こんにちは、かわまたです。どうにか元気にやっ
ております。9月の後半に京都に戻り、おいしい日本食、
文化的な環境にどっぷり浸かれるかと思うと、いやあ、お
かしなアラブのおやじ達も許せるというものです(すごい
不遜)。
先日は髪の毛が収拾がつかなくなったので床屋へ行って
きました。今まで行っていたセシルホテルの中にある床屋は、
親爺が糖尿病で長期入院していて、帰ってきたのはいいの
ですが、腕がぶるぶる震えていてちょっと怖いので、町の
中の別の床屋に行く事にしました。前回行った時は、その
町の床屋は不衛生(タオルが黒く、そして臭い)だけど腕
は良く、素早かったので、また行くことにしたのですが、
今回は前に私の頭を刈ったお兄ちゃんがいない!で、
見るからに変な兄ちゃんに髪を刈られることに、、、、
髪型の指示も大切なのですが、もっとも大切なのは「カミソリ
を使わせない事!」。エジプトのデルタ地帯は世界一のB型
およびC型肝炎(なんと場所によっては30%!!!)の感染
率を誇る危険地帯!感染力もHIVの比ではない!その上、
カミソリはディスポであるはずもなく、また床屋のお兄ちゃん
には消毒の概念もない。さらには、彼らはムチャ「不器用!」。
肝硬変や肝臓ガンになって死にたくはありません。
私は「NO RAZOR」「NO RAZOR」と二度繰り返す。「分か
った」とうなずくお兄ちゃん。本当に?
で、そのお兄ちゃんは私の首にまずはトイレットペーパーを
グルグルと巻きつける。いいけど、、、これくらい、、、日本で
やられたら怒るけど(しないか、誰も)、、、
座って髪の毛を切られていると、うつらうつらしてくる。ふと、
鏡を見ると兄ちゃんはカミソリをもって私のもみ上げに取り
かかろうとしているではありませんか!
で、気を取り直して座って再びまかせていると、後ろの方
を刈り終えたお兄ちゃんは何かまたごそごそやっている。
次の瞬間、私が鏡の向こうに見たものは、カミソリを振り
上げて私のうなじに取り掛かろうとする彼の姿!!
その後も、怪しいポマードを塗りたくられそうになったり、
いやはや大変でした。横にいる客は「なんだ。こいつは?
カミソリがこわいのか??」と馬鹿にした表情。いいけど、、
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