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重複値を無視して、伝票番号の個数が知りたい

 

COUNTIF関数を使った配列数式で求めることができます

COUNTIFは、セル範囲の中から、単一の検索条件に一致するセルの個数を返す関数です。

このCOUNTIF関数は、次のような書式で使います。

COUNTIF(範囲, 検索条件)

範囲:対象となるセル範囲を指定します。同じCOUNTIF関数式を他の行のセルでも使うときには、F4キーを押して絶対指定に変えておきます。

検索条件:文字列や数値、またはそれらが入力されているセル番地を指定します。

 

配列数式でCOUNTIF関数を使うときには、「検索条件」にセル範囲を指定できます。それに含まれるセル値それぞれで「範囲」に対する検索が行われ、それぞれの個数が返されます。

{=SUM(1/COUNTIF(範囲,検索条件範囲))}

このような配列数式にすると、重複値の重複数は、それがいくつであっても収束されます。たとえば、「範囲」に3つの重複値が含まれていたら、それぞれのCOUNTIF関数での結果は1/3となります。それが3度返ってくるので、SUM関数で足すと1になります。

重複値が2つであっても4つであっても、すべて1に収束されるので、SUM関数での合計は、重複しないユニークな値の個数となります。

Excel 2016/2013

 

@「伝票No.」列には、重複する値が含まれています

作例では、重複する値を無視して、いわゆるユニークな値の個数を配列数式で求めます。

A配列数式では、基本的にSUM関数を使います

 

B「1/COUNTIF(」として、COUNTIF関数の結果を、重複数に応じた分数にします

たとえば、重複数が3なら1/3に、4なら1/4になるようにします。こうすると、重複数分を足したときに必ず1となります。

C「範囲」に「伝票No.」データのセル範囲を指定します

 

D「検索条件」にも同じセル範囲を指定します

E半角の閉じ括弧を2つ入力して、数式を完成させてから、Ctrl+Shift+Enterキーを押します

F数式の両端に{}が自動的に追加され、配列数式としてユニーク値の個数が求められます

※{}は手入力できません。

※データ数が多い場合には、計算に時間がかかります。

●SUM関数を使った配列数式は、SUMPRODUCT関数式に置き換えることができます

※SUMPRODUCT関数式にしても、計算に要する時間が短縮されるわけではありません。Enterキーで数式を確定できるようになるだけです。

 

デル株式会社

 

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