ENGLISHExposure Time Calculator

使用方法

変更履歴

RTcalc説明書2015/2/6 Ver 1.11 ガンマ線タイマー機能を追加しました。
2015/1/28 Ver 1.1 配管スケジュール表を表示するようにしました。

はじめに

  1. オプションメニューを表示して「単位設定」をタップします。
  2. 「放射能」の単位を、ベクレル(GBq)、キュリー(Ci)から選択します。
  3. 「距離」の単位を、センチメートル(cm)、インチ(inch)、フィート(foot)から選択します。
  4. 「透過厚さ」の単位を、ミリメートル(mm)、インチ(inch)から選択してください。
  5. オプションメニューを閉じます。

初期値は、
「放射能」 =GBq
「距離」  =cm
「透過厚さ」=mm

となっています。



■ガンマ線

  1. 最初に使用するときは、核種を選び、線源の購入日(検定日)・購入時強度(GBq)を入力する。
  2. 「計算」ボタンをクリックして、現在のベクレル数が計算される。
  3. この日付とベクレル数は端末に保存され、次回の起動時には半減期から現在のベクレル数を計算して表示される。
  1. フィルムメーカー、フィルムタイプを選択して、スライダーから濃度を決定する。
  2. 濃度は、次の「鋼の透過厚さ」として指定した部分の目標濃度である。
  3. 線源-フィルム間距離(mm)を入力する。
  4. 鋼の透過厚さ(mm)を入力する。
  5. 「照射時間の計算」ボタンをクリックすれば、最適な照射時間が表示される。


※ 濃度の数字部分をタップすると、デフォルトの 2.5 に設定される。

※ 保存される線源は一個のみです。次回のバージョンアップで、保管庫(データベース)機能を追加予定。

■エックス線

  1. ラジオボタンで、エックス線装置メーカーを選択する。
  2. プルダウンメニューから、エックス線装置を選択する。
  3. 管電流が可変の装置では、管電流をスライダーで指定する。デフォルトでは最大管電流が表示されている。
  4. 管電流が一定の装置では、スライダーは変更できない。
  5. ラジオボタンで、フィルムメーカーを選択する。
  6. プルダウンメニューから、フィルムタイプを選択する。
  7. 目標とする濃度を指定する。この濃度は、次の「鋼の透過厚さ」として指定した厚さ部分の目標となる濃度である。
  8. 焦点-フィルム間距離(mm)を入力する。
  9. 目標濃度としたい箇所の鋼の透過厚さ(mm)を入力する。

条件の計算方法は二とおりある。

  1. 照射時間を一定とし、管電圧を計算する。時間(通用は1.0分)を入力して『時間⇒管電圧』ボタンをクリックすると、最適な管電圧が計算されて表示される。
  2. 管電圧を指定して(通常は最大管電圧)『管電圧⇒時間』ボタンをクリックする。最適な照射時間が計算されて表示される。
  3. 装置の仕様を越える場合には、時間と管電圧の両方が変更され、最適な条件を表示する。

※ 管電流の数字部分をタップすると、最大管電流に設定される。

※ 濃度の数字部分をタップすると、デフォルトの 2.0 に設定される。

※ 時間の数字部分をタップすると、1.0分が設定される。

※ 「Erase」ボタンクリックで、距離、透過厚さ、電圧が消去され、時間は1.0分となる。

配管スケジュール表

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