4月13日 4月20日 4月28日


2002年4月28日 土曜日 旧暦3月15日

加太 晴れ

大潮 満潮 5:00 干潮 12:10

そろそろ型も数も好釣果が期待できる季節になった。そんなことは関係なく釣りには出かけるのだが・・・。今日は若船頭の船に二人。明日は九人らしいが大丈夫かな、この船。名人I氏と同船だ。二人して前に陣取る。今日はまずは港を出て5分くらいの所から始める。周りにも船が集まっているが、初めて流すポイントだ。水深は約30メートルくらい。二流し目にグンっと持っていかれたがそれっきりで追いかけてこない。そのポイントで小一時間ほど流すが獲物はなし。少し沖合に出てよく行くポイントに。
そこは始めは20メートルくらいで段々掛け下がりになっていく。15回くらいでアタリ、持ち込まないのでゆっくり誘い上げるとようやく食い込んだ、がバラシ。気を取り直して誘っているとまたアタリ。今度は8回くらい。これもまたバラす。
うーん、いかん。もっとじっくり食わせてから巻き出そう。次の流しでもアタリ。18回くらい巻いた所でアタリが出て、食い込んだのは21回くらいの所。上にいるのかな?グングンと良い引きを見せる。上がってきたのは37センチのオス。下から3番目のハリに食っている。ということは底から10メートルくらいなんだ。
続いてアタるがまたはずれる。アタリがよく出るのだがハリに乗らない。ちょっと誘いが早いのかもとアタリが出る付近ではゆっくり誘ってみる。23回くらいのところでジワっとギジをくわえている感じ。ジワジワと誘い上げて、27回くらいの水面 まであと10メートルくらいのところでゴンゴンと持ち込んだ。これは良い引きをする。ドラグが何度か滑る。仕掛けをつかんでからも少し走られる。食っていたのは上か3番目。かなり上にいるみたい、40センチ。
流すたびにアタリが出るので、5、6枚釣れた気がしているが実際は2枚。そろそろこのポイントも終了するだろうから、もう2〜3枚追加しておこうと思っていた矢先に、I氏に強烈なアタリが出て大物が掛かったようだ。底に底に潜り込んでいくし、引きが重々しい。タイではないようだ。一体何がかかったのだろう。
そのやり取りは40分近く続いた。I氏のハリスは2.5号とのことで無理はできない。が一向にパワーが弱まらない。かなり強引に巻き上げ、ついに仕掛けをつかんだ。上のハリに掛かっていたら取れるだろう。何が釣れたのか注目していたが、一番下のハリのようで、姿は見えない。あと10メートルくらいのところで仕掛けが切れた。残念。スズキかサワラではないかとのことだが、姿が確認できていないのではっきりしない。



大物とやり取りしているI氏

長い戦いを終えた時には周りの船は別のポイントに移動していた。そこは大波止の前だ。釣れるのはチャリコが中心。誘いは早めの方がいいようだ。アタリが出たら少し竿先を送り込んで食わせていたが、どうもそのやり方だと掛かりが浅いようなので、アタリが出ても竿先を送り込むのを止めた。途端にハリ掛かり。上がってきたのは30センチ。その後2枚を追加したところでポイント移動。地の瀬戸の手前だ。潮がかなり早くなってきた。大物が出そうな雰囲気が漂っていたが、雰囲気だけだった。そこでしばらく流して、ポイント移動。潮が早くなりすぎてもう釣れない。11時半に終了。朝に時合いでの連続バラシが痛かった。それをうまくこなせれば10枚は釣れていたかも?



大波止前のポイント。ポイントが小さいようで船が近い
タイをもっとうまくさばくために包丁を買いました。堺の鍛造物の出刃と柳。切れ味はいいのですが、タイの頭を割るときに、出刃の刃が欠けました。でも刃が身を切るとき、ザクっという感じでうれしいです。出刃は腕が悪いのでうまく使えていないような気がしますが、柳包丁は今までになく刺身の角が立っています。もっと練習できるようにたくさん釣るぞ。こればっかり。

卵はもう黄色くなっています



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2002年4月20日 土曜日 旧暦3月8日

加太 晴れ

小潮 干潮 4:40 満潮 9:37

今日はコイヅキに行ける潮回りのはずだし、風もなくいい日和だ。今日こそ満足のいく釣りがしたいけど・・・。釣り座は右ミヨシだ。風は東南東からゆるやかに吹いている。5時15分に出船。向かうのはどうやらウワテ方面 のようだ。ウワテで一回流すがすぐ移動。神島の北から神島に向かって流す。潮目がくっきり見えている。釣れそうだぁ。 しかし、現実は甘くなかった。まったくアタリが出ない。後ろの人は30センチ弱のチャリコを上げている。でも僕にはこないのいつものパターン。1時間半ほど流すがアタリは一回だけ。後ろの人は2枚上げている。ボーズは名人と僕の二人。7時頃コイヅキに移動する。水深40メートルくらいから20メートルくらいのかけ上がりを流す。30分ほど過ぎた頃、15回ほど誘い上げた時にググンと持ち込まれた。ゴンゴンといい引きを見せたのは数秒ではずれてしまった。その後は底近辺でモタレル感じのアタリが数回あったくらい。 周りの船ではポツ、ポツと釣れているが芳しくない。たまに50センチ弱のハネも釣れている。今日の仕掛けはハリスは2号で、ハリはグレ針の5号。このハリサイズだとチャリコやハネだと掛かりが悪い。良型のタイならアタリも強いのでいい所にハリ掛かりするみたいなんだけど。2度ほどハネらしきアタリがあり、掛かったみたいだがすぐにバレル。仕掛けを換えようかと迷っているときにまた移動。それを機会に仕掛けをチヌ針の4号のものに交換した。これならチャリコも釣れるだろう。




