5月3日
5月10日


2003年5月10日 土曜日 旧暦4月10日

加太 晴れ

長潮 満潮 4:32


今日はコイヅキで流せる潮だから期待一杯で出かけた。早めに着いたが艫はすでに埋まり、左ミヨシに場所取り。4時半くらいに用意をすませ船に行くと親父船はすでに出船していた。

あれ、遅かった?ゴメン。 艫にはI氏がおられ、お話すると5日に来て、5枚釣ったとのこと。あんまり大きくなかったと言っていたが、実は良型混じりだったみたい。うらやましい。

船は一路コイヅキへ。潮は最初ミヨシから流れていたがすぐに艫からの流れに。小一時間後、艫が鯛を掛けた。大きくなさそうだけど、なんでだろう〜、なんでだろう〜という気持ち。 辛抱して誘っていると、14回くらいでググっと来るが鯛ではない。35センチ弱のサバ。それからは底でアジ、中層でサバのアタリが出始めた。

ポイントもコイヅキを離れ、水深60メートル付近を流す。俺は鯛が釣りたいんだぞ〜っと思うけれども、アタリはまったく来ない。もう竿を仕舞おうかと思うほどイヤになってきた。 底でアジのアタリがあり、巻き上げているとドンドン重くなる 。竿がムチャしなる。上げてみるとサバが4匹、アジが1匹の5 匹釣れている。重いわけだ。

このまま終わってしまうに違いない。周りから船がいなくなってくる。ギジで釣るよりイソメの方がアジにはいいみたいだけど、付け替える気力もすっかり失った。

11時過ぎにようやく終了。10時に上がってもよかったくらいにがっかりした。釣れた数はそれなりだけど、一ヶ月以上鯛を釣ることができなかった。帰り際珍しくアキラが「また来てよ」 と声をかけてきた。よほど気落ちしていたのかなぁ。 今月はもう行かないと思うけど、月が変わればきっと行くでしょうね。

こんど行くときには中戸かな?今日のアジはほとんど 丸アジ。丸アジがこの季節に釣れることはほとんどなかったのに。どうも今年の加太の海はおかしい。おいしいマアジを狙ってまた行こうっと。 みなさん、懲りずに通いましょう。きっといいときは来るはずだから。


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2003年5月3日 土曜日 旧暦4月3日

加太 晴れ

中潮   満潮 6:49

今週も良くようだが、今日は以前から3人で予約を入れていたので仕方なく釣行。コイヅキに行ければ、短時間だろうがいい鯛が釣れるかも。船頭に「コイヅキに行く?」と聞くと、「う〜ん、今日やったら11時過ぎてからやからなぁ。でも行こか」との事。それまではアジでもいじめるか?

沖の島の手前の25メートルくらいの浅場でアジ釣り。出船前にアジのギジ仕掛けを渡されていた。アジの反応はあるのだが釣れない。1時間後にようやく30センチ足らずのアジ。先週よりも肥えている。あと何匹釣れるかなぁと思っていたがそれっきり。あちこちとポイントを探してウロウロ。 一度だけ自然の根に偶然行き当たり、そこでは左艫の人が30センチ近いのと25センチくらいのメバルをダブルで上げる。

そのポイントを続けて流すのかな、と思っていたが、急に沖の島に向かって走り出した。コイヅキに行くのかな?と期待したが、仲間の船がトラブルになっているので、その応援みたい。プレジャーボートと釣船がぶつかったようだ。 釣船が流しているのに、プレジャーボートがクラッチを入れてかわさなかったのでぶつかった模様。

海上保安庁を呼ぶことになったみたいだが、ぶつかられた釣船はそのまま釣りを再開。プレジャーボートは釣りもせず、船室に閉じこもってしまったようだ。迷惑なプレジャーボートだな。でもプレジャーボートの人も周りを5隻ほどの釣船に囲まれては身の置き所がないでしょう。プレジャーボートが入れる海域は決められているのだからルールは守らないと。子供じゃないんだから。オトナがルールを守らないから子供が守らなくなるんだ。

20分以上そこで見守った後、またアジのポイントを探してウロウロ。そんなことしてんとコイヅキに〜。 11時少し過ぎに船頭に「コイヅキへ行こうなぁ」と言ってみると「ここでも潮がまだ緩んでないからコイヅキはもうちょっとせんと」との事。そうかなぁ、と渋々釣っていたが、仲間でコイヅキにいる船に電話したようだ。話し振りからみると釣れているようだ。急に「コイヅキ行こか」。思わず「やった〜」と言ってしまった。

待望のコイヅキ。でも潮はもう止まりかけ。一流し目にいい反応が魚探に出ている。今釣らんと潮がすぐ終わってしまう。もう必死ですよ、この時は。白ギジを早巻きで誘うがアタリは来ない。鯛は映っている。なんでこないんだぁ、と思っていると隣が掛けた。やり取りをみると大きそう。50センチは超えているな。いいなぁ、なんでアタらないんだろう。上がってきたのは50センチを超えたいい鯛。うらやましい。

次の流しで潮の流れが変わった。一旦船を立て直して流す。今度は底に近く映っている。底にいる鯛の釣り方を隣の奥○さんが教えてくれるが、うまくできない。この流しは誰も釣れなかった。 船を立て直し流す。奥○さんがまた掛けた。その鯛は底にオモリがついてすぐにきたようだ。う〜ん、釣れない、アタリもない。潮がだんだん早くなる、もうアカン。

次の流しでとうとう底が取れなくなった。終わってしまった。せめてあと30分早くコイヅキに来ていたら釣れたかも?

船頭も電話で仲間と「来るのがちょっと遅かったなぁ。」と言っていた。アジの小さいポイント探しをやりすぎたんちゃうか?ま、これも仕方がないでしょう。 来週の土曜は潮が緩いはずなので「来週もコイヅキで流せるか?」と船頭に聞くと「あ〜、がんばろか」と言うので、おかあさんに「土曜に入れといて」とお願いしてしまった。ほんまに大丈夫か〜。来週がノッコミ最後になるかも。それ以降はアジ本番になるはず。来週ダメならもう春は終わりですわ。

でもうまい人の釣り方は信念が感じられる。誘い方、誘う回数に迷いがない。「釣れるかなぁ」ではなく、「釣れるはず。釣れないわけがない」と思ってやれるようにならないとね。
修業は続く、なんでやねん。



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