5月4日 5月9日

2009年5月9日 土曜日 旧暦4月15日(13.9)

加太 晴 潮反転 8:53 上り最速時 6:13(1.0N)

大潮 満潮 5:11 干潮 12:21


今回の大潮周りが中戸開幕あるいはイワシ鯛の端境期で鯛と勝負できる最後のチャンスとみて釣行。今日の座席は右艫。下りを中心に考えていたのでまずは思惑どおりである。向かうのは地の島の沖合だ。 この時期にはあまり行かないような気もするが、わりと大きいのが来るけどアタリが渋いポイントというイメージがある。

風は北、潮は最初は北向きに流れている。ギジは赤みのあるピンク。仕掛けは以前に作り置きしておいた残り物だったが、長さが19メートルの八本針でこのポイントにはちょうどいい仕掛けであった。本日はこれ自体ラッキー。

五時前にはポイントに到着、水深は50メートル。魚探にはときおり反応があるが無線からは「アカナ〜」の声。いつものごとく早めに誘っていたが、反応があるところでもまったくのノーチェイス。それではゆっくり目に誘ってみる。

最初は一巻き二秒、まだ当たらないから一巻き三秒に落としてゆっくりと底から二十回を巻いていると、十五回くらいでググンっと当たってきた。それではなれてしまったので、今日も喰いは渋いと判断。誘いは超スローで勝負だ。

数分後、十二、三回でグーっと重みが乗ってきたが持ち込まない。その重みを感じながらゆっくり巻くが反転しない。仕方がないのでクラッチを切って底取りをしようとしたが落ちない。落ち込みで喰ったのだ。すぐさまクラッチを入れてゆっくり誘い上げると、グッグーン、ゴンゴン〜っと引き込まれた。割と力強く引いてくれる。 何度かやり取りをして仕掛けをつかむ。上から四番目に40センチを越えているキレイな鯛だ。幸先いいなぁ。

同じ流しで底取りをして七回くらい誘ったところで、ガン、ブルブルっとアタリ。さっきよりも小さそうなのでラインもそれほど出ないで上がってくる。これは下から三番目に40センチを少し切るくらいの奴。 潮の流れはあまりよくなくてなかなか行ってくれない。

ゆっくりゆっくりと辛抱に巻いていると、二十回くらいでグーっと乗って、グググ、グググ、と引くのだが反転しないから針に掛からない。それではと巻き上げながらロッドもゆっくり持ち上げるようにして針を口に掛けてやる。針にかかったようでグッグーンと一気に持ち込まれた。これは良い型。しかし竿先を叩くような引き方をするので掛かった針は一番上か二番目だな。これはバレやすいからロッドは立て気味に対応する。

何度も何度もラインを出されるが、ドラグは緩め過ぎないように注意しないとはずれてしまう。 サルカンが見えて仕掛けをつかむともう見えている。上から二番目に50センチオーバー。うれしいじゃないですか。



まだクラゲも多くて釣りにくいですわ。

次もアタリは渋い。十回くらいでグーっときたが、ググ、ググ、ググっと引っ張るだけ。また誘いながら針に掛ける。これまた40センチを越えるくらいの奴。上から四番目のやや下目の針に来ている。そろそろ上り潮も終わりかけなんだろうがまだ止まっていない。

底から二十回巻いたところで、グっと力強く押え込まれるがそのままついてくる。グ、グ、グっアタルが反転しない。巻き数も三十回を超えたところでついてくるのをやめたのか、グーっと重くなる。そのときに巻き速度を早めると針掛かりしたようだがまだ走らない。

取り込みに入り、巻き上げているうちに針に掛かったのがわかったのか、一気に五メートル以上走る。上のほうで掛かったからなかなか弱らない。ゴン、ギューン、ゴンゴンギューンと走って楽しませてくれる。サルカンが見えてからも何度か走られたがなんとか仕掛けをつかむ。 上から二番目に掛かったいたのは60センチクラスだ。オスのノっ込みだね。残念ながら60センチはなくて58センチだったが大満足。

下りになったが東に向かって流れる感じだ。アタリの渋さは変わらずで、とにかくゆっくり誘わないと追ってこない。しかし、鯛は多くいるのか、仕掛けを上げる巻き上げのときに、ガツーン、ギュギューン とハマチが掛かったような引き。引き方が鯛ではないのでハマチと思い込んでゴリゴリと巻いてくると鯛が見えてきた。なんと尾びれに針が掛かっていたのだ。

それから渋いアタリとの戦いは続く。八つになったので二桁を目指してやっていたが何度かのグググっというアタリや、ガンというアタリ 等もありながら一つだけ追加し九つで終了となりました。

ず〜っとノンダ沖を流し続けましたが、魚探の反応もときおりありましたし、渋いながらも不思議と釣れました。多くの船がポイントを離れて行っても同じところで流し続けた勝利ともいえそうです。大変満足した春シーズンの終了となりま した。



50オーバーが三つありました。大満足です。


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2009年5月4日 月曜日 旧暦 3月10日(9.4)

加太 くもり時々晴 潮反転 7:24 上り最速時 3:23(2.8N)

長潮 満潮 5:31 干潮 10:11



一ヶ月ぶりの釣行。そろそろ鯛も終わりの時期を迎えてしまった。到着すると左の艫が空いているというのでそこに座る。まずは中戸下からの上り潮だが、もう止まりかけだ。一回目の流しで手応えが重くなるがどうやらクラゲのようだ。

それでも誘わないと喰わないから誘っていると、ニ十回くらいでググ、ググっときた。クラゲの重みの中でのアタリだったがすぐはなれたみたい。上り潮はすぐに終わり、ポイントを一気に移動し神島の近く。潮が白くなっていて濁り過ぎのようだ。

潮はトロ、トロっと流れているが期待薄。そこも諦めて中戸へ。下りがまだ始まっておらず潮待ち。二十分くらい経ってからスタート。潮はまだ行かないがチャンスの時間は短いから集中しているが当たらない。なんにも来ない。

一時間ほど流してはみたものの、ミヨシでメバルとチヌが上がっただけ。中戸もあきらめるしかなさそうです。


中戸ですがあきませんわ。

ウチノマエの下りを流す。艫から流れるから潮先。早めに誘いをしていたが来ないのでゆっくり巻いていると、ググ、グングン、グググっとなんだか下手な喰い方をする。グン、グググーンときた。ハマチですね。

何度かラインを引き出されてちょっと強引に巻いているとハリス切れ。ハマチも浮いているみたいで底から五回以上巻いてからアタリが出て、掛かっているのも真ん中よりも上の針。 こんだけ引く鯛やったらなぁ〜っと思いつつやり取り。

アタリがあってもハマチだけ。ゆっくり目に誘いを入れると、グングン、グングングンと来てから突っ込んでいく。品がありませんが仕方ありません。ハマチも潮が緩み始めると喰いが落ちてきました。結局、ハマチを四つ上げることができました。

いっときはマルボも覚悟しましたが、何か釣れて何よりです。 神経抜きをいたしましたが、成功したような、うまくいかなかったようなよくわからない結果 となりましたが、お造りにした身はしっかりしていたように思いますがけっこう難しいですね。



ハマチが四つだけでした。


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