いつも、こういうレポの書き出しって緊張するのです。
なんて書き始めよう、と思って。
んー、でも今回の私の気分的には、
舞台中のことばを使うとすると「♪罪な奴!」でしょうか(爆)。
いやまさか、こんなまっさかさまに堕ちるとは思いもしなかった…!
東京は(新公を除いて)2回で十分と思っていたのに、
あわてて千秋楽のチケットを手配することに…(*>_<*)。
でも、本当に観て良かったデス☆
ご協力くださった皆さま、本当にありがとうございました!!
『ジプシー男爵』
考えてみたら、ムラで見たレポも書いちゃいなかった(新公以外)。
ので、すべて合わせて、残しとこうかな。
■脚本・演出:谷正純
初っぱな、ムラで見たときに思い出しましたよ。
ああ、谷クオリティだ、と(^ ^;;。
5年前の、妖精なんかいるもんか! を思い出しました。
原作がある分、誰も死なないし、誰も悪い人いないし、
場面ごとの繋がりはとてつもなく悪かったりするけど
(戦争にあんなに大仰に出かけていくのに、あっという間に帰ってくる男達…)、
それでも5年前の、白い血に比べたら何百倍もいいよ。
マリア・テレジアは「女王陛下」じゃなくて「女帝陛下」だけどな!
ハプスブルク600年の歴史(マリアの頃は450年くらいかな)は
とだえさせない…!!
でも、ヨハン・シュトラウスらしい音楽は、
とくに大合唱とかでとても良かったよね☆
■シュテルク・バリンカイ:霧矢大夢
やっぱり、初見のときには、
『ミーマイ』博多座公演を思い出しました。
ちょっと、自由奔放さの方向性が、ビルに似てるよね。
霧矢さんらしい自由さが良かったデス☆
しかし、正当な後継者が愛する者とキスを交わすと、
地下から宝の山がせり上がってくるって科学的にどういう仕組み…!!(*>_<*)
■ザッフィ:蒼乃夕妃
オペレッタの、ソプラノの、
かなり高音のアリアとかもあって大変だったろうけど、
とてもまりもちゃんらしい、素敵な女の子でしたね。
「困っています!」が可愛かった(*^ ^*)。
トルコ総督の娘、ってことは、トルコ人、なのねん。
オスマン=トルコね。
でも、どうしてジプシーに育てられていたのかしら。
私が、ジプシーの場面はゆりやちゃんに釘付けで話を聞いてなかったから
分からなかっただけかしらん。
そういえば、初めてシュテルクと会うシーンで、
「♪〜〜〜 ジプシーが来る。……この歌は?」と問われて、
「…ジプシーの歌」と答えるたびに、こっそりがっくり来てました(爆)。
いや、そりゃそうでしょう、みたいな。
でも、ここでこの曲のタイトルが
「見よ、ジプシーの夜明けと永遠の休息を」とかだったら、
それはそれでいやんなっちゃうね(笑)。だからいいのか。
■パリ:龍真咲
思春期っぽい男の子ですなあ。
「待てよ、俺は認めないぜ!」と登場するあたりが
1世代前のジャンプ系スポーツ漫画を彷彿とさせて、楽しくなります(爆)。
大人になれよ、三井…(>_<)。
■オトカー:明日海りお
ある意味、みりおちゃんらしい配役。
それこそ「可愛い」と言われるのがコンプレックスなみりおちゃんにとっては
逆に、殻を破ることが難しいのかもしれないけれど。
でも、夢見がちな(いや、あれだけ星が出ていて、
みんながいるのに気づかないとは言わせないよ(笑))デュエットとか、
あるいは「愛する人を守るために戦う、…!」の大人の階段とか、
とても良かったデス☆
■ジュパン:汝鳥玲
千秋楽、奥さんである天野ほたるちゃんと一緒に、
花嫁の両親のシーンで歌舞伎のように見得を切っていて拍手が起きました☆
でも私、やっぱりどこを見てたのか、
千秋楽では汝鳥さんのぶたさんグッズがたくさん放出?されていたらしいのに
まったく気づかなかった…(T_T)。
■カルネロ伯爵:越乃リュウ
どうして谷先生は越乃さんにへなちょこな役をさせたがるのか!
