1月8日 1月22日 1月28日


2006年1月28日 日曜日 旧暦12月29日

加太 晴れ 上り潮 7:33 潮反転10:48

大潮  満潮 7:12 干潮 11:49   


今日は年末の茶話会から発展して、FISHING OFF会だ。船には七人の侍?が勢揃いした。さてさて、どこに座るかの協議はあっさりと決まり「加太の船釣り経験の浅い者順」からミヨシに座っていくこととなった。

右舷はミヨシから、BANさん、まえさん、元グレ釣り師さん、そして私の順。左舷はKAZUさん、かくちゃん、義平さんと並ぶ。風は北から強めに吹いているし、潮は中戸に向かって流れている。っということは私は一番潮下である・・。 なんとかなるかと思いつつ釣り開始。

みんな思い思いの仕掛けを準備している。船ごと知り合いで、しかも釣り好きの人ばかりの釣りは初めてだ。素人ばっかりの貸切で赤峯さんに行ったことが数回あるが、そのときとは違って自分の釣りに専念できるのはうれしいが、アタリが・・・まったくない。

釣り始めてから10分程度経ったころ、ミヨシでアタリが出始めた。BANさん、KAZUさんの竿にアタリが「ググ・グググ」ときている。竿が絞りこまれる。BANさんは加太船竿を使われているので、胴から曲がってはいなかったが、上がったのは40センチを超えている。KAZUさんも竿を曲げていて、かなり引いている。私の位 置からは陰になって見えないが、上がったのは50センチを超えているみたい。

船頭さんに「ギジは何色やった?」って聞くと、「口に掛かってなかったんヨ」という。反対側に針が掛かっていたそうだ。 そりゃ、よう引きますわ(笑)。しかし、それだけ鯛の魚影が 濃いってことだろうし、がんばろっ。アタリはミヨシ、胴の間くらいまでは続くが、船頭席を境にアタリが回ってこない。隣の元グレ釣り師さん、義平さんはあの手、この手を繰り出して、わずかなアタリを取っている。しかし・・、なぜか私には当たらない。

魚探にはたくさんの反応がでている。BANさん、KAZUさんには順調にアタリが出ている。KAZUさんはけっこう掛けてから逃がしてしまっているようで、艫ではKAZUさんが鯛を虐めすぎてる〜っと苦情が出る出る(笑)。BANさんはアタリがあったら確実に掛けて取り込んでいる。 最近の柔らかめの竿の台頭により、影が薄くなってきた感のある加太船竿で気持ちよく掛けている。ドラグの調整がうまく効いているのか、竿がそれほど大きく曲がらないが、上がってきたのは50センチを超している。

BANさん、KAZUさんが鯛をゲットしていく中、胴の間のまえさん、かくちゃんは一枚も上がらない。まえさんを見ていると、ときおりアタリがきているのだが、完全に掛かるまでには至らないようだ。 最初は前のほうだけで上がっていたが、ついに義平さんも掛ける。 自作の毛糸とナイロンギジを使用している。上がったのは40センチを少し超えるくらいだ。そろそろ私にもアタリがこないかなぁっと誘い続けるが、ギジに歯型すらついていない。

元グレ釣り師さんはミヨシからすり抜けてくる鯛を狙って技を繰り出す。いやいやこれがすごいんですわ。 荒○丸が近くを流していたが、バンバン上がっている人もいる模様。元グレ釣り師さんは「あの人は誰、あの人は誰、あの人の仕掛けはこんなん」と大変詳しい。なんと研究熱心なのだろうか。元グレ釣り師さんもとうとう苦労の末、一枚ゲット。50センチくらいと食べ頃サイズである。

今日の私の針は錫メジナ・チヌの2.5号だったのだが、やはり小針がいいのかもっと思って、仕掛けを交換してもまったくアタらない。なんだぁ・・・なんでなんだぁ・・・!!!

まえさん、かくちゃんがボーズになりそうなんで、ミヨシにアタリが集中するから、ミヨシと場所を交替しようということに9時頃になったのだが、時すでに遅しでアタリもその後、ぱったり途絶えてしまった。魚探にはまだまだ映っているのだが潮が止まってきて絶望感が漂う。

私はというと、何をやっても出ないアタリにすっかりやる気を無くし、置き竿になっている。10時半を回った頃にはあちらこちらの船が帰っていく。11時頃まで粘ってはくれたが結局、私には一度のアタリも来なかった。一回もアタリがなかったのは本当に久しぶりってなもんじゃない。ま、船七人中、ボーズが三人ですからちょっと厳しい結果 をなったかもしれません。

竿頭はBANさんの七枚、 時点がKAZUさん、義平さんの三枚、元グレ釣り師さんが二枚+メバル1という結果 になった。 帰りは、箱作のラーメン屋にて釣り談義。これがまた深〜い話 がたくさん聞けた。いい歳した男たちが熱く語る加太の鯛釣り。いいですねぇ。

