ROW関数では、次のような書式で、対象となるセルの行番号を知ることができます。
MODは、次のような書式で、数値を除数で割ったときの剰余を返す関数です。割り切れた場合には、0が返されます。
この「数値」としてROW関数による行番号を指定し、「除数」を2とすれば、MOD関数の戻り値でその行が奇数行か偶数行かを判別できます。
Excel 2013/2010/2007の場合 | Excel 2003/2002の場合
Ctrl + Shift + End キーは、データが入力されている最後 (右下隅) のセルまで選択範囲を拡張するショートカットキーです。
セル範囲を選択しているときには、その左上隅のセルが、条件付き書式の基準となります。
条件式「=MOD(ROW(A2),2)」は、偶数行のセルで0を、奇数行のセルで1を返します。0は偽(FALSE)を表す数値なので、偶数行のときには書式が適用されず、奇数行にのみ書式が適用されることになります。
ちなみに、偶数行を塗りつぶしたいときには、「=MOD(ROW(A2)+1,2)」という条件式にします。このような条件式にすると、奇数行のときに0が返されるようになるので、偶数行にのみ書式が適用されます。
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