メイヤメイヤ １８
目次
一時帰国しました（上）
あとです
一時帰国しました（下）
シャルムシェイク
編集後記
美しいウマーサと共に->一時帰国しました（上）
兄貴の結婚式に出席するため１月早々に約２週間一時帰国して来ました。偶然エジプトに遊びに来ていたあとげんの友達とシンガポールまで一緒の飛行機だったので、機中は退屈することなく過ごせました。
実に約１年半ぶりの日本です。日本で「ショクラン（ありがとう）」とか言っちゃ駄目だぞ。とか、タクシーに乗る時に行き先を叫んだり相乗りをしようとしたりしないように。とか、さまざまな注意事項を自分の頭の中で反芻しながら成田空港に到着しました。でも、さっそくレストランでショクランと…
日本に着いてまず嬉しかったのは本屋さんです。雑誌や書籍が宝石の山のように輝いてます。私は早速俗な雑誌を買い漁りました。
実家に戻ったのは翌日でした。タクシーの中で最近の松山についての講義を受けているうちにタクシーは家に着きました。
懐かしい実家の玄関の前にはこれまた懐かしい愛犬ジョー君がいます。ジョーとは彼がまだ子犬の頃の短い間にしか一緒にいなかったために私のことを覚えてくれているかが不安でした。
ジョーは私を認めるとしばらく不思議そうな顔で私を眺め（約３０秒）、それから鼻をヒクヒクさせて体中を匂ってきました。そして、どうやら思い出したらしくしっぽを壊れた振り子時計のように大きく振りながら顔中を舐め回してきたのです。フリスビー買ってきた甲斐がありました…
髪を切ってさっぱりした後は久し振りにすき焼きなるものを食べました。幸せでした。
（下）へ続く
あとです
人は、まあ結局、それぞれ感じ方がちがいます。はあ。それにしても、何で僕は、アラブ音楽に馴染めないのかな。
いや、いいんです、別に。馴染まなくたって、生きていけるから。
でもね、不思議じゃないですか。彼らのあのノリよう。
いいんです、別に。人それぞれだから。人によって好きなもの、好きなこと、やりたいことも、違うし。
でも、願わくは、僕の好きなものが、みんなのやりたいことになって！
あと、。
一時帰国しました（下）
日本にも少し慣れてきた頃、兄貴の結婚式がありました。お姉さんになる陽子さんは今回初めて逢ったのですが、とてもきれいで感じもよくこれから兄貴ともどもよろしくという感じでした。
結婚式はとてもよかったです。親父代りにモーニングを着せられたのはちょっと…って思いましたが、兄の会社の先輩の司会も味がありアットホームな感じの披露宴になったと思います。
私もとうとう５月でおじさんです。私の名前は「浩平」兄貴は「洋平」親父は「心平」と、家は「平」一家で、兄貴は男の子が産まれたらやはり「平」をつけるみたいです。
女の子だと「平子」か「平美」ですかね？ぐれそうですね。
新婚旅行は沖縄でリゾートしてきたみたいです。
旅行から帰ってきて私はお土産をもらいました。ワクワクドキドキしながら開けてみると中から出てきたのは「ウクレレ」と「オカリナ」…。これらには何らかの意図が含まれているのでしょうか？
ちなみに日本から買って帰ったあとげんへのお土産は喜んでもらえたみたいです。よかったよかった。
シャルムシェイク
先日、協力隊員の７名でシナイ半島の南端にあるシャルムシェイクというリゾート地に旅行に行ってきました。ここは別世界とは聞いていましたが、訪ねてみると本当にびっくり。もうここはエジプトじゃありません。
街は（エジプト人以外の）外人ばかり。海もとてもきれいです。
しかし、残念だったのは天気が悪く海で泳ぐことが出来なかったことです。
雲母（キララさん、ギザの自動車隊員）さんはそれでも「せっかくこの日のためにシュノーケルを買ったから」といい、我々の忠告も聞かず荒れている誰一人泳いでいない海の中に入って行きました。
彼は２分も経たないうちに体中をぶるぶると震わせながら上がってきました。そして、タオルを取ると急いで体を拭きながら「面白いよ〜」と一言…。もちろん私たちは入りませんでしたけど…
２泊３日という短い旅程でしたがなかなかリフレッシュすることが出来ました。
最終日には砂漠の中を４輪バギーで走りました。ここでもはしゃぎすぎた雲母さんは係員に何度も注意され最後は監視付きで走る羽目に…。
今度は仕事の休みを利用してあとげん、キララさんとダイビングの免許を取りに行こうと計画しています。
初めてのダイビングが紅海ってのもなかなかいい感じがしませんか？
でも、キララさんがまたはしゃいで注意されないかが心配です…。
編集後記
･あともうちょっとで日本。嬉しいよ（阿登）･ジョー （コウヘー）
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