GAIA 2007年5月2日
市民団体、日本の廃棄物植民地を非難する
5月2日世界行動デー


情報源:May2, 2007, Manila, Philippines
Global Alliance for Incinerator Alternatives
Groups Slam Japan's Waste Colonialism
http://www.no-burn.org/

訳:安間 武 (化学物質問題市民研究会)
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/
掲載日:2007年5月3日
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http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/basel/GAIA/070502_GAIA_Iwo_Jima.html

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Photo by Gigie Cruz/GAIA
 【2007年5月2日フィリピン】世界中の環境団体及び市民団体が今日、日本政府は二国間貿易及び投資協定を通じて有害廃棄物の二国間貿易を行いアジアに廃棄物植民地を作り上げるためにが邪悪な計画を立てているとし、日本政府を糾弾した。

 日本の”廃棄物植民地”に反対する初めての世界行動デーに、フィリピンを含む世界の45カ国以上からこの問題に関心を持つ200以上の団体上及び多くの人々が参加し、有害廃棄物貿易を海外開発援助と投資に結びつけるための東京の圧力を非難し阻止するために集まった。

 脱焼却グローバル連合(GAIA)、バーゼル・アクション・ネットワーク−アジア太平洋(BAN-AP)、グリーンピース東南アジア(GPSEA)、ヘルスケア・ウイズアウト・ハーム(HCWH)及びエコウェイスト連合により組織れたこの合同キャンペーンは、1947年5月3日にハ発効した日本国憲法を記念する日本の休日”憲法記念日”と時を同じくして行われた。

 マニラでは環境活動家らが、第二次世界大戦で硫黄島の戦いですり鉢山の山頂にアメリカ国旗を立てる有名な故事を模して、日本がアジアに廃棄物植民地を作り上げるための計画を表現するために、活動家が扮した日本の官僚と商人がゴミの山に¥印の旗を立てる活人画(タブロー)(注)を日本大使館の前で演じた。

 チェンナイ(インド)、ソウル及びタイペイの市民グループも日本領事館の前に集まり、有害廃棄物貿易の自由化を非難した。


訳注:活人画(タブロー)
扮装した役者などが静止した姿勢で無言のまま表現した歴史などの一場面


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ABS-CBN
http://www.abs-cbnnews.com/storypage.aspx?StoryId=75740

The INQUIRER
http://globalnation.inquirer.net/news/news/view_article.php?article_id=63692


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