IPEN 2019年11月25日
水俣病患者 松永幸一郎さんが
COP3 総会の開会式で各国代表者らに向けて演説


情報源:IPEN, 25 November 2019
Mr. Koichiro Matsunaga, Minamata Disease Patient,
addressed the delegates in plenary during the opening session.
https://ipen.org/conferences/mercury-treaty-cop3

紹介:安間 武 (化学物質問題市民研究会)
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/
掲載日:2018年11月27日
このページへのリンク:
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/mercury/COP3/IPEN/191125_IPEN_
Mr_Koichiro_Matsunaga_addressed_the_delegates_in_plenary_COP3.html

 本日(2019年11月25日)、水俣病患者 松永幸一郎さんが COP3 総会の開会式で各国代表者らに向けて演説をした。感動的な演説で、胎内で水銀に暴露した松永さんは各国代表者らに水銀中毒の実生活への影響を気づかせた。1963年に生まれた松永さんは水俣病のために7歳まで歩くことができなかった。障害があるにもかかわらず、彼は自転車に乗って楽しんだが、2010年に痛みが強くなったので歩くことも困難になり、車いす生活を強いられることになった。彼は次のように述べた。”水俣病はまだ、終わっていません。問題はまだ解決していません。私は、子どもたちが私たちの様に被害を受けるのを見たくありません”。彼は代表者らに次のように懇願しました。”どうぞ将来の子どもたちのために水銀の適切な管理をしてください。私は全世界が水銀によってこれ以上悲劇を引き起こさないよう求めます”。

松永さん演説の IPEN 英文パンフレットとビデオ

関連情報:
水銀に関する水俣条約推進ネットワーク(MICO ネット)のフェースブック


化学物質問題市民研究会
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