活動は夕方から夜が中心です。今のところ、月曜日、水曜日、土曜日が、夕方5時〜8時までで、日曜日と火曜日は朝10時〜11時まで。木曜日、金曜日はカイロに上がるためお休みです。
土曜日から水曜日までもその他のトレーニングもあるということですが、それでも暇な時間が多く出来て、することがなかなか見つからずに困ってしまいます。
しかも、今指導しようとしている生徒達は、長距離が専門(遠泳)で、練習も海の練習が中心です。大会も海で10キロとか泳ぐみたいです。
確か、はじめの要請内容は、「短距離水泳の分野における専門知識が要求され、その経験から現地人訓練生の養成と、現在のトレーナーの不足技術を補う」と、書かれてあって、隊員に必要な条件として、「男性・短距離水泳での専門知識」とあったはずなのに…。
私は、海で遠泳など指導したことはおろか、自分で遠泳をしたこともないのに…と少し途方に暮れています。
今は、とりあえずチームの練習を見学をさせてもらって、練習内容の研究をしている段階です。
9月19日に海での遠泳大会があって、その次は来年の1月に短距離の大会がプールであるということなので、私が指導を始めるのは9月19日以降になりそうです。
詳しくはまた次号以降でお知らせいたします。
さらに、追い討ちをかけるように、部屋には蟻君、ゴキブリ君が大発生しだしました。どうやらこの部屋に空いている穴の中が、彼らの巣らしいです。ああ、忘れていました。ダニ君も頑張っています。
私も、少し弱ってきたので、取っておきの「ありの巣コロリ」と、「コンバット」を使うことにしました。
効き目が現れるのはもう少し先のことだと思いますが、これで彼らとはお別れです。
カイロやアレキは特に少ないように思います。いまだに目にしたことがないほどです。
地方のイスマイリアでは2,3回目にしましたが…。
これは、私が思うに、エジプトは社会主義の側面が多く残っているからでしょうか?でも、同じようなアパートばっかり並んでいるのってなんだか少し変な感じです。
もう少し、個性的だと面白いんですけど。ね。
日本円に換算してみると、約40000円ですね。これで、1ヶ月生活していく訳です(家賃は除く)。
私は、週に1回カイロに上がっているためその度、交通費などで、約100ギネーぐらいの支出があります(外国人は電車代とかが現地人に比べて倍近く高いのです(←現在は撤廃))。これが週4回として400ギネー。
残りを約600ギネーで暮らすわけですね。
今の悩みは、部屋にキッチンがないため、食事は外食をとらざるを得ないということです。
そして、国際電話も高くて(離れてますからね)、3分で30ギネー(約1200円)ぐらいするのです。と、いうことで、これから、寂しくなったらコレクトコールで電話がかかってくるかもしれません。その時は切らないで下さいね。
そして、1日の生活費ですが、例えば8月30日の生活費を見てみると、
・交通費(家からプールまでの往復)
0,8ギネー
・昼食代 サンドウィッチのようなものを3つ
1. 5ギネー
・水代 ミネラルウォーター(水道水はまだちょっと…)
1. 5ギネー
・夕食代 ハンバーガー3つ
3ギネー
・ジュース代 ファンタアップル180ml
0. 5ギネー
と、計7,3ギネーになりました。日本円にすると、約290円ぐらいでしょうか。まあ、これは切手とかトイレットペーパーなどの私にとっての生活必需品を買っていない日の生活費なので、1日平均すると約25ギネー(約1000円)ぐらい使っているのでしょうか。
今は、けちけち生活していて、時々ビールなどを飲みにいって憂さ晴らしをしています。
キッチンがあればもう少し楽になると思うのですが、厳しそうですね…。
それでも、まだ表通りはましなのですが、裏通りに踏み込めば、そこには未知の世界が待っています。まだ、乾燥気候なので救われているのでしょうが、これで日本みたいに湿気の多いところだったら、確実に伝染病が蔓延してそうです。
彼らの言い分としては、「ゴミは掃除してくれる人がいるから、どこに捨てても問題ない」らしいです。
エジプトは、階級主義というものが存在しており、「ゴミ掃除をするのは、階級の低い人たちの仕事だから」といった意識が一般的な考えといっていいでしょう。でも、自分の家はきれいにしてるんですよ〜。これっていやですよね〜。
エジプトは観光立国といってもいいでしょう。観光客が外国から沢山訪れて、それが外貨収入の重要な役目をしています。そんなお国なのに、もう少しきれいにしてもいいんじゃないかと思ってしまいます。これでは、リピーターも減ってしまうでしょう。
かくいう私も、街に落ちているゴミを一つ一つ集める気にはとてもなれませんが、自分のゴミだけは責任を持ってゴミ箱に捨てるように、あとげんと一緒に決めています。
それで、どうなるわけじゃないということは分かってはいるつもりなのですが、せめて、自分達だけでも…といった気持ちは忘れず持ち続けていたいものです。
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