「技術者」がやってきました。(私は要らなかったのです
が、大家が次の借り手に吹っかけるために入れたかっ
たらしい)
サンダル履きの「技術者」はドライバ一本でほとんど
「手ぶら」でやってきました。子供がついてきたけど。
彼は私にナイフはないか?と聞き、私が「なんで??
ナイフ?」と言ってると、こいつナイフも知らないのか?
といった表情。そういう問題じゃないんだけど、、、しょ
うがなく台所から出刃包丁を持ってくると彼は「これだ
よ!これ!」と、それで同軸ケーブルの切断を始めま
した。いいけど、、、日本だったら怒るけど、、、
取り合えず、ラインが部屋に来た時点で、私は「私も技
術者。チューナーとかのセットアップはこっちでやるから
(さっさと帰って)」と言って彼を追い出しました。彼に私
のテレビを触らせるのは危険!彼はいかなるコネクター
も持ってきていない(ペンチもナイフももってないんだか
ら)。という事は多分テレビのアンテナ端子にむき出し
の同軸ケーブルの銅線をそのままねじ込んだりするは
ずだから、、、で、テレビにとりあえず画像が映ると「ど
うだ!おれってすごい」とかやるんだろうなあ、きっと。
そんなの見たくないので、気の毒だけど強制排除。あ
と彼が持ってきたのは緑色のビニールテープ。これで
彼は廊下に宙ぶらりんになっているアンテナコードを
壁に付けようとするのだけど、、、付くわけがない。で、
いまでも、アンテナコードは私の玄関から廊下の真ん
中までぶらーんとぶら下がっているのです。でも、誰も
文句を言わないので、それで良いのでしょう。
では、またね。
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