3月4日 3月10日 3月24日

2007年3月24日 土曜日 旧暦2月6日 (5.0)

加太 くもり 潮上り 10:08 潮反転 7:41

中潮  干潮 3:09 満潮 8:37 



南からの風が吹く前になんとかいいのが釣れないかと淡い、淡すぎる期待を抱いて釣行。今日はお客さんが少なそうだが早く港に着いたのでクーラーを置きに船 に行く。まだ誰も着いてないみたいだ。船を引き寄せるために綱をつかんだ途端に、胸ポケットから何かが落ちた。そうです、携帯電話・・・。コンクリートに いったん落ちてワンバウンドし、衝突止めの発泡スチロールの上に乗った。そこで止まってくれればよかったのだが丸い発泡スチロールの上で止まるわけもなく、ずり落ちて海の中へ。

今日のすべてを暗示しているかのような出来事だった。 船はハリダシへ。水、木とよく釣れていたが今日はどうでしょうか。ギジは多部のピンク。毛糸はまだあかんでっとのことだ。風はそれほどのことはなく、最初は立って釣りをしていた。

潮は下りが残っているがあまり動いていない。魚探に反応はほとんどない状態。潮が変わるのが8時くらいだろうからそれまでは、風よ!吹くな!。しかし願いむなしく六時半くらいから吹き始める。潮はまだ変わらない。浅いところを流しているから波がだんだん大きくなってくる。立って釣りをする私ですがとてもじゃないけど危なくて立っていられない。

なんだか胃のアタリが熱〜い 感じがするなぁ。今日は酔い止めが見つからなくて飲んでない。七年ほど船酔いしてないから大丈夫と考えていたが今日の波ではやばいかも。 ようやく上り潮に変わった。波・風ともに強くなってくる。その中で右艫で30センチちょいのチャリコが上がる。こういうときに心強いことだ。

波に負けてい られない!っと立ち上がるもすぐ座る。波は二メートルはあるなぁ。周りから船 がだんだん減っていく。みんな早帰りしてますなぁ。 9時頃、いよいよ気分が悪くなって・・・・・!!!!。

船頭は魚探に反応があるようでなんとか流し続けようとしているが、私を含めた三人の釣り人はすっかり戦意喪失。私はミヨシの広い場所で大の字でダウン。ダウンしながらだが船が潮上りをして前に向かって進んでいくのが分かる。まだやんのー???。 ブザーがプーっと鳴ったとこまで覚えているがその後眠りに落ちてしまった。

あとで聞くと、ブザーを鳴らしても誰も仕掛けを投入しなかったそうで、船頭いわく、「寂しかったわ」だそうだ。 こんなに波で船が上下に揺れるときに鯛がギジを追ってくるのだろうか。船頭に 聞くと「追ってくるで。潮よかったら」という。潮がよかったらね!!。

今日の潮は前回丸ボだったときとまったく同じ。この潮周りはやっぱりつらいもんがありますねぇ。 釣行記ではなくて、ただの日記ですね。久々に船酔いしました。やはりこれからも酔い止めは飲んで船に乗ります。



こんな波の日に行ってはいけません


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2007年3月10日 土曜日 旧暦1月21日 (20.4)

加太 晴れ 潮上り 11:00 潮反転 8:20

中潮  干潮 3:00 満潮 8:44 



先週は沼島、今週は加太、どっちの鯛が美味しいかなぁ。お客は六人、最近人が多いですねぇ。前にはOさんと日置荘さん、ウワテで釣り開始だ。水深は50メートルから30メートルくらいまでを虎島に向かって流す。

二度目か、三度目の流しで七回くらい誘ったところでガクガクっとアタリ即針掛かりしたがすぐはずれる。 鯛の気配はあるぞ〜っとうれしくなりますねぇ。船を立て直して再度の流しで、水深が40メートルくらいのところでググンっとアタリ。二回転くらいはついてきたがそれっきり。でもその鯛は艫の仕掛けに喰いついたみたいで左艫で40センチくらいのが上がる。

さぁこれからだねぇと思ったのだが潮がまったく流れなくなる。前に座った我々はのんびりムードで釣り以外の話が続く。Oさんが後ろ向いて話をしていたときにガクガクっとアタリがあり、針掛かり。何度かやり取りしていたがバレていった。

右胴の日置荘さんは置竿にチャリコさんが・・・。 ウワテで動かない潮に乗せて流していたがアタリもまったく出ない。魚探には時折映っているのだがあきません。虎島をあきらめて赤松方面 に。

