1月10日 1月25日


2004年1月25日 日曜日 旧暦1月4日

加太 くもり

中潮  満潮9:25  干潮2:32


大寒波の襲来で気温は急降下。水温にも確実に悪影響を与えているに違いないが、それでも行ってしまう。今日も親父船に乗り込む。座席は右の前。風よけが設置されているので多少はましか? 風は西南西から吹いている。艫から流れる潮後だ。むむむ、どうなんでしょうか。

6時半前に出船。ポイントは前回とほぼ同じだ。魚探には割と映っているみたい。青イソメを5本針にセットし、ゆっくり誘い上げる。手が寒いぞ! なかなかアタラない。辛抱してイソメでやっていたが明るくなってきたのでギジに交換。ギジの方が誘い上げも早くできるので、「釣っている〜」って気がするから好きだ。

しかしアタリは来ない。同船者のOさんがイソメでマシなのがきたと言う。そうか〜、と思いつつ誘っていると12回くらいでググ、ときた。ググ、ググ、ググーンと持ち込んだ。やったね!「きましたよ」とOさんに言った途端にはずれた。あ〜あ。 でもギジにもアタッてくるのでギジで誘い続ける。しか〜し、その後はまったく当たらない。

なんでだろぅ。おっかしいなぁ。ゆっくり誘えど、早く誘えどまったく当たらない。10回巻いたところで小用をたそうと置き竿(懲りない奴!)をしようとしたら、ラインがズルズル出ていく。掛かっている。二、三回くらいのやり取りでサヨーナラ。イカン。このままでは潮が終わってボウズだ。

背に腹は代えられずでイソメにチェンジ。10回巻き上げて待っているとググ、ググン、ゴンゴンと掛かる。えらいあっさり釣れてもたわ。大した手応えもなく上がってきたのは32センチ。新しい竿は前より30センチ長いのだが、手応えがなんかたわむ感じがする。まだなじんでないのかな。前より竿全体で引きを受け止めているように感じるのだ。時間は9時半くらい。まだチャンスはある。

一枚釣れてボウズを免れたのでギジに交換。絶対ギジで釣ってやる。早い誘いには反応しないみたいなので一巻き3〜5秒くらいで誘う。10回くらいでグーっと重くなった。アタリだ。ゆっくりゆっくり誘うと5回くらいでググーっと持っていく。なんか頼りないアタリだなぁ。それでもギジで釣ったので、ま、満足ですが。上がったのは30センチ。チャリコやなぁ。


ナマリ色の空。粉雪も舞いました。

大型を狙って25回くらいまで誘い上げるもアタリ無し。魚探には底にも映るが、上のほうにも映っているらしい。潮も止まってきた11時前、12回くらいでアタリ。ググ、ググ、ググと引っ張るばかりで持ち込まない。

誘うこと8回。やっとグーンと乗った。さっきよりちょっとだけ引きがいい。巻いている途中でフワっと軽くなったんでバラシかと思って、スプールをフリーにするとまた引っ張っていく。掛かってたのかぁ?とにかく巻く。上がってきたのは32センチのチャリコ。ま、こんなものかな。 結局それがアタリも獲物も最後になり、11時過ぎに終了。

この寒さの中、よく釣れたと思います。風が北東から吹いてくれていれば潮先だったんだけどなぁ。ぜいたくを言ってはキリがありません。水温の低下が落ち着けばまだまだ釣れるんじゃないでしょうか。

 


チャリコ三連発。


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2004年1月10日 土曜日 旧暦12月19日

加太 晴れ

中潮  干潮 9:17  満潮 14:30

明けましておめでとうございます。今年も加太に釣行です。昨年末から満員続きで行けなかったがようやく乗船。何故、泣き顔なんでしょうか?実は竿を落としてしまったのです。ふぇ〜、高い釣りになっちゃいました。

それはさておき、6時20分くらいに出船。今日からアキラ船頭も復帰したようです。よかった、よかった。今日は親父さんの左艫。ポイントはシモの方だ。潮は友が島から斜めに陸に向かって流れている。風向きが南なんで一応潮先。 魚探にはまずまず映っている。エサは暗い内はイソメだ。生き餌なのでゆっくり一回巻いては3秒ほど待ち、アタリがなければまた一回誘うというやり方でスタート。二流し目で12回誘ったところでググっと押さえ込むようなアタリ。生き餌なのでそのまま引き込まれるのを待っていると、5秒くらいでググーンと乗った。やった〜と思ったが、五回くらい巻いたところでバラシ。仕方ない。 同じ誘いをしていると、今度は8回くらいでアタリ。ジワっジワっと巻いて誘うと持ち込んだ。でも十回くらいでバラシ。

