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テストごとの順位を知りたい

 

RANK関数を使います

RANK関数を使うと、指定範囲内における指定数値の順位を知ることができます。

 

RANK関数の書式は次のようになります。

RANK(数値,参照,順序)

数値:調べる対象の数値を指定します

参照:対象数値の含まれるセル範囲を指定します

順序:「0」を指定するか省略すると、降順での順位を調べます。 「0」以外の数値を指定すると、昇順での順位となります。

 

※RANK.EQ関数を使っても同様の結果を得られますが、Excelの下位バージョンでも有効なRANK関数がオススメです。


Excel 2016/2013

 

@作例では、「1学期中間」〜「3学期期末」それぞれでの順位を求めます

A順位を求めるときには、RANK関数を使います

※RANK.EQ関数でも順位を求められますが、Excelの下位バージョンでも有効なRANK関数のほうがオススメです。

B引数「数値」として、順位を求めたい数値を指定します

C引数「参照」として、他の数値すべてを選択します

DF4キーを2度押して、行のみの絶対指定に変えます

行のみを絶対指定にしておくと、同じ数式を他の列にコピーして利用できるようになります。

閉じ括弧を追加して、EnterキーでRANK関数式を確定すると、指定数値の順位が表示されます。

E同じ列の他のセルにRANK関数式をコピーします

行番号が絶対指定になっているので、同列の他のセルにコピーしても、正しく順位が表示されます。

F列番号をクリックして、「順位」の列全体を選択します

G選択中の枠を、マウスの右ボタンを使って、「1学期期末」の列の右隣にドラッグします

表示されるショートカットメニューで「右へシフトしてコピー」を選ぶと、選択中の列のコピーがそこに挿入されます。

H手順Gを繰り返して、「2学期中間」〜「3学期期末」の右隣にも「順位」列を挿入します

「1学期中間」〜「3学期期末」それぞれで、各人の順位がひと目でわかるようになります。

●平均値と順位を求め、さらにその推移をスパークラインで視覚化する手順を動画にしたものです