IPEN 2017年12月1日
水俣病被害者 坂本しのぶさんの
水銀汚染を終わらせるようを求めるビデオが
第3回国連環境総会(UNEA3)で発表される

情報源:IPEN, December 1, 2017
Minamata Disease survivor, Shinobu Sakamoto,
calls for an end to pollution at UNEA3

http://ipen.org/news/minamata-disease-survivor-
shinobu-sakamoto-calls-end-pollution-unea3


訳:安間 武 化学物質問題市民研究)
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/
掲載日:2017年12月2日
このページへのリンク:
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/mercury/IPEN/
IPEN_171201_Minamata_Disease_survivor_Shinobu_Sakamoto.html

 水俣病被害者の坂本しのぶさんを特集した新たなビデオが、12月6日からケニアのナイロビで開催される第3回国連環境総会(UNEA3)で国連環境計画(UNEP)により発表される。

 そのビデオの中でしのぶさんは、水銀汚染を終わらせるよう求めて、次のように述べている。”私自身を含む胎児性水俣病患者は、年々具合が悪くなっています。多くの人々がまだ、水銀汚染の被害を受けており、戦っています。今日、私は、水俣病は終わっていないという私のメッセージを繰り返さなくてはなりません。汚染は終わらせなくてはなりません”。

 2017年9月24日から29日までジュネーブで開催された水銀に関する水俣条約第1回締約国会議(COP1)への参加より6年半前、しのぶさんは2011年1月24日から28日まで日本の幕張で開催された水銀条約政府間交渉委員会第2回会合(INC2) において、IPEN と日本の化学物質問題市民研究会(Citizens Against Chemicals Pollution, Japan)と一緒に、”水俣を敬う(Honoring Minamata)キャンペーンを打ち上げた。しのぶさんの話をもっと知りたい人はここをクリック(REUTERS Updated 21 September 2017)

 ビデオは、本年9月24日から29日ジュネーブで開催された水俣条約第1回締約国会議(COP1)に参加した「しのぶさんの支援チーム」、国連環境(UN Environment)、及びIPENの連携の結果である。

Shinobu_Sakamoto.jpg(33504 byte)


化学物質問題市民研究会
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