なんやねんな〜。掛かりが浅いんかなぁ。ゆっくり誘っても掛かりが悪いなら、と早めに誘う。6回くらいの誘いでアタリ。誘うスピードをちょっとだけ落とす。グイ、グイ、ググーン。今度は掛かったところも良さそう。バラさへんぞ〜。割と良く引く。上がってきたのは44センチ。いい鯛だ。今年は初釣りからついてるなぁ。時間は7時過ぎかな。

しばらくアタリもない。周りの船もポツポツ上げている程度。しかし周りの船で鯛が上がっているところを見るのは久々だ。明るくなってきたのでギジに変更。薄いオレンジ色。どうでしょうね〜。ギジなので誘いは早め。誘っていると12回くらいで前アタリ。三回くらいでグーンと持ち込む。これは型が良さそうだ。ラインを巻いては引き出される。無理をするとハリス切れが怖いので慎重にやり取り。が、やり取りしているうちに他のハリに鯛が掛かったみたいで、引き方が変わる。まっずいなぁ、と思っているとはずれた。船から離れるような引きをする。仕掛けをつかみ、たぐり寄せる。上がってきたのは真ん中のハリに掛かった50センチ。うれしいなぁ。

今日は天気もよく、暖かい。16回くらい巻いたところで置き竿にして用を足し、少し親父さんと話していると、ガタンと音がする。振り向くと竿が無い。とっさに海の中をのぞくと竿が浮いている。手を伸ばしたが5センチ届かない。飛び込もうかと一瞬思ったが、冬だし、ポケットには携帯電話もある。竿が潮に流されてす〜っと沈んでいった。きっと魚が掛かったんだろう。しっかしなんで船の中に落ちないかな!おっきな鯛やったんやろうなぁ。みなさん、アブの5000c黒ベロの加太船竿を釣り上げられたら、多部丸に届けておいてくださいね(泣)。


今年はここから始まります。

すっかりやる気を失った。時間はまだ8時過ぎだ。まいったなぁ。親父さんが竿を貸してくれた。1000円くらいの竿やで、とのこと。気を取り直して釣りを始めるが集中できない。竿が沈んでいくシーンが頭にちらつく。しかし誘いだけはしっかりやっていてアタリが出る。

16回くらいで掛かる。初めての竿だから引きで大きさが判断しにくい。いつも竿より良く曲がる。上がってきたのは40センチくらい。ええ型やん。釣れると急に気分が晴れてきた。いい加減なもんだ。 次は6回くらい巻いてボーっとしているといきなり持ち込まれた。誘っていないのにギジに飛びついてきた。さきほどよりも引かないが上がったのは40センチと同じくらい。

それからバラシ地獄が始まった。アタリは8回くらいから20回くらいの間だ。20回巻いて落とそうとしたが落ちない。アタリだ。グーンと竿を持っていくがはずれる。またアタリ。またはずれる。手応えよく竿を持っていくのに10回くらいのやり取りではずれる。5回くらいバラシてしまった。二回目の落ち込みアタリもあと5メートルで仕掛けというところでさよ〜なら〜。 10時を過ぎアタリも遠のいた。

春みたいな天気。風もないし日差しも柔らか。ポイントを友が島の近くに移動。魚探には反応がある。そろそろ終わりも近い10時45分。ここは潮の流れがあるが少し早い。同じポイントでの二流し目、18回誘ったところで一気にガツーンときた。リールは一応アブだけどドラグはあまり緩めていないにもかかわらずラインが5メートル以上引き出される。これはでかいかも。竿も今までよりずっと曲がっている。70センチくらいあるかも、などと考えながらやり取り。上がってこない。潮が船の下に流れているので魚をさばきづらい。なんとかあがってきた。あ、70もないけどいい型だ。上がったのは56センチ。引きから考えるともっと大きいと思っていたが、やっぱり竿によって感じは違うんだな。

結局もう一度流して終了となりました。40センチ〜56センチを5枚とは出来過ぎの初釣りです。竿が自分のものだったら、もっと上がられていたのになぁ?今年は後厄だから竿が私の身代わりになってくれたと思うことにしようっと。いつまで釣れるンかなぁ。アタリも多くて楽しい釣りになりました。

絶好調の加太の鯛。日差しが強すぎて写真は失敗作。

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