5年前の、きっとファンの皆さま的にはなかったことにしたいだろう
あの役を思い出してしまったよ…(>_<)。
でも、ちゃんと笑いを取っていて良かった。
ただ、どこで読んだんだか、
元のオペレッタではカルネロ伯爵の、20数年置き去りにされていた奥さんも
何らかの形でお芝居の中に絡んできたらしい。
きっとトップさんに焦点を絞るためにそのあたりの設定を削ったんだろうけど、
うーむ。
しかも「仕分けされた」はないよなあ…(T_T)。
私に、笑ってあげる優しさはなかったよ…(T_T)。
■マリア・テレジア:花瀬みずか
昔々、お花サマ(花總まり)が女帝エカテリーナ2世を演じられたときに
お召しになっていたドレスを着て。
しかし、あーちゃんは品があるねえ(*^ ^*)。
■トボル:桐生園加
園加ちゃん、本当にごめん…だって、ジプシーなんだもん。
観劇回数を重ねれば重ねるほど、声のみのご出演になっていった…(^ ^;;。
でも、あのダンス対決シーンの最初のソロでは観ていたよ(*^ ^*)。
■ホモナイ伯爵:青樹泉
軍服が似合うなりー。
徴兵の酒は美味しそうなりー。
■イシュトバン:星条海斗
マギーも、頑張れ…!!
■船頭:研ルイス
正直なこと言っていいですか。
初めて歌が上手いと思いました(爆)。
いや、ホントよかった。
スカピンのサンシール公爵も良かったけど。
■ツィプラ:美鳳あや
みっぽうちゃんも本当に幅の広い役者だったなあ。
私の中では「SENA!」であさこちゃんと踊ったデュエットダンス、
それから「ミーマイ」のアナスタシア・ブラウン夫人と
「エリザベート」のルドヴィカが印象に強いかなあ(*^ ^*)。
本当に、月組にとって大切な戦力でした。残念。
未来に幸あれ。
■ヨランダ:天野ほたる
3人娘より美人だと噂だった(笑)お母さん。
ほたるちゃんと言えば、やっぱり「マジシャンの憂鬱」の店員でしょう!
あの、初日の大爆笑は今でも忘れない☆
「A-'R'ex」の幼なじみ役も良かったけど。
美人なのにはっちゃける、という意味では「ラストプレイ」も秀逸でしたね!
本当にありがとう。
■フローリカ:憧花ゆりの
そんな名前だったのか、というのは置いといて。
ここで何が書きたいかというと、
まあ、男達が戦場に行ってしまった後の、女達の歌が好きだ、ということ。
あれは宝塚オリジナルの音楽だそうですが。
■アルゼナ:彩星りおん
りおんちゃんのような歌手でも、
あのAの「♪オトカー〜〜〜〜」はやっぱり大変だったのね(^ ^;;。
でもとても可愛いので、
あの「ぶひ!」をやるのが可哀想だった…!