慎重に山立てし流していると右艫で鯛が上がる。前は音無しの構え。魚探を確認にいくと25メートル近辺で映っている。巻き回数を20〜30回に増やして誘う。20回くらいでグーっと重くなる。今日はクラゲがたくさんいるがその重さとは明らかに違う。来たぞー!!。慌てないようにじっくりと巻くスピードをキープする。ググ、グググっと重みが乗ったり離れたりする。追ってこい、追ってこいっと祈りつつ巻く。十回以上巻いてついてきていたが、アタリがなくなりはなれていったみたい。それが最後のアタリとなりました。

ウワテをあきらめ、中戸下に。右ミヨシで掛かったがバラシ。天気は快晴無風。こんな天気のときに限って心の中は土砂降りですわ(笑)。



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2007年3月4日 日曜日 旧暦1月15日 (14.9)

加太 晴れ 潮上り 7:34 潮反転 11:04 (沖の島)

大潮  満潮 7:12 干潮 12:51(福良)



沼島へは久々の釣行。K師匠にお誘いいただき参加することに。天気は好天で午前中は風もほとんどない予報だし、潮も大潮だし、真鯛アイランド沼島に期待はふくらむ。五時に港に到着、迎えの船を待つ。

まずはジャンケンで場所決め。しかし早々と最下位決定で左艫となりました。最初のポイントは沼島の北東に水深が45メートルくらいのところ。ギジは自分でオレンジを数種類用意していた。 何度目かの流し目で一巻き二秒弱の誘いにググっとアタリ。しかしそれは続かず。早めの誘いがいいみたいなのでやや早めに誘っていると14回くらいでグググーっと弱々しいアタリと引き。ほとんど突っ込みも見せないと上がってきたのは下から二番目に24センチ。針はしっかり掛かっていた。

そのポイントでは左ミヨシのK師匠、すでに一枚上げ、第二段を二秒くらい誘いでじっくり喰わせてゆっくり上げている。40センチを少し超えるくらいの良型をゲット。アタリも遠のき、 ポイントを移動し、南に下る。

今日は潮がほとんど動いていない。大潮というのになんで?? 魚探には何かわからないけどようさん映ってる。周囲も明るくなってきたのでギジの色を少し薄めに変更。鯛はいるようでアタリはある。アタリはあるのだが「ググン」とか「ググー、グッグ」で終わりとすごく淡白。アタリが出てもギジを追ってこないのだ。これが沼島の鯛のアタリだという。

潮先はミヨシで前のほうでは順調とは言わないまでもアタリが出て掛けている。 艫の二人はアタリも少ないし、当たっても掛からない地獄が続く。ギジがよくないのかっと思い、船頭さんのギジをもらう。明るく濃い目のオレンジで柔らかい材質だ。

船を艫から流れるように振ってくれたこともあるだろうが、10回くらいでいきなりググっときて針掛かりしてくれた。上がったのは30センチを少し超えたくらいのチャリコ。船頭さんのギジにきていた。七本針のほとんどをそのギジに交換。

再び艫流れで14回くらいでグっと重くなる。誘いと止めるとグググーっ と乗ってきたのでゆっくり誘い上げてやると、ググーンっと針掛かり。叩くような引きをするのでいつはずれるかドキドキもんだ。



晴天、しかし潮が動かず・・・

右ミヨシのKAZUさんはダブルを二回もあるなど順調に釣果 を上げていく。K師匠も渋いアタリを捉えて針掛かりさせていく。艫の二人は・・・、アタリはけっこうでるのだが掛からなかったり、はずれていったりと散々な結果 に。

11時半過ぎた頃に朝一のポイントに。ここでも10回くらいで力強く「ググン」と来て、グッグッグっと数回追ってきたものの掛からず。K師匠が仕掛けを交換して針掛かりさせている。数回流したのち魚探からも反応が消え、「しまおか」っとなりました。

仕掛けを回収のために一巻き一秒くらいで未練を残しつつ巻いていると、あと10メートルのところでググン、ググンっとあたってくる。ここで掛けると気持ちいいのだが哀しくも掛からず。

3月初旬とは思えない暑いくらいの天気、大潮、風弱し。こんな条件でも喰わないもんなんですねぇ。船頭さんいわくには「鯛がすでに移動を始めていて、もう終わりかもなぁ」とのこと。今年の暖冬に季節のズレ気味ですね。いい修行となりました。

追伸:少し船が大きいこともありましたが、周りの船で立って釣りをしていたのは我々だけでした。気合入りまくりのご一行様でした。



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