きっとこれは「秋葉系」と一緒ですね。男はやっぱりオタクです。楽しい時間が過ごすことができました。次の開催のときは席決めは「アミダくじ」です(笑)。

OFF会の模様を画像に載せればよかったのですが、デジカメを忘れたのでレポートはありません。もし、デジカメがあっても撮影している余裕はありませんでした(笑)。次回はみんなの様子を撮ってみたいと思っています。



BANさんの釣果。最大は54センチです。いいなぁ〜・・・

 

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2006年1月22日 日曜日 旧暦12月23日

加太 晴れ 潮下り6:31  潮反転9:38

小潮  干潮 4:08 満潮 11:05   


今日はいつもの船が満員だったので、初めて荒○丸さんのお世話になる。5時50分くらいに到着し、どこに座ればいいかと聞くと右の真ん中にとのこと。今日のお客さんは6人。ちょうどいいくらいだ。船頭さんから仕掛けを渡されたが、針が小さい。伊勢尼の5号くらいか?針数は6本だが、幹糸も細く、3号くらい。磁石へのひっつけ方、仕掛けが絡まないように押さえる板などきめ細かいぞ。ギジは薄いピンクで長いのと少し短いのがあるが、交互につけるようにとの指示。

6時20分くらいに出船。浅場に向かうようだ。水深は25メートルから段々深くなっている。最初の巻き回数は8回、少しして12回、次は15回〜20回ときめ細かい指示が窓からでる。私のすぐ斜め上方から声がくるからよく聞こえる。アタリはこんかぁ〜っ、おかしいなぁっと聞いてくる。

釣り始めは北北西からの風が強く吹いていて、微妙なアタリは取りにくい感じだったが、14回くらいでググ〜、ググ〜っとアタリがくる。それをめざとく見つけた船頭から、「慌てんなぁ〜、じっくり喰わせよ〜」と声が飛ぶ。ジワジワ誘うこと7回くらいでようやく持ち込む。しっかり掛かっていそうなのにはずれた。「もっと喰わさな〜」と言われてもこれ以上は喰わせようがありませぬ (笑)。

次は8回くらいでもたれる感じで重くなる。そのまま同じペースで巻いてくる。。ググ、ググ、ググ、ググ、っときて、やっとガクガクと針にかかる。ほんま疲れるわ。まぁまぁの手応えで上がってきたのは40センチ。一枚目としてはいいでしょ、なんてことを思っていると、それからバラシ、バラシ、バラシと続く。仕掛けをつかんでからのバラシが二匹もある。

仕掛けをつかんでからが慣れないというか、いつもと違うためもたつくのが悪いのかなぁ。手応えからして、まずまずの型みたいだったからもったいないことです。底に着いて三回くらいの誘いで一気に持っていかれた。上からゆっくり喰わせよ〜って言われるが、竿が持ち込まれてためているんだから掛かっていることは間違いないから巻くしかないでしょう。しかしこれまた仕掛けをつかむ手前で軽くなる。

バラシを繰り返していると、掛かったかどうかの判断が怖くなってきた。15回くらいでググ、ググ、ググっとくるからそのまま巻いてくるとサルカンまできてしまった。掛かっていたのは26センチのチャリコ。竿を持っていくこともほとんどなく上がってきてしまった。針は口の奥に掛かっていた。

しかし、8時を過ぎると急に喰いが止まってきた。魚探には映っているが、アタリがばったり途絶えてしまった。上からは「なまんなよ〜、巻けよ〜」と声がかかる。熱心だなぁ。指示もちゃんと出続ける。



この辺が流し終わり。

潮は段々緩んできた。もう終わってしまったのか??潮が反転するまではダメかもねぇ。それでも誘いを続けている。ミヨシの左右の誘いはけっこう早く、特に左の人の誘いはかなり早誘いだ。私にはアタリもこなくなっていたのだが前のほうではたまにアタリがあり、バラシもするが上げている。

風も完全にやみ、とてもいい天気でうたた寝でもしたいのだが、「なまんなよぉ〜」の声が聞こえて眠れない(笑)。左ミヨシの人が自分で毛糸を使ったみたいで、毛糸できたのもいたようだ。結局、そのまま二枚で終了してしまった。朝の感じでは五枚はいけるかも、なんて思った私が甘かった。

今日は自分の仕掛けは使わずじまいだった。自分の仕掛けを使ってたら、針の大きさもかなり違うので、怒られそうだったし(笑)。今日の誘いは、アタリが出たらもう少し積極的にしたほうがよかったかもしれない。アタリがあるまではスローでも、それからは変化をつけないと鯛が口を使わないように感じた。どれが正解かはわからないが、前の早巻きに反応する鯛がいるわけだしね。やっぱり自信を持って誘わないとダメだよねぇ。。

帰り間近に水面をみるとギジが浮いていました。ギジは沈まないから当然といえば当然なんですが、初めてみました。ま、今日はいい経験させてもらいました。そうそう、荒○丸の釣果 速報の画像の左にいる後ろ姿は私です。正面から映りたかったかも(笑)。



ちょっと残念な釣果でしたが。

 

 