■ビハリ:紫門ゆりや
そ、そろそろ書いてもいいかな(笑)。
ビハリ。
そんな役名だったとは、お茶会までつゆ知らず(爆)。
しかし、とっても可愛かったです(そればっかり)。
ちっぽけな男(笑)らしく、財宝を目にしてもちっちゃめなモノを手にとって☆
そして、昨日知ったのですが、ゆりちゃんは左利きなのだそうです☆
お箸は左で、鉛筆が右。私と逆(笑)。
でも、それで謎が解けた。どうして肩からマントを掛けてる軍服で、
わざわざ左手をあげて手を振るんだろう、と思っていたの。
左利きだからなのねー。
東京新公レポで書き忘れてたんだけど、
オトカーとして戦争に行くことを告げたあと、
ジュパン役のたまきちと握手をするのだけど、
そこで左手を出そうとして、一回マントから手が出てこずに、
えいえい、ってやっていたのがとても愛らしかったのでした(*^ ^*)。
(本当は、左手の握手は別れの握手ーって思ったけど)
…でも、ということは、
殺陣など、右手で剣だったり小道具だったりを扱わなくちゃならなかったりするのって
けっこう大変なんじゃない? おおう。
あとは、群衆芝居としての、
真ん中の方々に呼応する表情の変化が、とても好きでした☆
そうそう、男役に眉根を寄せる表情は大切よー(*^ ^*)。
そして、赤い軍服で、真咲サンの後ろで旗を振り回す、
若さにあふれた勇ましさも愛らしく(*^ ^*)。
す、すみません、千秋楽、手拍子を途中でやめて
オペラでゆりちゃんをガン見しました(*>_<*)。
そのほかのジプシーでは、
やっぱり宇月(颯)くんと鳳月杏ちゃんに目が行った…けれど、
そうか、いまプログラムを見ると、ちなつちゃんは役名がないのね…(^ ^;;。
難しいところだなあ。
『Rhapsodic Moon』
第1章 プロローグ
こちらのショーも本当に5年前を彷彿とさせる展開なのですが(^ ^;;、
とくに千秋楽などみんなのかけ声が熱く、
とっても盛り上がっていたのでヨシなのです。もう。
それこそが生徒さんたちの力。
というわけでプロローグね。
といっても、東京では正直、ゆりちゃん探しに終始していたので、
あんまりよく分からない…!
オレンジの衣装のゆりちゃんは、
いっしょうけんめい男前な、挑戦的な表情を作っていて素敵でした(*^ ^*)。
第2章 月の輝く城
一応、みりおサンのトートver.もファントムver.も見ましたー☆
でもそうねー、やっぱり綺麗なお顔を隠さない方が好きかもー。
紫の口紅(MACかしらん(笑))も素敵だったけど。
ここ、まりもちゃんもいいのだけど、
侍女の一人のみっぽうちゃんがとてもとても綺麗なのです。
みっぽうちゃんも、品のあるダンスをするよねー。
これからも踊り続けて欲しいなあ。
そして霧矢さんの長髪は、うーんと、えーと、
私は短髪のほうが好きです(>_<)。
第3章 Moon Dance
ごめんね、まさおさん、そしてもりえさんとまぎーさん、
他の皆さま、
声のみのご出演です(爆)。
だってここのゆりちゃん、ほんっとうに頑張ってるんだもんー(*^ ^*)。
ダブルのスーツにソフト帽。
男役らしい着こなしを頑張り、
踊ってるときもそうだけど、
それより上手花道近くでただ星輝つばさクンだとかに声を掛けたりしながら
ただリズムを取ってるだけのときに、
帽子のつばを直したり、ネクタイ直したり、襟元直したり、
そんなにスーツのかっこつけ3基本を忠実にこなさなくとも大丈夫よーというくらい(笑)
いっしょうけんめい手を動かしていて(*>_<*)。
もそっと大人になってくるとそんな必要もなくなってくるのでしょうが、
若さゆえの頑張りにきゅんきゅんします☆
ちゅーちゃん(咲希あかね)と踊るときの
至近距離投げキッスもきゅーーーーーーーーーーーーーーーん☆
なんだけど、
こっそり好きなのは、
もう一度上手1列目に戻ってきて踊るときに
まさおさんの歌に合わせて「♪君を探して」と口が動いてるの。
その1フレーズのみ。
思わず出てきちゃうのかなー(*^ ^*)。
しかも、そのあとのまさおさんの掛け声に合わせて掛け声もかけてるらしく
(マイクないし聞こえないんだけどね)、
ちょっと眉間に皺寄せて、男前度UPなのです☆
絶対DVDに残ってないだろうなー(^ ^;;。
第4章 LUZ・月の光
中詰めですね(*^ ^*)。
ゆりちゃんも若手グループに入って銀橋渡りー☆
初銀橋渡りだそうな!
