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参考文献


響きの考古学 1998年 音楽の友社刊

先月「まちがい音楽用語辞典」を編纂した時点では、この本の存在を知りませんでした。偶然書店で見つけたのですが、今までの断片的な知識がいっぺんに体系化されたような知的興奮を体験できる素晴らしい著作です。ぜひ読んで見てください。


ところで、本書の中で紹介されているのが、下のCDです。実際にA.ヴェルクマイスターの音律で調律された楽器によってバッハの「平均律」が演奏されています。スウェーデンの"BIS"のチームによる卓越した録音によって、もしかしたら本当に「調性のキャラクター」が識別できるかもしれませんよ。

平均律のCD
J.S.バッハ
平均律クラヴィーア曲集
第1巻全曲
鈴木雅明(チェンバロ)
19965月録音
(キング:KICC 204/5)

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