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2006年1月8日 日曜日 旧暦12月9日

加太 晴れ時々くもり 潮下り7:32  潮反転10:31

小潮  干潮 5:44 満潮 12:34   

2006年の開幕戦。なんとかいい感じで始まりたい。いつもより早めの5時50分に到着。アキラ船の右艫にクーラーが一つだけ置かれている。今日は艫に座りたかったので左の艫にクーラーを置いた。無茶苦茶冷え込んでいるので車で待機して、6時15分頃に仕度をしていると、おかあさんが現れて、もう出るとのこと。親父船はグループが乗っていて、もういない。

いったん中戸を越えたものの結局シモのほうに戻ってきた。魚探には帯で反応が出ているようだ。釣れますように。今日はNEWロッドなので一枚でもいいから釣りたいもんだ。誘いの指示ダナは10回くらい。ゆっくりゆっくり誘いをかける。ロッドは前に比べるとかなり柔らかいなぁ。6・4調子くらいか。鯛がかかるとどんな感じなんだろ?

流し始めて15分、時計は七時を過ぎた頃、4回くらいでグングン、ググーンといきなりのアタリがあり、掛かったがすぐはずれてしまう。なんかこのロッド柔かいぞ。前のように送り気味にすると掛からないかもしれない。船頭も「映ってきたで」とうれしそうだ。5日は魚探にほとんど映らなかったらしい。

船を山立てし流す。後ろの人がどうやら掛けたみたい。35センチくらいだ。こっちにも来いよ〜っと願うばかりだ。12回くらいで渋いグググ、とひっぱるアタリ。ゆっくりゆっくり二回ほど巻き上げる。放すなよ〜っとググン、グーンと掛かってくれた。しかし・・手応えが軽い。軽いけど付いている。ロッドの柔らかさで引きが吸収されてしまう。上がってきたのは下から三番目にチャリコさん。ま、まずはボウズは逃れたか。

今日のアタリも渋い渋い。アタリはググっとこない。グっっグ・・グ・・ググっという感じでギジについてくるだけ。それでも次は8回くらいでグググ〜っと重くなったので、そろっそろっと誘い上げるとガガンときた。ギジを触っているうちに針にかかりましたって感じのアタリである。けっこう突っ込みを見せてくれる。わりといい型みたいだ。ロッドの曲がりはなかなかいい感じだ。鯛が引くのをやめたときでも、竿先がふわ〜っと戻り、鯛の重みが常に感じられる。手応えがもっとあるといいんだけど、ばれにくいし、割としっかりはしている。

浅いから時間はそれほどかからずに上がってきたのは43センチだ。いいやんか、十分っす。上から二番目の針にきている。唇ではなく、上アゴあたりにかかっていた。吸いこんだときに掛かってしまったんだろう。時合がきたみたいで、10回までにもたれるアタリがよく出るようになった

10回くらいでアタリが出て、そのまま止めて三秒程度でグググっときた。竿先を少し誘い上げたらかかってくれた。さっきよりも小さいなぁ、っと思いながら上がってきたのは32センチ。いい感じやんか。このロッドは前よりもアタリははっきりとは伝えてくれない。でもこれだけアタリが渋ければ、これくらいの柔らかさがないと釣れないかもしれない。



七時半くらい。多くの船が集まってきている。

NEWロッドのアタリの出方にも慣れてきた。アタリは相変わらず、微妙な重さで捉えるしかなさそう。13回くらいでッグっときた。ッグッグっときて針かがり・それほど大きくはなさそうだが。。仕掛けをつかみたぐり寄せる。下のほうに掛かっているみたいだ。見えた見えた。30センチくらいかなぁっと思っているとはずれた。喰いが浅いのね・・

ちょっと上まで誘ってみようと20回くらいまでの誘い上げを数回していると、17回くらいでジワっと重みがきた。ハンドルのスピードを一回転するのに10秒くらいかける感じで巻くと針に掛かった。アタリで針に掛けるというよりも、鯛に針を吸い込ませるようなイメージだ。巻き上げもゆっくりだとそれほど暴れないが、水面 が近づくごとに引きが強くなってきた。上がったのは上から三番目に41センチ。下からついてきたのかなぁ。

時間はまだ八時半だがもう釣れなくなってきた。魚探には映っているものの口を使うまでにはいたらない。潮もだんだん緩くなってきた。今日はコイヅキに行かないのかな?無線からコイヅキもあかんっと聞こえてくる。うーん、このままここで終わってしまうのかなぁ。お日様ものぞいてきて少し暖かくなってきた。

10時くらいに本職さんが引き上げていく。こら、あかんかも・・・。鯛の反応を求めて何度も山立てし直し、反応はあるもののアタリは出なくなってきた。そのうち風も吹いてきた。結局9時くらいからはなんのアタリもなく終わってしまった。

ま、この寒さの中、チャリコ混じりですが四枚釣れましたので、初釣りとしてはいい滑り出しで終わることができました。今年は寒いからこれから四月まで苦戦が続くのでしょうか。もうちょっと気温が上がってくれるとマシだと思うんですけど。



いい感じの釣果でした


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