5. ナノスケール物質のための汚染防止機会を検証するワークショップ
  6. これらの文書とプログラム要素を討議するための公衆会議
TSCAの下でのナノスケール物質スチュワードシップ・プログラムについてのもっと詳しい情報:
 http://epa.gov/oppt/nano/index.htm


化学物質問題市民研究会
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