身近な鳥更新(2025年4月28日)
庭先や人家の近くでも、野生味あふれるドラマが繰り広げられています。
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里で冬越し(2025/03) 先に紹介したルリビタキ(右)は、春から秋は高原で過ごし、冬は里に下りてくるという生活パターンで山と里を行き来しています。左のイワヒバリはさらに高所の山岳地帯が普段の生息場所で、高山が雪に覆われる冬だけ低地に下りてくるようです。山間の民家の庭先で餌をついばんでいました。雪解けももうすぐなので、高所好きのどちらの小鳥も今月末には山に帰ってしまいます。 |
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きれいでかわいい訪問者(2025/01) またこの冬もこのきれいでかわいい「青い鳥」が庭先に来てくれました。ルリビタキのオスです。「クックックック・・」とつぶやきながら、餌を探していました。 |
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仲良しグループ「カラ」のメンバー(2023.12) ・左上・・ヤマガラ。好奇心旺盛で大胆な、グループのリーダー。 |
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緑の中で・・U(2023.06) 左上:アオバズク(青葉木菟)、この季節に南方から渡ってきます。既に青葉が生い茂る初夏なので、ゆっくりする間もなく、すぐに巣作り、産卵、抱卵、育雛と、これから忙しい日々を送ります。 |
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チャーミングイエロー(2023.02) ミヤマホオジロを久しぶりに庭先で観察できました。オスはご覧のとおり、頭とのど元の黄色がチャームポイントです。もちろん、頭のトンガリも黒いVネックも目立ってます。こう見えて、案外臆病で警戒心が強く、藪の中からなかなか出てきません。こちらも我慢比べのようにじっとしていて、目の前に出てきてくれると、チョーうれしいです。 |
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青い鳥(ブルーバード)の魅力(2023.01) この冬も、庭先にルリビタキのオスが来てくれました。日本で見られる「青い鳥」瑠璃色3種のうち、オオルリとコルリは夏鳥ですが、このルリビタキだけは高地と低地を行き来する漂鳥なので、一年中観察することができます。特に冬は平地まで下りてきて、人を怖がらずに愛想を振りまくので、バードウオッチャーならずとも、引き寄せられるでしょう。 |
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ようこそここへ♪(2022.02) この冬も自宅周辺にルリビタキが来てくれています。この時は「クックッ」と鳴きながら、さほど警戒もせず動き回っていました。幸せを運んでくれるかどうか分かりませんが、この小さな青い鳥の来訪には、いつも心が癒やされます。 |
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すぐそこにいた「青い鳥」
2月上旬の昼下がり、庭の片隅から低音の舌打ちのような声が聞こえてきました。ルリビタキの地鳴きです。 ほどなく、枯れ枝の中にオスを見つけました。見事な美しい青色(瑠璃色)です。脇腹のオレンジも洒落てます。同じ「青い鳥」でも、オオルリやコルリは標高高めの山林に渡ってくる夏鳥ですが、ルリビタキは渡り鳥ではありません。他の「青い鳥」と同じように、夏は高山の林中で繁殖しますが、冬場はこうして里山に下りてくることもあるのです。身近なところで見つけると、幸福感とまではいきませんが、得した気分にはなりました。 |
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アオバズク親子(2020.7)
7月以降、公園のアオバズクは子育てに忙しく、日没直後からヒナにせっせと餌を運んでいました。そのおかげで、ヒナたちはすくすくと育ち、7月下旬のある時、無事に3羽が巣立ったようです。親子でも兄弟でも体の大きさにはそれほど差がありません。巣立ったと思われる日から1週間後の朝、アオバズク一家は巣があった木から、200mほど離れたエノキの大木にとまっていました。左は父親を除く4羽、右は多分母親と次男です(全くの当てずっぽうですm(__)m)。写真では分かりませんが、ヒナたちは、良く頭をクルクルと回します。見るもの、聞くものすべてに興味を持って、「何だろう?何だろう?」と「?」マークを出し続けているように見えました。 |
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青葉の中の・・(2020.7)
近くの公園の片隅にあるソメイヨシノの青葉の中に埋もれるようにとまっていたアオバズクを見つけました。アオバズクとは「青葉木菟」で、まさに「名にし負ふ」様子でした。フクロウの仲間ですが、南方から渡ってくる夏鳥です。最近は見かけることが少なくて、ヨタカやアカショウビンと同じように行く末が心配な野鳥の一つです。全長約30pほどで、昼間はこのように樹上で休んでおり、日没とともに活動し始めます。昆虫や小動物を餌にしているようです。 |
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シジュウカラ(2017.5)
4月、庭の一角にプランターを利用した巣箱を設置しました。余程の住宅難だったのか、設置したその日にシジュウカラが穴をのぞきにやってきました。すぐに巣作りし、卵を11個も産み(上)、無事に孵化しました。5月20日現在、子育て奮闘中です。 |
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常連の小さなお客様(2016.12)
真冬の間だけ、庭先の餌台にお供えをして、常連の小さなお客様をもてなします。供物はヒマワリの種、アワやヒエ、熟したカキなどです(ヒマワリとカキは庭で実ったものを取っておきました)。ヒマワリにはヤマガラやシジュウカラは目がなく、アワやヒエはスズメやミヤマホオジロ(上の写真にはありませんが・・)の好物で、熟したカキはヒヨドリやシロハラ、メジロがつつきます。シジュウカラもカキをつついていたのは新発見でした。お供えがあるうちは、ひっきりなしに飛来します。それほど、冬枯れの野山で餌を探すのは大変なのでしょう。 |