富弘美術館
平成18年7月14日加筆・修正
おことわり
開館日、入館料等の内容は当ホームページを作成した時のもので、現在は変更になっている可能性が有ります。予め確認の上、お出かけ下さい。
富弘美術館(とみひろびじゅつかん)は群馬県の勢多郡東村の、渡良瀬川の草木ダムの近くにある東村立の「星野富弘」氏の美術館である。
近くには草木ドライブインが有る。場所は群馬県勢多郡東村大字草木86で電話は0277−95−633,faxは0277−95−6100。
合併により、現在の住所は〒376−0302 みどり市東町草木86
星野富弘氏の名前を知らなくても、花の絵と一緒に書かれた詩を目にした方は少なくないと思う。
絵ハガキ等で時々目にするので、絵をみれば見た事があるというのでは?
1999年(平成11年)の7月12日に栃木県の足尾町に行った帰りに寄ってみた。
入館料は当時は大人300円、子供は200円だったが、平成18年7月現在は大人500円。
(幼児は無料・小中学生は300円、20名以上の団体は2割引)
開館時間は9時〜17時までで、入館は16時半まで。
休館は12月〜3月までの月曜・年末年始の12月26〜1月4日。館内は写真撮影、喫煙、飲食は禁止。
交通は車の場合、高速の高崎、赤城、宇都宮、佐野・藤岡等の各I・Cから概ね1時間20分程度。関越道の東松山I・Cからだと約2時間。
国道122号線沿いで草木湖を目安に行けば判る。駐車場は美術館の敷地内の他にバスも停まれる専用駐車場が50mほど離れた所に有る。
電車を利用する場合は東武線、浅草−相老(東武線の急行「りょうもう号」で約2時間)、相老−神戸(ごうど)まで「わたらせ渓谷線」で45分。
JR線は小山から桐生(両毛線で1時間)、高崎から桐生(両毛線で45分)、桐生から神戸(わたらせ渓谷線で50分)そこから村営バスで10分、「美術館」で下車。
(徒歩だと1時間とのこと)
星野富弘氏は1946年、東村の生まれ。1970年に群馬大学を卒業後、高崎市の中学校の先生になった2カ月後クラブ活動の指導中、墜落事故により頸椎を損傷し手足の自由を失った。
1972年、群馬大学病院に入院中、口に筆をくわえて字や絵を書き始める。
1979年に前橋市で初の作品展を行う。退院。
1981年に結婚。
1991年に東村立富弘美術館開館。(これは「ふるさと創生」事業によって作られたとのこと)
1996年、富弘美術館の入館者が200万人を超える。
氏の描く花の絵や、詩には心が洗われる想いがする。とても口で描かれた物とは思えない出来ばえには障害を感じさせないものが有るが、ここまでなるには相当のご苦労が有ったであろうことは想像に難くない。
私が行った日は雨の月曜日ということもあって、それほど多くの人は居らず静かな雰囲気で鑑賞できたが、それでも全ての展示物(絵に文章が書かれている)と柱等に書かれた詩や文章、ビデオコーナー等もジックリと見れば1時
間は掛かるかと思う。
売店で絵ハガキを買ってきた。
美術館から見る草木湖の景観も、中々の様に思えたが天気が悪くて残念だった。