コイヅキで流す。べた凪です。

移動したのは朝釣っていた神島のポイント。時間はもう9時半をまわっている。今日はボーズかもと覚悟した時、ようやくアタリが出た。誘い方のスピードを2回早く、1回遅くと変化をつけ、早くした時にググときた。引きからみてチャリコだろうけど元気よく引く。慎重に上げたのは28センチ。10時少し前だった。タナは底から10回前後。早く誘ったときにアタリが出るので、3回誘って1回止めて、また3回誘ってとやっているとググンと来た。これはさっきよりもさらに小さそう。23センチだ。塩焼き用にピッタリなのでキープ。 また小一時間アタリが遠のいたが、11時くらいからアタリが頻繁に出るようになった。15回ほど誘ってクラッチを切った途端のアタリ。グーンと持ち込んでいった。引きも強く、これは35センチ超えてるかな、と思いつつやり取り。上がっていたのは30センチのチャリコ。思ったよりはるかに小さい。水温が上がりタイも元気なんだ。 潮も緩み始めてもう終わりかなと思っているが、アタリが続く。でも掛かりが浅くよくはずれる。北から南に流れていた潮が逆に変わったのが11時半くらい。それから12時までに3枚のチャリコが釣れた。やはり潮の変わり目にタイは食うんだ。 今日は型が小さく、27〜28センチ4枚、23センチ、30センチを1枚ずつの6枚で、なんと竿頭。もっと大きいのを釣りたいなぁ。今度は40オーバーが混じればいいなぁ。



神島の北側から流す
今更ながらの余談だが、タイは釣った当日より翌日の方がおいしい。傷みそうなので釣った日にさばいて食べていたが、前回から一日冷蔵庫に保存してからさばいてみた。締めてから寝かせた方が味はいいと聞いていたが、それは本当のようだ。4枚は刺身にしたが、こんなに小さくても身は甘く、子供は「カニの刺身の味がする」と嬉しそうにニヤニヤしながら食べていた。


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2002年4月13日 土曜日 旧暦3月1日

加太 晴れ

大潮 満潮6:50  干潮12:01

今日はホームが満員なので、アウェイで勝負だ。場所はミヨシから2番目しか空いていなかった。この船の客は来るのが早い。1時半に着いたのだが。4月に入って好調な釣果 が続いているようなので、期待してるぞ。
5時15分に出船。今日のポイントはこの前と同じようなところ。一流し目に早くもタイが竿を曲げている。潮は少し早いがいい感じで流れている。さあ、早くこいよと願いつつ誘い続け、ググっときた。が、すぐに放した。それからアタリがまったく来なくなった。
どうなってんねんな、周りはポツ、ポツと上がっている。誘い方はだいたいはゆっくり目に誘っているみたい。うーん、誘いが早すぎるのかなぁ。で、ゆっくり誘うけど来ない。 船でタイを上げていないのは右ミヨシの人と僕だけみたいな気配がある。あせるなぁ、早く釣りたいけどアタリが出ない。8時半くらいに潮も止まりかけ、もうあきらめムードで置き竿にしてトイレに。魚探の画面 が液晶ですごくクリアに映っている。それを見ると底から20メートル近くに少し反応がある。
船頭も「今日は最低12回は誘わないとダメ」と言っている。それではと30回ほど誘い上げたあとに、底取りをし直すときの落とし込みで食わそうと思い、サミングしながら下ろす。10回転ほど落とし込んだときに、グンと落ち込む速度が落ちた、タイが食ったのだ。ようやくきてくれましたか、待ってましたよ。ここでバラシたら今日はボウズかもと慎重にやり取り。結構元気よく突っ込んでいく。でもあんまり大きくはなさそう。上がってきたのは35センチ。あー、よかった。
落ち込むギジに食いつくんだから、早く誘った方がいいなと思い、一巻き一秒くらいで早く誘い上げた。途端に7回くらいでググン、ゴンゴンと持ち込んだ。食いがまったく止まったときに一枚釣り、また立て続けにタイを掛けたので、周りで「おお」と何人もの声が。みんな周りをよく見ているんだと思います。でもそのタイは一番上のハリに掛かっているようだった。竿がかなりガクガク振られ、10秒くらいでばらした。それを最後にアタらなくなった。



今日はじめのポイント          ウワテに集結している釣り船

9時半くらいにウワテに移動した。ウワテでは潮下がミヨシになり、チャーンスだ。一流し目にいきなりアタリが出る。グングン引き込んでいくし、突っ込むので先ほどより大きいかもと思いながら上げてくるがそれほどでもなく、32センチだった。ちょっとがっかりしたが、今日の目標は6枚だから、あと4枚チャリコで数合わせと思った途端にあたらない。流す時間はとても短い。浅場を丹念に流していく。アタリは渋く、ゆっくりジワジワ誘ってやっと持っていくが、掛かりが浅いようですぐはずれる。何度かあったアタリでやっと掛けた3枚目。これは完全にチャリコ。そのあとはアタリがあってもハリ掛かりさせられずで終了となりました。
まだ水温が上がりきっていないのか、食いは渋めです。竿頭さんは何枚か知りませんが、ネットの釣果 報告を見る限り、5枚くらいみたい。3枚ならいいんじゃないでしょうか。次はホームにいくつもりです。今度は空いているでしょう。




虎島に向かう不法入国者たちm(_ _)m           今日のタイ


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