Monthly Column

(11/01)


かつて、カール・ベームという、人気指揮者がいました。彼が指揮をしたウィーン・フィルのコンサートでは、オケのメンバーが退場しても、彼だけが何度も拍手を受けにステージに登場するというスーパースターぶりを披露したのです。さいわいなことに、彼はそれが日本人の敬老心の現れだと気づくことは、決してありませんでした。(jurassic

おせっかいな解説

朝比奈隆とか、ギュンター・ヴァントとか
とにかく日本人はご高齢の「巨匠」が大好き。
その音楽がいかにつまらなくとも、
無条件に崇めたてることが美徳だと考えているのでしょう。




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