FoE ウェブサイト 2010年
なぜナノ日焼け止めは 表示なしに規制なしに市場に出ているのか? 日焼け止め会社へ請願書を出そう 情報源:Friends of the Earth Why are nanosunscreens still unlabelled and unregulated on the market? http://www.foe.org/why-are-nanosunscreens-still-unlabelled-unregulated 掲載日:2010年6月3日 このページへのリンク http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/nano/FoE/FoE_nanosunscreens_unlabelled_unregulated.html ナノ粒子を含んだ製品は米国政府によって表示を求められず、規制もされていない。2009年に米環境保護庁(EPA)は日焼け止め中で使用されているナノスケールの二酸化チタンの調査を実施したが、この調査はほとんど消費者のための規制と保護にはほとんど役立たなかった。EPAの調査はナノ粒子規制の第一歩であったが、公衆と環境の健康を守るためにもっと多くのことがなされる必要がある。(ナノ日焼け止めにより及ぼされるリスクについての情報) 規制当局が行動を遅らせている間に、我々はその欠陥ある構造と不適切さについてますます知るようになった。大学人、産業側の科学者、政府当局者を含む広範な利害関係者のグループによって設立された委員会(意思決定のための科学統合に関する委員会/The Committee on Science Integration for Decision Making)は最近、EPAスタッフは、工業用ナノ物質及びその他の化学物質について関連する科学を無視するよう働きかけられた(詳細についてはPolitics Dailyの記事を参照)。 さらに、FDAは、市場に出される前にナノスケール成分に特有の影響について特別のテストを要求することになっているにもかかわらず(FDA, 2003)、アメリカの市場にあるナノ化粧品及びナノ日焼け止めはどれひとつ、米食品医薬品局(FDA)による上市前安全評価を受けていない。 一方、欧州連合では公衆の健康を守るための措置がすでに取られている。2009年3月に欧州議会で採択された新たな規則は、化粧品及び日焼け止め中に含まれるいくつかのナノ物資は成分リストに表示されるべきことを求めている。この規則はまた、ナノ粒子を含む化粧品についてもっと強化された安全テストを求めることになる(European Parliament, 200)。 さらに、フランス環境・労働安全衛生局(AFSSET)は、欧州連合のREACH規則は工業用ナノ物質からのリスクをに対応するよう修正すべきことを求める報告書を発表した。さらにドイツ規制当局もまた、工業用ナノ物質を含む製品を使わないよう警告した。 太陽光のもとでも安全に http://action.foe.org/p/dia/action/public/?action_KEY=3902 日焼け止めクリームを肌に塗ったときにべったり白くならないように、工業用ナノ物質が使用されている。それはリスクをかけるほどの価値はありません。 会社にあなたの意見を聞かせる必要があります。私たちの健康のために産業界にそのやり方を替えさせましょう。日焼け止め会社に工業用ナノ物質を使用していることを認めさせるか、否定することを求めるために、仲間の活動家たちと立ち上がりましょう。 私たちの健康・環境キャンペーン推進者らは、この手紙とともに私たちの請願書を日焼け止め会社に送ります。そして私たちは、あなたがご自分の健康について情報に基づいた決定ができるよう、どの会社が対応したか、そしてどの会社が沈黙したかについてお知らせします。私たちは6月25日まで、できるだけ多くの署名を集める必要があります。
署名は下記ウェブページからできます。 6月25日までに署名しましょう。10,000人の署名を目指しています。 http://action.foe.org/p/dia/action/public/?action_KEY=3902 |