…こうやってみんなオトナになっていくのねー(*^ ^*)。
びっくりしたのは、千秋楽で
トップさん以下皆さん銀橋に出てきたときに、
私のお隣に座っていた方が手を動かしてちっちゃく踊ってたこと☆
はまってらっしゃったのね! いいなー(*^ ^*)。
確かに今回の中詰めは、慣れれば踊れそう☆
そして最後に残る、まりもちゃん。
東京初見のときに、あの指さし確認を頂きました(思いこみ)☆
オペラで見てたので、思わず頭を椅子にぶつけたわ。
第5章 CARAVAN
蜃気楼。
そのかちゃんのトリプルターンに初見時、息が止まりました。
あまりにも綺麗な回転だったので(>_<)。
い、いま、他の人より早かったよね(回るのが)って。
でも、ゆりちゃん含め、そのほかの蜃気楼の皆さまもいい。
たとえ曲目が「 キャラバン」で、
あのヒトの前世を彷彿とさせるものであっても☆
第6章 砂漠の月
EL VIENTOを彷彿とさせる霧矢さんのお衣装と、
そして砂漠の男達…。
蜃気楼の皆さんのお衣装ってどこで観たものだっけ…?
ずっと気になってるのですが思い出せない。
第7章 フィナーレ
(なぜかココだけ、場面ごと)
第17場 Things are swingin'
そのかちゃん…!!!(*T_T*)
花組新公エリザベートのルキーニを観た者としては、
本当に胸が熱くなる…(*T_T*)。
3度上の音から歌い始めてた、あのそのかちゃんが「歌う男」だなんて…!!!
そして、銀橋で、しかも客席を釣りながら歌い歩くなんて…!!!
ああ…!!!!!
今度のバウ、楽しみです…!!!!!!!
第18場 ラインダンス
花陽みらちゃんがひたすらセンター。
しかも、なにげにすごいワザ入れてるよね!
まるで黒鳥の32回転的な(もちろん32回転もしてないけど)…!!!
あすこ、拍手したかったのって私だけ?
第19場 黒燕尾
ほ、本当に「罪な奴」ですよ…(*T_T*)。
凛々しい顔にキメて頑張って踊ってるゆりちゃん。
正当派にカッコイイのです。
たぶん、これでもそっとオトナになったら、
ひたすら前を見て踊るのではなく、
「白目にライトを当てる」じゃないけど、
目線だけヨコに配ったりするワザも身につけて、
より色気を出してくれるのでしょうが、
今はまだいいのです。
なにより、正当派なことが嬉しい。
第20場 紳士と淑女
まりもちゃんを中心とした娘役さんたちのダンス
(ここ、ずっと「♪パ〜ヤパ〜ヤパ〜〜ヤ〜〜〜」だと思ってた…(爆))、
そしても一度男役さんたちが出てきて一緒に踊る、シーン。
ゆりちゃん、 1列目に出てきて、みりおちゃんに何度も笑顔を送るのだけど、
みりおサンからは一度しか返ってこないのがまた、
みりおサンのSっぷりを想像させていいですなあ(爆)。
第21場 デュエットダンス
デュエットダンスはいいですねえ(*^ ^*)。
そして今回は、二人の歌手、
沢希理寿ちゃんと輝城みつるくんが大階段の端で歌うのですが、
その歌声がとても素敵。
こういう扱われ方はいいですね!
第8章 パレード
桐生園加サンもパレード一人降り!!
うれしいなあ!
そして、ゆりちゃんは下手花道☆
一度、下手前方で観たときに、
ひたすらゆりちゃんを見上げてたのですが、
最後の最後、花道にはける直前まで見てくれませんでした(笑)。
ぜったい視線は感じてたと思うんだけどなー(笑)。
ゆりやサンもSだというウワサは本当でしょうか☆(萌)
…いやあ、こんなに偏ったレポになるとは自分でも思いませんでしたコトよ。
これじゃ月組レポではなくゆりちゃんレポだ…(^ ^;;。
う、浮かれてるってことで、許してたも…(>_<)。
fin
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