行ってみました(#2)敦煌、西安

 ゴビ砂漠の中のオアシス敦煌、西安に行ってきました。実は昨年(2000年)から中国では景気刺激策のため、5月メイデーの時期にいっせいに一週間の長期休暇をとることになりました。いままで外国人観光客が訪れるだけだった観光地は、国内旅行をする中国人で溢れています。地の果てシルクロードも人でいっぱい。今後ゴールデン・ウィークに中国へ行かれる方はその覚悟で、、、

敦煌の砂漠へ向かうバス。

たそがれのオアシス(午後9時)

今は観光客を乗せるラクダ。飲まず食わずで1週間も人や荷物を乗せて旅することができるラクダは、かつてシルクロードの主要交通機関だった。

敦煌の民家。殆ど雨の降らないこの地方では、冬を越すために必要なオンドル用の薪を屋根に置いて乾燥させる(右)。

洞穴の仏教芸術で名高い莫高窟(写真左)。川の侵食によってできた岩の側面に作られた洞窟は300以上。これらの洞窟は当時の僧侶らによって1000年以上に渡って掘られた。中には仏像が祭られ、壁画が描かれている。

洞窟の内側。この地方特産のシルクの絨毯はこの壁画のデザインをまねて織られている。本当は撮影禁止。(左下)

これも壁画のひとつ。(右)

こちらは西安。三蔵法師がインドから持ち帰った仏典を保存するために建てた塔。

西安の市場で見たストリート・ミュージシャン。「1曲3元」というのを「2曲5元(80円くらい)」にまけさせて歌ってもらった。中国で流行っているテレビの主題歌などを演奏してくれる。20世紀初頭にメンフィスの街角で育った、ブルースを思い起こさせるような光景。(右)

法事。

天国にいった人が困らないようにお金を燃やしているところ。コンピュータを使わない「電信振り込み」です。

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